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勝地涼、山本希望、三木眞一郎が登場!“ノイタミナ”新作「UN-GO」先行試写会開催

三木眞一郎さん、山本希望さん、勝地涼さん、水島精二監督、會川昇さん

2011年10月13日24:45よりフジテレビ“ノイタミナ” にて放映が開始するTVアニメ「UN-GO」。
放送開始に先駆けて、10月2日(日)に「UN-GO(アンゴ)」第1話先行試写会が開催された。

午前・午後の2回に分けて開催された試写会では、午後の回は、結城新十郎役・勝地涼さん、海勝梨江役・山本希望さん、海勝麟六役・三木眞一郎さん、「鋼の錬金術師」「機動戦士ガンダム00」で監督をつとめたことで有名な水島精二監督、「テガミバチ REVERSE」「鋼の錬金術師」で脚本をつとめたことで有名なストーリー・脚本・會川昇さんが登場し、作品に対してや、収録現場の様子など貴重なトークが展開された。
(午前の回には因果役・豊崎愛生さん、海勝梨江役・山本希望さん、水島精二監督、ストーリー・脚本・會川昇さんが参加した)

今回、午後の部に参加してきたのでレポートする。

司会進行は、オタク芸人で知られるサンキュータツオさん。
声優、スタッフ陣が登場する前から、「午前の回では兵庫から夜行バスで来られたという方もいらっしゃいましたが、どうでしょう、皆さんは。このUN-GOマジラブ1000%の試写会は。余計なものがまざりました!スミマセン」「これからたっぷり、中の人たちがまいります。最初くらいですよ?思い切って声だせるの。キャー!とかウギャー!とか。トークショウはじまったらビシッとしずかにしていただかないといけませんので、発声練習の方はよろしいですか?」というオタク芸人ならではのトークで会場を盛り上げ、大いに会場を湧かせた。

さっそく声優、スタッフ陣が登場すると、人気声優陣の登場に会場の女性らは大盛り上がり。
午後は女性に人気が高い、勝地涼さん、三木眞一郎さんが参加されるということもあり、会場は9割女性という比率。
「監督~!」「三木さん~~!」とそれぞれ黄色い声援が飛び交った。
ちなみに午前は豊崎愛生さん、山本希望さんということで、やはりほとんどが男性ファンであったそう。

まずは水島監督と會川さんに作品について語ってもらった。
今回、坂口安吾が描いた「明治開化 安吾捕物帖」を原案に、近未来を舞台にシフトした探偵ものということで會川さんにそのあたりをお聞きすると、「(UN-GOの)作品の中でも語っていますが、“探偵という存在はちょっと古い”みたいな言い方はしているんですけど、“探偵モノ”はちょっと古臭いイメージがあるような気がしますが、一方で名探偵コナンなどがずっと続いてたり、昨今もいろいろな“探偵モノ”のアニメをやってみたりと、“謎を解いていく、組織によらない主人公”というのは、いつの時代でも、人を惹きつけるエンターテインメントの王道の一つなのかなという気がします。(王道だからこそ)探偵ものといえば、こういうのだよね。と(わかりやすいため)間口が広く、敷居の低い作品を作りたかった」と解説。

そんな「UN-GO」の主役、探偵・結城新十郎を演じる勝地涼さんから、どういったキャラクターなのかについて、「一見クールに事件に解決していくというイメージはあるのですが、新十郎のなかにふつふつと“社会に対する怒り”があって、実は熱い男です。あえて飄々としているいうイメージもありますし、自分がなぜ推理しているのかという自分探しもしている。“探偵”というできあがった人ではなくて、自分もなぜなんだろう、ということを抱えながら成長していくキャラクターなのではないかと思います」とうちに感じている思いを伝えた。

また、勝地さんは本業が俳優ということで、劇場版「機動戦士ガンダム00」以来の声優で、かつ主役ということについては、「すごい気合いがはいっています。初めてこの話をいただいた時には本当にお断りしようかというくらいプレッシャーがあり、自分がどれだけできるか不安もありました。水島さんをはじめ、みなさんと創り上げていくという気持ちになって、皆さんに助けられながら、なんとかやれるようになりました。主人公と一緒に自分も成長していくような感じです」と意気込みを語った。

それに対して水島監督も、「確信を持ってキャスティングをしています。声優さんではでない色というのをもっています。PVが公開されるまでは、“役者さんだし”と言われていますが、PV公開されたとたんに“いけるじゃないか”とみんないってくださって。めちゃめちゃいいですよ」と自信を感じさせる語り口で強く語った。

三木さんも勝地さんに対して、「すごいいいですよ。イイっていうのも同じブースにいながら偉そうなんですけども(笑)。すごい熱いものを感じさせてくれるし、スタジオの中の空気を彼が演じることによって彼が支配している雰囲気がすごくいいです」と褒め、思わず勝地さんもガッツポーズ。

この作品のヒロインである山本希望さん演じる海勝梨江について山本さんは、「梨江はお嬢様なんですけども、行動的で活発で大胆なところがあるキャラです。梨江自身は(新十郎の存在を)聞いてはいたのですが、実際に会うのは初めてというところからはじまります。新十郎とは第1話で初対面を果たすのですが、まず“なんだこコイツは”という感じで、(はじめは)あまりいい印象ではない感じなのです」と語り、司会のサンキュータツオさんが、「むかつく、気になる、好き、になるまでの階段ね!!」とツッコミをいれ、会場が大盛り上がり。
山本さんも「そうですね、どこまでいくか今から楽しみにしていただければと思います(笑)」と楽しそうに返答した。

山本さん演じる梨江の父親、海勝麟六を演じる三木眞一郎さんは、「階段を上っていくであろう2人の若者をぷっはーと(タバコをふかすフリをしながら)眺めているおじさんです(笑)」と前のトークをちゃかしながら紹介。
(新十郎、梨江の)お二人の関係はどうすか?の質問に「作品の話ですか、スタジオの2人のことですか(笑)」とちゃかしながら、「スタジオの中はいい雰囲気ですよ。レギュラーが少ないっていうのもあるとは思うんですけども。音響監督の三間さんがうまい具合に役者を引っ張って行って、ブースの仲とサブとの仲を円滑にしてくださった上で、こっちはこっち(演じる声優陣)でうまい具合にまとまるという。いい感じです。みんなでおんなじ空気を吸っている感じがしますね」とスタジオ内での様子を語った。

水島監督曰く、「作品に対するある意味世界を表しているキャラクター。いわゆる新十郎のライバル的な、相手役な部分を持っているし、社会全体のなかでキーになるキャラクターです。存在感と飄々とした感じと、梨江のお父さんという部分と本当に絶妙なバランスで演じていただいている」と麟六という役を語った。

そしてここで、新十郎の相棒である因果を演じた豊崎愛生さんからのビデオメッセージを紹介。
大画面に豊崎愛生さんが映し出されると、会場では口々に「かわいい~」とささやかれた。
「新十郎くんとバディを組む因果という男の子を演じさせていただいているんですが、なかなかミステリアスな美少年で、どうやってこの二人が事件にかかわっていくのかというのをぜひぜひ楽しんで見ていただければと思っています。私自身、こうしてがっつりと主人公の方と一緒に少年役を演じさせていただくのは初めてなので、ドキドキしながら毎回アフレコをしています」とキャラクターについて語った。

また、「毎回シナリオがとにかくおもしろくて、毎週待ち遠しく収録しています。これから1話が上映されるということで、ぜひぜひ“UN-GO”の世界にどっぷりつかって楽しんでいただければ嬉しいです!」と語った。

それに対して水島監督は、「いいお芝居をしてくれてて、僕らが計算していた以上に絵と声が合わさって、すごくいいキャラクターになっていると思います」と答え、豊崎さんがめずらしく少年役を演じたことについては、「他の人がそういうキャスティングをする前に自分がやるという(笑)彼女のお芝居に注目していたので、少年役を演じてもらいたいと思っていたので、今回こういう形になりました」と笑顔で語った。

その相棒因果と新十郎の関係に関しては、たんなる探偵の相棒という枠だけではなく、いろいろある模様とのこと。
しかしまだ現段階では言えないと、期待を感じさせるコメントを監督からもらった。

そして、トークはアフレコ現場でのできごとへ。

三木さんは、「アフレコ現場は楽しいです。毎回差し入れが豪華なんですよ。すごい種類があるよね?差し入れ」と差し入れ話に。どんなものが好きですか、という質問に、「もってかれないもの」という謎の返答。

疑問に答えるように三木さんは、「(もってかれないものとは)スタジオの中で1話の時から流行語になっているんですけど、(差し入れが)パッサパッサしているものが多くて(笑)アフレコ中に限らず、おいしそうじゃん!って食べると、口の中の水分が“もってかれる”んです(笑)“うわやべ、これもってかれる!!”っていう」との回答に、声優という職業ならではの笑い話に会場も爆笑。

口々に他の声優、スタッフ陣ももってかれますね~と答え、和気あいあいとしたアフレコ現場の雰囲気が垣間見れた。

他にも、公式サイトにて公開される「因果日記」という本編とは別のコメディタッチの作品についての収録の様子や、勝地さんについて、やんちゃな感じが山本さんの弟ににているという話や、メンバーとの飲み会での雰囲気など、みんなで楽しみながら制作されている様子が伝わってくるようなエピソードが数々披露された。

また、TVアニメだけではなく、コミカライズや、新十郎と因果の出会いを描いた劇場版が2週間限定で公開される話など、TVアニメ以外での別の試みについても言及した。

最後に、各人からこれからアニメを見る皆さんに対して、メッセージを語った。

會川さんは「探偵ものと言う分かりやすいフォーマットではいっているのですが、原作となっている作品がそうであるように、その時その時の現実の問題をエンターテインメントにいれて、自分なりに消化していくというのがUN-GOのテーマにありましたので、そういう原案の精神にはできるだけ忠実に則って作っているつもりです。いろいろと見た後に考えていただければと思います」と脚本担当ならではの深いメッセージを伝えた。

水島監督は「テレビの放映中に(劇場版の)上映を同時に作るというのは、現場的にも相当冒険をしています。恐ろしいことにスタッフ一緒なので(笑)、まだまだ制作中なのですが、スタッフはノリ良く、作品に愛を持って取り組んでくれているので、その結晶を見ていただいて、残りの話数や因果論(劇場版)を楽しみにしていただければと思います」と作品への熱い想いを語った。

三木さんは「小さいエピソードはひとつひとつ完結していくんですけど、シリーズものということで大きな流れを追っかけて行ってもらいたいですし、その中で出てくるキャラクターたちがどう成長していくかも追いかけていただきたいです。先ほど監督がおっしゃってたように、(TVアニメ)シリーズやってる最中に劇場版が同じスタッフで作られるということで、シリーズ追っかけて見ていただいているうちに、絵が荒れはじめたら“ここだな、因果論”(笑)、“ここでスタッフ死にそうになっているな”って、そんなことにはなっていないと思いますけど(笑)。本当にこれをキッカケに、TVのオンエア作品を愛していただければいいな、と思いますし、もし本当に(作品を)見て、ちょっとでも心が動いてくださったのなら、本当にマイク前に立つ者として、とても嬉しいことです。見ていただいて損はない作品だと思います!」と冗談を交えながらも、作品の良さを語った。

山本さんは「毎回UN-GOの現場では、体当たりで梨江というキャラを演じています。毎回毎回が私にとっては大切な時間なんです。UN-GOに携わっている方々の愛が(こもって)、とても独特で素敵な作品になっているので、ぜひそれを堪能してください!」と初々しさを感じさせ、一生懸命さが伝わってくるコメントを伝えた。

最後、勝地さんは「自分は役者としてやってきて、声優の経験は少ないですが、皆さんに支えられながら毎話一生懸命やっています。その思いが役を通して伝わればいいなと思います。作品としても社会的なメッセージがあり、毎話脚本をもらうのが本当に楽しみで、作品を愛して演じていますので、ぜひ楽しんでいただければと思っています。毎週みなさんでワイワイ収録しているので、温かく見守っていただければいいなと思っています」とフレッシュだけれども、強い思いを感じさせるコメントを残した。

TVアニメ「UN-GO」2011年10月13日より毎週木曜、24:45から、フジテレビ系列16局にて放送する。
また、TVでは見ることのできないオリジナルストーリー「UN-GO episode:0 因果論」の劇場公開が11月19日(土)よりTOHOシネマズにて2週間限定レイトショー上映が行われるので、放映を楽しみに待とう。

■作品概要
「UN-GO」ポスター (C)「UN-GO」製作委員会
作品名:「UN-GO」(アンゴ)
原案:坂口安吾「明治開化安吾捕物帖」
監督:水島精二(「鋼の錬金術師」「機動戦士ガンダム00」)
ストーリー・脚本:會川昇(「鋼の錬金術師」「轟轟戦隊ボウケンジャー」)
キャラクターデザイン:pako(「スカーレッドライダーゼクス」)高河ゆん(「機動戦士ガンダム00」「LOVELESS」)
音楽:NARASAKI (「ザ・クイズショウ」)
アニメーション制作:ボンズ
制作:「UN-GO」製作委員会
2011年10月よりフジテレビ“ノイタミナ”にて放送決定!
公式サイト:http://www.un-go.com/

○キャスト
結城新十郎:勝地涼
因果:豊崎愛生
海勝梨江:山本希望
虎山泉:本田貴子
速水星玄:入野自由
海勝麟六:三木眞一郎


○ストーリー
捕物帖、はじめます。

探偵は二人組。
人呼んで最後の名探偵、結城新十郎
そして、相棒の因果。
わけあって世の謎と真実を解き明かす探偵業。
西に刺殺された金持ちあれば行って犯人をあぶり出し、東に呪いで死んだ男あれば呪いではないと証明する。
因果の協力と新十郎の推理。
二人の不思議な絆が力を発揮する時、解けない謎はない。
――なんて、いつもカッコつけちゃいるけれど、なかなか思うようにならないことも多かったりして。
それでも二人は吸い寄せられるように事件に立ち向かっていく。

「しかし私が呼ばれたってことは、なにか事件が起きるということですよ。大事件がね」

(C)「UN-GO」製作委員会
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