明石家さんま×Cocomi×花江夏樹×石井いづみ×下野紘×渡辺歩監督が登壇
構想5年、ついに公開!!温かな言葉の数々に一同感激!
サプライズ!原作者・西加奈子からの手紙にさんまが喜びを露わに?!
オーディションを勝ち抜いた新人・石井いづみもドキドキの初ステージを飾る!
明石家さんまが、直木賞作家・西加奈子の小説に惚れ込み企画・プロデュースした劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』は、漁港の船に住む訳あり母娘・肉子ちゃんとキクコの秘密がむすぶ感動のハートフルコメディ。
本作の公開記念舞台挨拶を実施!
企画・プロデュースを務めた明石家さんま、主人公肉子ちゃんの娘・キクコ役のCocomi、キクコの同級生・二宮役の花江夏樹、キクコの同級生マリア役の石井いづみ(新人)、トカゲ・ヤモリ役の下野紘、そして渡辺歩監督が登壇。舞台挨拶では、制作秘話や初日を迎えた心境のお話しはもちろん、公式SNSで募集した一般の方の質問に、各登壇者が解答、さらには原作者・西加奈子から手紙のサプライズも!!
舞台挨拶レポート
多くの観客に盛大な拍手で迎えられ、明石家さんま、Cocomi、花江夏樹、石井いづみ、下野紘、渡辺歩監督がステージに登壇!
肉子ちゃん役の大竹しのぶが舞台公演のためイベントの欠席を伝えられると、さんまは「それはウソです(笑)」と切り返し早速笑いを誘いました。
さんまは「初日を迎えて、映画館にこれだけのお客様に来て頂けて本当に感謝していますし、とても満足です!実は、芸人のこがけんが作品を観てくれていたんですが、“プロデューサーの人とかが前に出てくると面白くないんですよ”と言われたんです(笑)なので、今日はプロデューサーらしく控えめに立ち振る舞いたいと思います(笑)」といつもより声のトーンも落とし気味に挨拶しつつ、構想5年からついに公開できた喜びを明かしました。
肉子ちゃんの娘・キクコ役を務めたCocomiは緊張しながら「今日はよろしくお願いいたします。」と一言、花江夏樹もこの流れに続き「今日はよろしくお願いいたします。」と2人ともさんまに倣うかのように控えめに挨拶すると会場から笑いが起きました。
新人の石井いづみは「皆様はじめまして。今日はよろしくお願いいたします。」と声優の大先輩たちを前に緊張した面持ちながら、しっかりとした声色で人生初舞台挨拶を飾りました!
原作者、西加奈子からさんまへサプライズで手紙が届いていることが発表!
手紙には「5年前、さんまさんから映画化のお話をいただいた時、あんまり驚いて、ふわふわと夢の中にいるような気分でした。今も、まだふわふわしています。「さんまのまんま」に出させていただいた時、私はさんまさんのことを「輪廻転生の最終形態である」と表現しました(覚えていらっしゃいますか。さんまさんの「生」以前に存在した様々な「生」が、さんまさんという肉体で、とうとうその輪廻を終えるから、さんまさん自体が彼らの最後の祭の場である、というようなことをお話しさせていただいたと思います)。その気持ちは今も変わらないのですが、欲も出て来ました。やはり、さんまさんにはまた生まれ変わっていただきたいです。生まれ変わって、今度は、肉子ちゃんのような女性になっていただきたいです」。
さんまは時折照れ臭そうに笑顔を見せ、「さすが西加奈子さん、素晴らしいです。作品は見て頂いているそうなんですが、会えないのが非常に残念…」とカナダ在住の遠く離れた西へ向けて、感謝の言葉を述べて喜びを露わにしました。
著名人を始め、すでに本作を観た観客からたくさんの温かい言葉が集まっていることに感謝の言葉で締めくくり、最後に登壇者全員で笑顔いっぱいの肉子ちゃんとキクコのイラストがあしらわれた樽を用いて公開記念の鏡開きもにこやかに終え、大盛況のまま舞台挨拶は終了しました。
<あらすじ>
食いしん坊で能天気な肉子ちゃんは、情に厚くて惚れっぽいから、すぐ男にだまされる。一方、クールでしっかり者、11歳のキクコは、そんな母・肉子ちゃんが最近ちょっと恥ずかしい。そんな共通点なし、漁港の船に住む訳あり母娘の秘密が明らかになるとき、二人に、最高の奇跡が訪れる――!
コメント