「呪術廻戦」に登場する人気キャラクターで、百鬼夜行(ひゃっきやこう)を引き起こした事で知られる特級呪詛師(とっきゅうじゅそし)の夏油傑(げとうすぐる)。
高専時代は五条悟(ごじょうさとる)とコンビを組んでいましたが、ある事件がきっかけで呪詛師となってしまいました。
そんな夏油が悟とどんな関係だったのか、悟が夏油に言った最後の言葉等について興味を持っている人も多いのではないでしょうか!
今回は夏油傑と五条悟の関係性、最後の言葉等について説明していきたいとおもいます。
では、さっそく見てみましょう!
【呪術廻戦】夏油傑とは?
まず夏油傑(げとうすぐる)がどんな人物なのかについて説明していきます。
果たして、どんな人物なのでしょうか!?
4人しかいない特級呪術師の1人
夏油傑(げとうすぐる)は、この世で数少ない特級呪術師(とっきゅうじゅじゅつし)の1人です。
基本、呪術師は4級から1級と言う等級システムを元にランク付けがされ、ランクが上であればあるほど、危険な任務が多くなります。
呪術師は2級か準1級いけばいいくらいで、余程の実力者でなければ1級になる事は出来ません。
そんな中で、特級呪術師は1級呪術師よりも実力が高く、下手すれば国家を潰せるくらいの力を持っています。
実際、夏油は百鬼夜行(ひゃっきやこう)を行いましたし、その規模をふまえると都市を壊滅においやっても不思議ではなく、国家を潰せるというのも比喩表現ではないでしょう。
故に国家を潰せるという力があり、平和を脅かされかねない事から、特級呪術師は不名誉な地位となっています。
一旦は放置されていますが、事と次第によってはすぐさま処罰の対象とされてしまうので、決して喜ばしい地位ではないのはまちがいないですね。
現時点で特級呪術師になれたのは夏油、五条悟(ごじょうさとる)、乙骨憂太(おっこつゆうた)、九十九由基(つくもゆき)のたった4人。
ただ実力が高いだけでなれただけなので、それだけで危険分子扱いされるのはかわいそうといえますね。
実際、夏油は危険分子となりましたが、それ以外も事と次第ではそうなるとみられているのはかわいそうです。
呪術高専を追放された最悪の呪詛師
夏油傑(げとうすぐる)は高専から追い出された最悪の呪詛師(じゅそし)となりました。
夏油はある事件を理由に非呪術師を守る事に疑問を持つようになり、あらゆることを経験していった結果、非呪術師を始末して呪術師だけが存続する世の中をうみだそうとしたのです。
その後、百鬼夜行(ひゃっきやこう)を引き起こし、乙骨憂太(おっこつゆうた)に取りついていた特級過呪怨霊(とっきゅうかじゅおんりょう)の祈本里香(おりもとりか)を入手を目論みます。
しかし、乙骨憂太によって敗北し、最後は五条悟(ごじょうさとる)に殺されました。
本編より前に既に死亡扱いされましたが、現在は加茂憲倫(かものりとし)こと羂索(けんじゃく)に遺体を乗っ取られ支配されています。
【呪術廻戦】夏油傑と五条悟の関係は?
次は夏油傑(げとうすぐる)と五条悟(ごじょうさとる)の関係性について説明します。
果たして、どんな関係性だったのでしょうか!?
高専時代の同級生
夏油傑(げとうすぐる)と五条悟(ごじょうさとる)は高専の同級生です。
家入硝子(いえいりしょうこ)も同級生であり、お互いに仲は良好でした。
入学当初から、お互いに切磋琢磨しあっていったのだと思います。
名コンビとして任務をこなす
夏油傑(げとうすぐる)と五条悟(ごじょうさとる)は名コンビとして活躍していました。
悟は子供の頃から高い能力を持っていた事から、強くてかつ自分にはない能力を持っている夏油に興味があったのかもしれません。
それ故にコンビを組み、共に事件を解決しながら実力や地位を高めていったのでしょう。
勿論、意見の違いで喧嘩もしたりしましたが、ずっと組み続けていたから妥協点を見つけたり、和解したりしたのだと思います。
夏油から見れば、当時の悟は親友ではありましたが、非呪術師を守るという意識が薄い感じだったので、非呪術師を守る事の重要性を説いたり、一人称を変えるように助言したりしました。
悟も夏油とは親友と言う認識をしていて、教師を志した切っ掛けも夏油によるものとなっています。
それにある事件が切っ掛けで関係が完全に決別した後も、お互いに親友と評していた事から、本当にかけがえのない存在だったのでしょう。
ある事件をきっかけに決別する
そんな相性が良いコンビだった夏油傑(げとうすぐる)と五条悟(ごじょうさとる)ですが、ある事件が原因で決別する事になりました。
それは星漿体(せいしょうたい)である天内理子(あまうちりこ)の同化当日までの護衛に起こったのです。
理子に襲い掛かって来る刺客を迎え撃っていく夏油と悟。
しかし、黒幕であり、盤星教(ばんせいきょう)の依頼で襲来した伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)の手により、悟と理子は命を絶たれ、夏油は重傷を負いました。
やがて覚醒した悟によって甚爾は始末されましたが、この事件が切っ掛けで盤星教の行いを垣間見た夏油の非呪術師を守ると言う信念は揺らぎ始めます。
その後も非呪術師を守る為に呪霊と戦い続けていた夏油でしたが、夏油の非呪術師を守ると言う信念はずっと揺れていたのです。
同じ特級呪術師の九十九由基(つくもゆき)との会話で非呪術師を滅ぼせば呪いは起きない事を知り、高専の後輩で、夏油に懐いていた灰原が命を落とした事もあってより揺らいでいきました。
そして任務で集落に赴き、非呪術師が呪力を持つ少女2人を虐げていたのを見た事から、非呪術師は始末すると言う事を決意し、集落に住む非呪術師達や自分の親を始末したのです。
その後、悟達に野望を伝える事で、決別しました。
【呪術廻戦】五条が最後に夏油に言った言葉とは?
次は五条悟(ごじょうさとる)が夏油傑(げとうすぐる)に伝えた最後の言葉について説明します。
決別した後、夏油は仲間達と共に百鬼夜行(ひゃっきやこう)を起こしました。
同時に特級過呪怨霊(とっきゅうかじゅおんりょう)の祈本里香(おりもとりか)を得ようとするも、乙骨憂太(おっこつゆうた)によって敗北。
重傷を負った夏油は逃走しながらも、里香を手に入れる事を諦めていませんでした。
そこへ悟が現れ、軽く話をした後、悟から遺言を聞かれた際、自分の主張は最後まで曲げない事、高専での生活は楽しかったが、心の底から笑うことが出来なかった事を告白します。
そして悟はある言葉を夏油に言い、その言葉を聞いた夏油は唖然とし、軽く笑いながら悟によって殺されました。
その言葉は何と言ったかは明らかになっておらず、ただ作者の芥見下々(あくたみげげ)先生曰く、「0巻の中で既に出ている」との事です。
ただ候補として挙がっているのは「僕の親友だよ、たった一人のね」ではないでしょうか。
悟は決別した後も夏油の事を親友として見ていて、故にそのように発したのだと思います。
言葉を述べた後の夏油の反応から、呆れたような感じの笑みだった事からも上記の台詞だったらつじつまが会うはずです。
【呪術廻戦】夏油と五条の高専時代は何話?
夏油傑(げとうすぐる)と五条悟(ごじょうさとる)の高専時代は65話です。
2人は同級生の家入硝子(いえいりしょうこ)を始め、庵歌姫(いおり うたひめ)、冥冥(めいめい)とともに任務を行い、無事に終えました。
しかし、帳(とばり)を悟が降ろさなかったので夜蛾正道(やがまさみち)からお叱りを受けたのです。
その後、夜蛾から天内理子(あまないりこ)の護衛を命じられました。
【呪術廻戦】夏油と五条の関係まとめ
以上が夏油傑(げとうすぐる)と五条悟(ごじょうさとる)の関係性、最後の言葉等についてでした。
夏油はもう命を落としましたが、今は加茂憲倫(かものりとし)こと羂索(けんじゃく)に体を支配されています。
これ以上悪行を重ねさせないためにも、早く解放されてほしいですね。
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