「呪術廻戦」の主人公である虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は物心つく頃から両親はおらず親代わりの祖父と二人きりで生活しているなど謎の多い人物となります。
呪いの王・宿儺を宿す人間は千年生まれてこなかったそうで過去、出生、呪術界との関係とともに一切正体が明かされておりません。
そのため、虎杖悠仁と血縁関係のあるおじいちゃん・両親がなにかしら呪術界と関係があるのではないでしょうか?
この記事では
- 虎杖悠仁のおじいちゃんの正体とは
- 虎杖悠仁の両親は何者なのか
- 虎杖悠仁の正体は宿儺の器で血縁関係はあるのか
について触れてみたいと思います。
【呪術廻戦】虎杖悠仁のおじいちゃんの正体は?
引用元:TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト
まずはじめに虎杖悠仁のおじいちゃんは何者なのかについてです。
登場したのは第1話で、名は虎杖倭助(いたどりわすけ)といいます。
両親は作中ではすでに死んでおり、代わりに男手一つで虎杖悠二を育ててきました。
そんな虎杖のおじいちゃんの正体ですが明かされずに死亡しました。
【呪術廻戦】虎杖のおじいちゃんの遺言・死因とは?
虎杖への遺言とは?
病院のベッドで祖父は孫の虎杖に死ぬ間際、「オマエは強いから人を助けろ」「大勢に囲まれて死ね」「俺みたいになるなよ」という言葉を遺して亡くなりました。
その後、虎杖は祖父の最期の言葉に突き動かされたのか、呪術師でもないのにも関わらず、部活動の同級生が呪霊に襲われているのをみて、危険を顧みず助け出すといった行動を起こします。
虎杖にとってたった一人の親である祖父の遺言は、大きな影響を与えたといっても過言ではありません。
虎杖のおじいちゃんの死因
死因は肺がんだと公式ファンブックで明かされています。
花を買い、看病に来た虎杖に向かって、「花とかもいちいち買ってんじゃねえ貯金しろ」といい放つなど凄く偏屈な性格をしています。
気性の荒いことが原因なのか人付き合いが少なかったそうです。
最期に言いかけた両親の事とは?
両親については遺言を残す前に祖父の口から触れられましたが、悠仁に「興味ない」と一蹴されてしまい、何も知ることもなく、分からずじまいで終わってしまいました。
なにを言おうとしていたのかとても気になるところであります。
両親に関するとても重大な秘密を隠していたのかもしれないです。
【呪術廻戦】虎杖悠仁の両親の正体は?
引用元:TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト
虎杖悠仁は作中で、両親のことに関して「母親にはあったことはないが、父親のことはうっすら記憶にある」と言っています。
いままで謎につつまれておりましたが単行本17巻の第143話でようやく登場いたしました。
それでは見ていきましょう。
虎杖の父親の正体は?
単行本17巻の第143話で虎杖悠二が乙骨優太に破れた後のコマの回想シーンで初めて父親が登場します。
虎杖の父親の名前は虎杖仁(いたどりじん)です。
虎杖侘助と虎杖仁がどうやら何かを話している場面です。
赤ん坊を抱きかかえているようですが、この赤ん坊は虎杖悠二ということで間違いないと思います。
虎杖悠二と思われる赤ん坊を抱きかかえている様子から、虎杖仁は虎杖悠二の父親で間違いないでしょう。
呪術の世界と関係が深い人物なのかも明らかになっておりません。
虎杖の母親の正体は?
回想シーンの虎杖侘助と虎杖仁との会話で母親と思われる名前がでてきました。
祖父が仁に向かって
「香織との間に子供を産むことが叶わなかった」
「だが香織が死んだのは」
といっていることから、妻の名前は香織だと思われ、もうすでに死んでいることが示唆されております。
しかし、次のコマで思わぬ事態に読者を混乱させることになります。
頭に縫い目のある謎の女性が現れました。
驚くことにその女性は祖父の事を「お義父さん」と呼んでいます。
つまり縫い目のあるこの女性こそが香織で虎杖悠二の母親で間違いないかもしれません。
縫い目がある人物には見覚えがあります。
その人物の名は夏油傑で前日譚では呪術テロを起こした張本人。
友人である五条悟にとどめを刺され、夏油は死亡しましたが本編では、嘘のように生きているではありませんか!
後に渋谷事変という章で夏油傑本人ではなく肉体を何者かに乗っ取られた偽物の夏油だということが分かりました。
夏油と同じくこの女性も肉体を乗っ取られたものとしてみてもいいでしょう!
背後に何者かの存在が仄めかされていますね。
母親と思わしき人物が登場したところで回想シーンは終わりましたが、この後、どうなったのか、香織と虎杖仁は生きているのか!?
祖父と虎杖の両親に関して現時点で判明しているのは、ここまでとなります。
【呪術廻戦】虎杖悠仁の正体が判明!宿儺の器で甥だった!
引用元:TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト
祖父やその両親についてみてきましたが、虎杖悠二の正体に関わる、重要な秘密を抱えているとみて考えてよさそうです。
千年も現れなかった宿儺の存在を封じ込めるものというのも偶然ではなく必然的な何かがあると思います。
結論、虎杖悠二は宿儺の器であり、さらに宿儺の甥っ子であることが判明しました。
それではまずは宿儺の器になった経緯から解説します。
加茂憲倫によって作られた宿儺の器
先ほど、夏油傑や額に縫い目のある女性がでてきましたが、加茂家の当主、加茂憲倫にも額に縫い目があります。
夏油傑は本物ではなく渋谷事変で何者かに乗っ取られたことが、判明しました。
これらの人物は同一人物の仕業で間違いないと思われます。
そして17巻の145話で明らかとなりました。
名は羅索(けんじゃく)。
その羅索の目的は割愛させてもらいますが、宿儺の器の誕生に関わる発言されていることから、祖父や両親以上に虎杖悠二の誕生に関わる人物となっております!
肉体に乗り移る事が可能でいろんな人物の肉体へと乗り移っていることからも宿儺と一緒で千年以上前の呪術師です。
加茂憲倫の身体を乗っ取り受胎九相図をつくり、虎杖悠二の母親香織に乗り移り、虎杖悠二を産んだといえます。
虎杖の父は宿儺の双子の生まれ変わり=虎杖は宿儺の甥っ子!
本誌275話で、宿儺には双子の片割れが居たこと、その片割れの生まれ変わりが虎杖悠仁の父親・仁であると判明しました。
ですので宿儺の甥っ子が虎杖悠仁、虎杖の叔父が宿儺ということになります。
やはり宿儺の器になったのは、こういった理由が関係していたのですね…。
【呪術廻戦】虎杖悠仁・おじいちゃん・両親の正体まとめ
引用元:TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト
結論といたしましては、現在のところ、虎杖のおじいちゃん、虎杖自身の正体に関してはいまだ明かされておりません。
しかし、物語が進むにつれて虎杖悠二の出生の秘密が明らかとなってきています。
おじいちゃん・虎杖悠二の両親の正体についても判明していくことでしょう。
これからも主人公、虎杖悠二に注目しながら、物語を楽しんでいきましょう!!