【チェンソーマン】ビームはなぜ死亡した？！復活の可能性は？最期の願いとは？

「チェンソーマン」に出てくるサメの魔人ビーム。

主人公のデンジを「チェンソー様」と呼び、信心する姿は盲目的で可愛らしく、人気の高いキャラクターです。

そんなビームについて、以下のような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

「ビームは死亡するの？！」

「ビームの死亡シーンは何巻の何話？」

「ビームとチェンソーマンの関係は？」

このような疑問を解決するため、今回はビームの死亡について調査してきました！

「チェンソーマン」ビームの死亡について気になる方は是非最後までご覧ください！

【チェンソーマン】ビーム(サメの魔人)が死亡したのはなぜ？

引用元：「チェンソーマン」公式サイト

結論、ビームが死亡したのは、闇の悪魔との戦いに敗れてしまったためです。

死亡シーンについて、前後の状況を追いながら見ていきましょう。

闇の悪魔との戦いでデンジを助けて死亡

ビームはデンジに自らの血を与えた後に闇の悪魔にばらばらにされてしまいます。

何があったのか具体的にみていきましょう。

ドイツの刺客サンタクロースによりデンジを含むデビルハンターと刺客たちは地獄に送り込まれます。

状況を打開するために、アキはデンジを変身させようと紐をひっぱりますが、デンジは中途半端な姿で痛がります。

実は地獄に送り込まれる前に、デンジは呪いの悪魔にやられてしまい、血を流しすぎたため変身できなかったのです。地獄にうろたえる魔人たち。

ビームも汗を流しているコマが描かれているので、焦っていることがわかります。

そうこうしている間に、闇の悪魔が地獄のドアを開けて降りてきます。

闇の悪魔を確認した次の瞬間、デンジたちは腕を切断され、身動きが取れなくなってしまうのです。

デビルハンターはなんとか自分の悪魔を出し交戦しますが、いともたやすくやられてしまいます。

そこでビームは千切れた腕から自らの血をデンジに飲ませ、胸の紐を口で引っ張りチェンソーマンを復活させようとします。献身さに胸を打たれますね。

そして、闇の悪魔はビームを止めるために、なんと彼の体をばらばらにしてしまうのです。

紐を引っ張るシーンから次のページで、ばらばらになったビームのコマだったため、非常にあっけない死に方で誰もが驚いたかと思います。

死亡の直前に言ったビームの「願い」とは？

ビームはデンジを助ける時に、「どうか蘇って・・・オレ達の願いを・・・」と語りかけています。

彼の言う「願い」とは一体何なのでしょうか。

結論、作中ではまだ明らかになっていないのです。（第2部で明らかになる可能性も0％とは言い切れないのでこのような表現とさせて頂きます）

考えられるのは「マキマからの解放」ではないでしょうか。

理由は2つ挙げられます。

1つ目は、マキマが特異課の魔人たちを支配していたと思われるからです。

ビームは銃の悪魔について話すとマキマに殺されるとアキに話しました。

恐らくマキマは魔人達と銃の悪魔の情報を共有しながら脅していたのでしょう。

2つ目は、チェンソーマンに食べられた悪魔は存在を忘れ去られてしまうからです。

10巻第84話にて、マキマから岸辺に説明しています。

最初は信じなかった岸辺ですが、実際にはマキマが挙げた「ナチス」が何なのか思い出すことができませんでした。

マキマの物事を掌握する力をもってしても、消えた名前を思い出すことは困難だとマキマは言います。

それほどまでにチェンソーマンの力は強大なのです。

ビームたちは圧倒的力をもつデンジに支配の悪魔であるマキマを食べてもらい、支配の悪魔の存在を消したかったのかもしれませんね。

「願い」＝「マキマからの解放」とすると、「オレ達」はマキマに支配されている特異課の魔人と悪魔8人のことではないかと考えられます。

もしかしたら彼らは支配から逃れた自由が欲しかったのかもしれません。

【チェンソーマン】ビーム(サメの魔人)とチェンソーマンの関係は？

引用元：「チェンソーマン」公式サイト

ビームはチェンソーマンを「チェンソー様」と呼んだり、初登場からデンジに詰め寄ったりと過激な信者っぷりを露わにしてます。

また、普段は会話ができないほど狂暴であることも明記されていることから、益々彼の信仰心の背景が気になりますね。

まず、特異課の8人の魔人と悪魔たちが元々眷属としてチェンソーマンに仕えていたことが関係していると考えます。

なお、眷属は「セラフィム（熾天使）、ケルビム（智天使）、がガルガリ（座天使）、ドミニオン（主天使）、ヴァーチェ（力天使）、パワー（能天使）、プリンシ（権天使）、エンジェル（守護天使）」であり、天使階級をなぞっています。

ビームはケルビムに当てはまりますね。

眷属だった事実は10巻第83話でマキマがデンジに説明します。

悪魔は現世で死ぬと地獄に転生し、地獄で死ぬと現世に転生します。

7巻第53話で特異課の8人は地獄で死ぬ直前にチェンソーの音を聞いた記憶があると天使の悪魔はアキに話をしています。

したがって8人はなんらかの理由で地獄でチェンソーマンに殺され、現世に転生をしたと考えられます。

さらにマキマによると、チェンソーマンをある者は崇拝していたこと、地獄のヒーローと呼んでいたとのことです。

悪魔にとっては地獄は恐ろしい場所だ、ということは闇の悪魔戦での魔人たちの様子をみるとわかりますね。

地獄で生まれ変わった眷属達は早く地獄から抜け出したい、そんな思いがあったのではないでしょうか。

地獄から救い出してくれるチェンソーマンを英雄のように崇めていたのかもしれません。

また、ビームがチェンソーマンの正体を知っていることを仄めかすシーンが出てくることも2人の関係性に関わっているのではないでしょうか。

6巻第49話で台風の悪魔とレゼに追い詰められたデンジたち。

そこでビームは、「チェンソーのチェーンを使用して移動していた」と自身の記憶を話します。

チェーンを使う移動方法はデンジの戦法にはないものでした。

なぜデンジも知らない戦法をビームが知っていたかは現時点では分からないままです。

恐らく、ビームはチェンソーマンが地獄でヒーローだったことを覚えているのではないでしょうか。

ちなみに助言をデンジは理解したように見えましたが、サメ化したビームの背中にまたがり、口にチェーンをはめてロデオに乗るかのように操縦しようとします。

思わぬ解釈違いに「チギャウ…」と言ってしまう不憫っぷり。

でもビームにとっては「チェンソー様」がすべてなのです。チェンソーマンが「白」と言えば、黒も白になります。

チェンソーマンが正解だと言うのですから、正しい戦法なのです。

以上の2点を踏まえると、ビームの信仰心にも納得がいきます。

しかし、輪廻転生した悪魔は記憶がないはずなのに、なぜビームには記憶があるのかは明らかになっていないです。

強い信仰心が理を凌駕してしまったのでしょうか・・・？謎は深まるばかりですね。

【チェンソーマン】ビーム(サメの魔人)が復活する可能性は？

引用元：「チェンソーマン」公式Twitter

意味深なセリフを残してビームは死んでしまいましたが、再登場したのでしょうか。

死亡後の展開と共に追っていきましょう。

死亡した後に頭だけ再登場

実は闇の悪魔に殺された後に10巻第83話にて頭だけ登場しています。

先ほど記したマキマがデンジに眷属の説明をするシーンです。

マキマはデンジを引っ張りながら、眷属達8人の横を歩きます。

眷属達は皆跪いてることから、支配の悪魔の力が及んでいると考えられます。

頭がとれているのはビーム、暴力の魔人、パワーで、とても生気があるようには見えません。

わざわざ死んだ悪魔を見せるように置いた、マキマの悪趣味さが出たシーンとも捉えられます。

ちなみに7巻第59話でマキマは蜘蛛の悪魔プリンシに「死体はなるべく回収しておいて」と命令しており、伏線が回収されたとも言えるシーンです。

今後の復活の可能性

現時点では再登場はしていません。

第2部での登場はあるのでしょうか。

悪魔は死後記憶を無くすものの、輪廻転生をすることがわかっています。

サメの魔人も地獄から蘇る可能性は十分にあります。

例えば、支配の悪魔であるマキマはデンジに食べられましたが、第1部ラストで「ナユタ」として転生します。

しかしナユタはマキマの頃の記憶がありません。

したがってサメの魔人が登場したとしても、ビームなのかは分からないです。

数少ないデンジを慕うキャラクターなので、第2部でもサポートやデンジがピンチの時に助けるために出てきて欲しい気持ちはありますよね。今後の展開に期待しましょう。

【チェンソーマン】ビーム(サメの魔人)の死亡は何巻の何話？

引用元：コミックシーモア

ビームの死亡は原作単行本8巻第65話に収録されています。

彼以外も多くのキャラクターが死にましたので、絶望感にあふれる回でした。

闇の悪魔との戦闘はセリフも少なく、デビルハンターたちが攻撃する1コマを挟んだ後に殺されてしまうといったシーンが多いため、闇の悪魔に抗えない不条理さが伝わります。

読者も突然の死に何が起こったのかわからないまま、読み進めていたのではないでしょうか。

【チェンソーマン】ビーム(サメの魔人)の死亡はアニメ化されるのか

ビームの死亡シーンがアニメ化される可能性はかなり高いです。

まず、声優は「花江夏樹さん」と発表されています。

また、アニメOPの映画館のシーンにて少しだけ登場してますね。

残念ながら10月から放送しているアニメは全12話の予定のため、ビームの死亡シーンまでは話が進まないかと思われます。

しかし今後アニメの第2期が放送される場合は、死亡シーンが描かれるのではないでしょうか。

なお声優の花江さんは同じジャンプ作品の『鬼滅の刃』で主人公の竈門炭治郎や、『東京喰種』で主人公の金木研を演じるなどの大人気声優です。

明るいビームを一体どのように演じられるのか、今から楽しみですね。

【チェンソーマン】ビーム(サメの魔人)の死亡まとめ

今回はビームの死亡について、チェンソーマンとの関係性を考察しながら紹介しました。

結論、ビームはデンジに自らの血を与えた後に闇の悪魔にばらばらにされ死亡してしまいます。

チェンソーマンをスーパーヒーローのように憧憬しているビーム。

デンジにとっては数少ない忠誠心がある後輩のようなポジションのキャラクターでした。

ノリも少しデンジと似てて、2人の掛け合いは見てて楽しいですよね。

また、純真無垢な姿から作中の癒しキャラのように思われる方もいたのではないでしょうか。

そんなビームの死亡をショックに思われたファンも少なくないはずです。

原作の第2部で復活をするのか、これからの展開に目が離せません！