現在アニメが放送中で大人気の「チェンソーマン」の漫画第2部、でストーリーの中心になっているのが、ヨル(戦争の悪魔)です。
そんなヨル(戦争の悪魔)について、
「ヨル(戦争の悪魔)って何者なの?」
「ヨル(戦争の悪魔)の能力や目的は?」
という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
- ヨル(戦争の悪魔)って何者?
- ヨル(戦争の悪魔)が三鷹アサの肉体に入る経緯
- ヨル(戦争の悪魔)の能力・強さ・目的は?
この記事ではヨル(戦争の悪魔)について詳しく解説していきます!
ヨル(戦争の悪魔)に興味のあるかたは是非最後までご覧ください!
U-NEXTなら31日間無料で「チェンソーマン」が見放題!
【チェンソーマン】 ヨル(戦争の悪魔)って何者?
引用元:コミックシーモア
ヨル(戦争の悪魔)とは一体何者なのでしょうか?
まずは基本的なプロフィールから見ていきましょう。
ヨルは「戦争の悪魔」のニックネーム
ヨルという呼び名は戦争の悪魔の単なるニックネームです。
ヨルは三鷹アサの肉体を乗っ取っているのですが、アサとの会話の中で「戦争の悪魔って長くて呼びづらい!」と言われたことをきっかけに「ヨル」と呼べという流れになりました。
肉体の名前である「アサ」に対応して「ヨル」にしていると思われるので極めて短絡的ですが、両者はアサの意識が表に出てきている時もあるし、ヨルの意識が表に出てきている時もあります。
「アサ」と「ヨル」というニックネームは、両者が順番に表れる点や表裏一体である点を表現していますので、シンプルでわかりやすい、かつ秀逸なニックネームです。
第二部で登場する三鷹アサの肉体に入っている
先述したように、ヨルは三鷹アサという女子高生の肉体に入っています。
アサは周囲との人間関係が上手にできないキャラクターで、大事な局面で必ず転んでしまうドジッ子キャラです。
そういう意味では第1部のコベニちゃんを彷彿とさせますね。
ある出来事をきっかけにヨルはアサの体に入り込むのですが、それは基本的に乗っ取りなので、体の主導権はヨルにあります。
アサは本来ならば死亡していた身で、ヨルが体に入ってきたことで一命をとりとめています。
一方ヨルは別の肉体に移ろうと思えばいつでもできるでしょう。
そのため力関係としてはヨルの方が圧倒的に優位で、序盤はヨルの思うがままに動くしかアサには選択肢がありません。
しかし、会話を重ねる中で徐々にアサの発言力が増してきている感じがしますね。
アサに言いくるめられて思い通りに動いてしまうヨルがなんだか可愛らしく見えてきます。
両者の性格は全く違って、アサはちょっと暗くて卑屈でオドオドしている印象ですが、ヨルは目的のために必要なことはズバッと言うタイプです。
そのせいでアサの思惑とは全く違う方向に物事が進んでしまう様子が、和やかにも見えてきます。
U-NEXTなら31日間無料で「チェンソーマン」が見放題!
【チェンソーマン】ヨル(戦争の悪魔)が三鷹アサの肉体に入る経緯
ある日、アサのクラスにニワトリの悪魔「コケピー」がやってきます。
命の大切さを学ぶために3か月後にニワトリを食べると宣言する担任教師。
アサはコケピーも、コケピーと仲良くするクラスメイトも、チェンソーマンも大嫌い。
早く3ヶ月絶たないかなと考えていました。
そしてコケピーを食べる日、クラスの総意でコケピーを食べるのはやめて仲間として受け入れることになります。
なんじゃそりゃ?とあきれるアサですが、本心ではみんなに混ざりたかったんだと気づいたアサはコケピーを抱いてみんなのもとに駆け寄ります。
その時、天性のドジで転んでしまったアサは、お腹でコケピーを圧迫し殺してしまうのです。
最悪なことにクラスメイト全員の前で、仲間の一因となったコケピーを殺してしまったアサは、全員に白い目で見られるようになってしまいます。
罪悪感から学校に行けなくなったアサのもとに、担任と委員長が訪れてコケピーのお墓参りに行こうと言います。
その道中、委員長が正義の悪魔になってしまいます。
担任と体の関係を持っていた委員長は、担任が密かにアサのことを気にかけていることに嫉妬し、正義の悪魔と契約してしまったのです。
アサは嫉妬心から暴走した委員長の一撃によって顔面を切り裂かれてしまいます。
薄れゆく意識の中で、もう少し好きに生きれば良かったと後悔するアサの前に、一匹のフクロウが現れ「生きたいなら体をもらうぞ。」と言われるのです。
これがヨルで、アサの体を乗っ取ったヨルは担任の体を武器に変形し、正義の悪魔を切り刻んだ後、同じく作った爆弾で吹き飛ばすのでした。
こうしてアサはヨルに体を乗っ取られました。
通常悪魔が人間の死体を乗っ取ると魔人となり頭部に悪魔の特徴が表れるのですが、ヨルの場合はアサが死ぬ直前に体を乗っ取り、アサの脳みそを半分残しているので、魔人ともまた異なる存在になっています。
U-NEXTなら31日間無料で「チェンソーマン」が見放題!
【チェンソーマン】ヨル(戦争の悪魔)の能力・強さ・目的は?
では一体、ヨル(戦争の悪魔)の能力や目的は何なのでしょうか?
またどれくらい強いのでしょうか?
詳しくみていきましょう!
ヨル(戦争の悪魔)の能力
ヨルの能力は「自分のものを武器にすることができる」というものです。
自分のものであれば生物でも無生物でも関係なく武器にすることができるようですね。
何をもって「自分のもの」とするのかは曖昧な部分もありますが、少なくとも自分に惚れた人物は自分のものになったという解釈になります。
アサに好意を持っていた担任教師を剣にしたことや、ヨルが同級生の吉田を誘惑して惚れさせようとしていたことなどから、これは間違いありません。
また、親友も「自分のもの」に該当する可能性があります。
なぜならヨルはアサに対して、同級生のユウコを武器にするよう何度も迫っているからです。
親友というのは自分の所有物という感じはしませんが、少なくともヨルは武器にできると解釈しているようです。
ヨルの能力は罪悪感が大きいほどより強い武器になるので、もしユウコを武器にしたら強力な武器になるでしょう。
ただ、ヨル自身も能力を正確に把握できていないところもあるようです。
アサが母親の形見である制服を武器にしたときに、「そんなことをしても意味がない」と言っていましたが、実際のところはとんでもなく強力な武器になっていて、二人とも驚いていましたね。
ヨル(戦争の悪魔)の強さ
ヨルは一体どれほどの強さなのでしょうか?
まだ強敵との戦闘描写が少ないのではっきりとはわかりませんが、「戦争の悪魔」という名前から想像するに、かなり強そうではあります。
ただ、以前チェンソーマンに食べられたことで弱くなってしまった過去があり、現在はそれほどの強さを持っていないようです。
実際、コウモリの悪魔と遭遇した時に、「今の私たちでは勝てない」と発言していますので、コウモリの悪魔よりも弱いのでしょう。
しかし、持っている能力からすればそのポテンシャルは計り知れません。
条件さえ満たせば武器にできる数の上限は無いでしょうし、武器単体の強さも罪悪感を大きくすることでかなり強力な武器になりそうです。
さらに人々の戦争に対する恐怖心が世界大戦時の頃並みになれば、すぐさまその強さを取り戻すでしょう。
ヨル(戦争の悪魔)の目的
ヨルの目的は自分自身の強さを取り戻すことだと考察します。
ヨルは出来るだけ多くの武器を準備してチェンソーマンを倒すために行動していますが、それは何のためかというと核兵器を復活させるためでしょう。
98話のラストで「核兵器を吐き出させてやる」と発言しているので間違いありません。
核兵器といえば第1部にてチェンソーマンに食べられたことで名前・概念が消滅してしまったものとして、ナチスやエイズとともに挙げられたものの1つです。
核兵器と戦争はセットみたいなものですから、核兵器を吐き出させて復活させることで人々の核兵器に対する恐怖を呼び起し、抱き合わせで戦争に対する恐怖を最大化させ、自らの強さを取り戻すことがヨルの最終的な目的でしょう。
U-NEXTなら31日間無料で「チェンソーマン」が見放題!
【チェンソーマン】ヨル(戦争の悪魔)が登場するのは何巻の何話?
引用元:コミックシーモア
「チェンソーマン」第2部はコミックス12巻からスタートしており、ヨルは12巻最初の98話から登場して物語を盛り上げています。
U-NEXTなら31日間無料で「チェンソーマン」が見放題!
【チェンソーマン】 ヨル(戦争の悪魔)とはまとめ
ヨル(戦争の悪魔)の正体や能力を深堀してみましたがいかがでしたでしょうか?
かなり強力な能力を持っていますし、チェンソーマンへの執着もすごいですから、「チェンソーマン」第2部における最初のボス的存在になる可能性が高いでしょう。
また、アサとの関係性も今後どうなっていくのかも見どころの1つだと思います!
第2部もスタートしてアニメも好調なチェンソーマンからますます目が離せませんね。
U-NEXTなら31日間無料で「チェンソーマン」が見放題!