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独占取材!BL小説の金字塔 映画『富士見二丁目交響楽団シリーズ 寒冷前線コンダクター』より高崎翔太さんインタビュー

高崎翔太インタビュー(オタラボ【otalab】)


2012年6月6日にDVDが発売、レンタルを開始した、ボーイズラブ小説の金字塔「富士見二丁目交響楽団シリーズ」の実写映画『富士見二丁目交響楽団シリーズ 寒冷前線コンダクター』より、主人公・守村悠季役の高崎翔太さんにインタビューを試みた。

作品の魅力についてはもちろん、俳優としての姿、漫画や小説の実写化についてや、BL(ボーイズラブ)についてまで掘り下げた、ロングインタビューとなった。

高崎翔太インタビュー(オタラボ【otalab】)


作品


――この作品についてどのような作品かご紹介ください

守村悠季役・高崎翔太さん(以後、高崎さん):守村悠季くんという、普通に女の子好きな男の子が、桐ノ院圭くんに犯されて……

――それって書いちゃっていいんですか?!

一同:あははは(笑)大丈夫です。

高崎さん:BLって僕のイメージなんですけど、男同士で好きなのが当たり前で、ラブラブなシーン(がある)というイメージがあったんですが、この作品はすごくドラマ的で、普通の男の子がそういう世界に入って、さらにそこにうまく音楽が、感情面に(リンクして)繊細に変わっていくということが、作品を演じてて感じたところです。
Bl作品なんですが、普通の音楽映画としても見られる作品です。

――BLの要素を抜いても普通におもしろいという感じですよね

高崎さん:そうですね、原作を読んだ時もそう思いました。

――この作品では、舞台の中心となる、通称富士見二丁目交響楽団がある街、富士見町に住んでいる人々も描かれておりますが、作中で、あたかも町の人々が生活しているように描かれているのが印象的でした。それらを演じる中で、感じた点などを教えてください

高崎さん:そうですね、監督も言っていたのですが、画面の中に富士見町をつくろうと、こだわった部分なので、自然に演じる方もそうなっていったのではないかなと思います。すごい細かいところまで、看板だったり、富士見の地図を作ったり、悠季くんの家を出たらここに繋がって……と。

――そこまで作りこんでいたんですね!

高崎さん:そういう、実は細かく描かれていたので。
あとは脇を固めてくださってくれた方々(富士見町の住民や、オーケストラのメンバー)がすごく尊敬できる俳優さん達だったので、さらに厚みが出たのではないかと思います。

――実際に作中でも、富士見町と書かれた看板があったりして、「あ!」と思いました。アップになったのは気づいたのですが。また見てみないとわからないですね!話を伺って、改めて見てみたいと思いました

高崎さん:すごい細かいところまで、大分遠くの看板まで描かれてました!

高崎翔太インタビュー(オタラボ【otalab】)


撮影現場



――町の人々はもちろん、フジミ(交響楽団)のメンバーがすごく和気あいあいと描かれていましたが、やはり現場でもそういった和気あいあいとした雰囲気での撮影だったのでしょうか

高崎さん:そうですね。実は撮影が2日間しかなくて。結構カツカツだったんで、
逆に一致団結感はありました(笑)。
あとは、僕ら俳優陣がヴァイオリンとかやったことないメンツばかりで、それでも一生懸命練習して望んでいるので、本当に出来る人達に習ったり(※プロの方について練習されてたのと、オーケストラのエキストラの方は経験者も混じっていた)、その場で教えてもらいながらやったり。
現場自体も和気あいあいとしてて、楽しい撮影でしたね。
あと、指揮をやった(桐ノ院圭役)新井くんがすごく上手というか、努力して練習していて。指揮シーンの手の寄りを撮ったんですが、1曲まるまる振って。それが終わったときに、(楽器、オーケストラ)経験者たちから拍手がでて。それのおかげで認めてもらえた部分もあったのかなあと。

――実際音楽をやっている人からみて、どうだったんだろう、ってありますよね

高崎さん:新井さんのおかげですね(笑)

――そこは、同じく努力されてヴァイオリンの練習された高崎さんも(笑)

高崎さん:僕は「ちょっとちょっと教えて?!」と、第1ヴァイオリングループと仲良くやっていたので(笑)

――メイキング映像でも、「教えて?」みたいな感じで、和気あいあいとした感じでしたよね(笑)

高崎さん:もう、あのまんまでしたよね(笑)。まあ時間がなかったこともあって、終始ピリピリと緊張感はあったのですが、その中でも頑張ろう。という感じでした。

高崎翔太インタビュー(オタラボ【otalab】)


キャラクター


――守村悠季というキャラクターについて教えてください。

高崎さん:うじうじくんですかね(笑)。自分に似ている部分がすごくあって、地元が一緒だったり、家族構成が一緒だったり、性格もそっくりですし。

――では共感するところは多かったんですね

高崎さん:多かったです。役にも入りやすかったです。

――悠季くんは、いい意味でどこにでもいそうな、常識を持った、誰にでもある劣等感や悩みをもった青年だと思うのですが

高崎さん:ほんとに、言ったら普通の人なんですが。主人公の目線で描いている作品なので、周りからの影響を受けて、受けのお芝居といいますか。それをリアルに役を作った上に載せていければなということを意識して演じました。

――ごく普通の青年だからこそ、相手となる、桐ノ院圭という、銀行頭取の息子で音楽に対して天才的で、かつゲイと自覚しているという、かなり個性的なキャラクターとの対比があると思うのですが

高崎さん:そうですね、新井くんはすごく役作りに悩んでたというか、やっていって、監督も悩んだと言っていたくらい、結構エッジのきいたキャラクターだったんですが、僕はもう普通でいれば普通にいるほど、対比ができるのかなと思いました。

――演じている中で、悠季くんのキャラが入り込んで、桐ノ院圭役の新井さんにときめいたりしましたか

高崎さん:まだです。物語でもこれからなので……、愛情とは別で。最後のセリフでもいってるんですが、認めるというところまではいったんですが。

――無意識かで拒みきれない心の揺れなど、心情表現がすごく出ていて、難しい演技だったのではないかと思うのですが

高崎さん:監督が指示で、わかりやすくわかりやすくと、やっぱり2時間という中で、人のコロロが動いていく作品なので、表情だったりをわかりやすく芝居をしていこうとは意識していました。監督と一緒に。

――今回、無理やり身体を重ねるという、衝撃的なシーンがありましたが……

高崎さん:やっぱりやってるときは、守村悠季という役に入り込んで、悠季くんとして本当にきつくて(※意思とは半して無理やり身体を繋げられた)。原作も読んで、台本も読んで、どれだけきついんだろうな、というのを想像していくんですけど、思った以上にきつくてしんどかったですけど、やはり映像を見たときに、あのシーンがないと説得力がないですし、あそこまで描いてはじめて説得力が生まれたのかなと。なのでやっぱり演じられてよかったです。

――すごく重要なシーンですよね。原作でも外伝などで様々な視点でも書かれていますが、あそこで三角関係がぶつかるといいますか

高崎さん:はい。がんばってよかったなと思いました。

――例えば自分が女性だったとしたら、圭くんと付き合いたいとかありますか?

高崎さん:あー、圭、くんは……。やですね(笑)。

一同:(爆笑)

高崎さん:そうですね、疲れちゃいますね(笑)。悠季くんもいやですけど(笑)。

――どっちも(笑)

高崎さん:どっちもです(笑)。

――この作品には様々な個性豊かなキャラクターたちが登場しますが、そのなかで自分がいいな。友達になりたいな。とおもったキャラクターはいますか

高崎さん:このひといいな?(笑)まず、桐ノ院くんとは友達になれないと思います(笑)

一同:(爆笑)

――そうなんですか……!(笑)そうですよね……天才的でそうとう変わっているというか。そうとう個性的ですよね

高崎さん:五十嵐健人くんが一番普通に仲良くなれそうかな。

――そうですね、大学生!って感じののりのいいキャラで。

高崎さん:それくらい、みんな個性が強すぎて(笑)。あとはニコちゃん(フジミの相談役の石田さん)のお店には行ってみたいと思いますね(笑)。

――あーー!すごく本当に存在するんじゃないかと思わせる素敵なカフェですよね

高崎さん:実際あの(撮影で使った)お店があるんですけど、カレーがむちゃくちゃ美味しいんですよ。なんの人柄の話でもないんですけど(笑)。ぜひ行ってみてください。ハンバーグカレーが美味しいです!

――映画観ている人は、この撮影場所どこだろう……って見たりするので気になりますね

高崎さん:へええ、あそこどこなんだろう……ぜひぜひ。

ベッドシーン


――身体を重ねるシーンが2シーンほどあるとおもうのですが、ぶっちゃけていうとドキドキしたというのはありますか。後半はラブラブっぽいシーンですが。

高崎さん:あれはぜんぜんきつくなくて、素直にできたというか、映像みて一番恥ずかしかったシーンがあそこだったんですが(笑)。演じているときはぜんぜんそんなことなくて、見たら「うわマジかよ???」と、見て、はじめて、恥ずかしかったですね。

BL作品


――この作品はどういった人たちに見てもらいたいですか

高崎さん:原作を読んでいるかたにぜひ観ていただきたいですね。僕も新井くんも監督も、(原作・秋月こお)先生含め、キャストやスタッフも原作を頼りにつくった作品なので、これであっているのか、あっていないのかわからないところもありますけど、観ていただいて、もし認めてもらえるのであれば、作った正解が見えてくるのではないかと思います。
本当に、誰にでも観てほしいです。BL苦手、という方も中に入ると思うんですが、そういう人も見れる作品だと思うので。

――そうですよね、BLデビュー戦としては面白いというとなんですけど、ラブラブないかにもなシーンがメインではなく、いろいろな物語が入っているので

高崎さん:実際BL苦手な方でも楽しめたという言葉をちょいちょいもらうので。そういうかたにもぜひ観てもらいたいです。でもやっぱりみんなに観てもらいたいです!(笑)

一同:(爆笑)

高崎さん:この作品は普通の恋愛模様だったり、音楽劇としても見れる作品だと思うので、そういう部分を見てほしいです。
苦手だと言っている人でも見れたという話を聞いているので、構えずに見たらわりと、少女漫画的な要素もあるので。

――恋愛対象が男性だったというはあるものの、恋愛、愛という点では、人間同士のコミュニケーションの中での葛藤であったり……

高崎さん:そうですね、そういう人間ドラマを見るつもりで、気軽にといったらおかしいですけれど(笑)、見ていただければ楽しめるんじゃないかなと思います。

高崎翔太インタビュー(オタラボ【otalab】)


漫画・小説


――過去にも小説や漫画原作の作品を演じられたことがあるとは思いますが、そういった原作ありのものと、そうでない作品との違いみたいなのはありますか?

高崎さん:そうですね、原作モノのときは、原作ファンの視点や、先生(原作者)の求めるものを意識しちゃいますね。

――基本作品はさらっとは読む?

高崎さん:絶対読みます!!世界観だったり、せっかく原作があるから。

――最近は、設定や世界観はそのままでも、全く違うキャラクターだったり、スピンオフ的なものもあるとおもうのですが、そういう意味では”フジミ”ってちょっと珍しいですよね。原作に忠実ですよね

高崎さん:そうですね。

――ちなみに、人生に影響を受けた漫画や小説とかってありますか?

高崎さん:「スラムダンク」はバスケットをずっとやってた理由だったりしますね。
ほんといっぱいありますね!!「修羅の門」という漫画で空手をはじめたり、僕本当に漫画に影響されたものがおおいんですよ(笑)「め組の大吾」を読んでて消防士になろうとおもったり、「将太の寿司」をみて寿司職人になろうとおもったり、「BECK」を見てギターを買ったこともあります(笑)。

一同:(爆笑)

――では、なぜ俳優業を選んだのですか?影響を受けた作品とかはあるのですか

高崎さん:そうですね……。でも、はじめてやった「テニスの王子様」ミュージカルでは、もちろん(原作)漫画が大好きでジャンプ読んでましたし、それを演じられて楽しかったです。すごく。
その前から役者になりたかったはなりたかったんですが、改めてやっぱやりたい!と思ったのは、(テニスの王子様ミュージカル)舞台にたった初日だったり、その時にとても楽しかったんだと思います。

――自分が好きな作品にたずさわれて、演じられるというのはまた違う楽しみなのでしょうか

高崎さん:そうですね(笑)やっぱ(原作ファンにとって実写化は)複雑じゃないですか。

――はい(笑)

高崎さん:例えば僕らにとって「るろうに剣心」とか「BECK」も好きだったんで、複雑ですけど、見てすごいよかったから、すごく嬉しかったし。
そんな感じで自分が好きな作品に自分がでて、原作のファンの人が嬉しいって思うのは、すっごく嬉しいですね。

――今回の作品を演じて、続きも演じてみたいですか。

高崎さん:思いますね!!!思うし、そのときはヴァイオリンをもっと練習したいと思いますね(笑)

一同:(爆笑)

――続きとなると、また結構ハードなシーン(BoysLove的な)も出てくるかと思いますが(笑)

高崎さん:あははは(笑)大丈夫です!僕は大丈夫です……(笑)

――原作はとても長く続いている作品なのですが、続きを読んでみたいと思いますか

高崎さん:もし続きが決まったら、読みたいです。というのも、続きを読んでしまうと、また成長しているので、今現状の守村悠季くんと印象がどんどん違ってきてしまうと思うんです。
今回はやはり最初の守村悠季くんの印象でやりたかったので。
なので次が決まったら次を読んで。

――確かにそうですね

高崎さん:長く続いている作品なら絶対、守村悠季くん像もどんどん変わってきていると思いますし。今はすごくうじうじの(笑)悠季くんなんですけど、先を読んでいないのでわからないですけど、ちょっとはしっかりしてきたと思うんですよ(笑)。
そこを読んでイメージ付けたくないです。

――役者ならではの視点ですね

高崎さん:そうかもしれませんね。

最後に……


――最後に、みなさんへメッセージをお願いします。

高崎さん:はい!

高崎翔太インタビュー(オタラボ【otalab】)




商品概要


高崎翔太インタビュー(オタラボ【otalab】)

作品名:富士見二丁目交響楽団シリーズ 寒冷前線コンダクター
発売日:2012年6月6日(水)※レンタル 同時リリース
価 格:6,090円(税込)
発売・販売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント

○特典映像(40分予定)
・東京&大阪完成披露試写会舞台挨拶、劇場公開初日舞台挨拶
・高崎翔太、新井裕介、金田敬監督によるオーディオコメンタリー他予定
・未公開メイキング映像

■作品概要
○スタッフ
原作:秋月こお(角川ルビー文庫・刊)
脚本:板谷里乃/箱田森介
監督:金田敬(「愛の言霊」、「愛の言霊~世界の果てまで~」、「純情」)
製作:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント、ビデオプランニング、ビデオフォーカス
制作・配給:ビデオプランニング宣伝:フリーマン・オフィス

○キャスト
守村悠季:高崎翔太
桐ノ院圭:新井裕介
川島奈津子:岩田さゆり
五十嵐健人:林明寛
警官:馬場良馬
NAOTO(ゲスト出演)
市山和夫:木下ほうか
大森 一:宮川一朗太
石田国光:徳井優
高田龍之介:国広富之

○ストーリー
アマチュアオーケストラを舞台に、悠季&圭コンビが織り成す恋愛模様を描くシリーズ第1弾の映画化!
守村悠季(高崎翔太)がコンサートマスターを務める富士見市民交響楽団(通称フジミ)にある日、留学帰りの二枚目指揮者・桐ノ院圭(新井裕介)が就任してくる。圭の存在や、やり方が気に入らない悠季は、”フジミを辞める”と言い出す。それを聞き、悠季を引き止めるため、圭はある大胆な行動に出る。切なくすれ違う2人の気持ち、そしてこれからの愛のゆくえは-?

○公式サイト:http://fujimi-2.com/

『富士見二丁目交響楽団シリーズ 寒冷前線コンダクター』場面写真 (C)2012秋月こお/角川書店・富士見二丁目交響楽団シリーズ製作委員会 『富士見二丁目交響楽団シリーズ 寒冷前線コンダクター』場面写真 (C)2012秋月こお/角川書店・富士見二丁目交響楽団シリーズ製作委員会 『富士見二丁目交響楽団シリーズ 寒冷前線コンダクター』場面写真 (C)2012秋月こお/角川書店・富士見二丁目交響楽団シリーズ製作委員会 『富士見二丁目交響楽団シリーズ 寒冷前線コンダクター』場面写真 (C)2012秋月こお/角川書店・富士見二丁目交響楽団シリーズ製作委員会 『富士見二丁目交響楽団シリーズ 寒冷前線コンダクター』場面写真 (C)2012秋月こお/角川書店・富士見二丁目交響楽団シリーズ製作委員会

(C)2012秋月こお/角川書店・富士見二丁目交響楽団シリーズ製作委員会
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