【呪術廻戦】吉野順平は生き返る?最期がかわいそう?「なんで」の意味とは?

呪術廻戦の登場人物である吉野順平(よしのじゅんぺい)は、特急呪霊である真人(まひと)の手によって無惨にも殺されてしまいます。

OPの最後のシーンでは、みんなで花見をしていて本作の主人公である虎杖悠二(いたどりゆうじ)と仲良く話す姿からこの結末は想像していなかった読者の方もいるのではないでしょうか。

そんな吉野順平ですが、「本当に死亡したのか?」「もしかして生き返る?」などの考察が飛び交っています。

本記事では吉野順平という人物について、または本当に死んでしまったのかについて解説していこうと思いますので、考察の参考にしていただけたら幸いです。

それでは見ていきましょう。

目次

【呪術廻戦】吉野順平とは?

引用元:TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト

吉野順平とは里桜高校(さとざくらこうこう)に通う生徒で、前髪は顔の右半分が隠れるほど伸びており、内気で優しい性格です。

右半分を髪の毛で隠しているのは、イジメによりタバコの火を押し付けられた痕があるからです。

また、ゴキブリを食べさせられたりとイジメの内容はとてもひどいもので、それが原因で不登校となっています。

映画をこよなく愛し、修行の一環で映画を観ていた虎杖とも話が合い打ち解け仲良くなります。

吉野順平のプロフィールを簡単にまとめてみました。

年齢 17歳(享年)
出身地 神奈川
所属 里桜高校
術式 式神・澱月(おりづき)
趣味 映画鑑賞
好きな食べ物 天津飯
嫌いな食べ物 数の子
家族構成 吉野凪(よしのなぎ)(母)
CV 山谷祥生

気は弱いが優しい性格で映画好きな少年

順平の趣味は映画鑑賞で、高校1年生の時に友人2名と映画研究会を作っていた過去があります。

しかし、部室はイジメグループのリーダーであり学校内の生徒からも人気の高い伊藤とその仲間たちの溜まり場となってしまい、それに対して反抗したのをきっかけに順平はイジメられるようになりました。

本作の主人公である虎杖悠二とは映画の話で盛り上がり仲良くなります。

きっかけとなったのは「ミミズ人間」という映画の話で、3はつまらなかったけど2は面白かったという全く同じ感想だったことに順平は一気に虎杖に惹かれていきます。

本当に楽しそうに屈託のない笑顔で映画のことについて虎杖と話すシーンは、読者の方も印象に残っているのではないでしょうか。

真人に出会い術式を習得した

順平はある日、学校をサボって映画館に行き、そこで偶然居合わせたイジメグループである3人組の変死体を目撃してしまいます。

そこで真人と出会い、「僕にも同じことができますか?」と話しかけ接触することになります。

同じ能力を身につけ、今までイジメをしてきた人たちへ復習したい気持ちが芽生えたのではないでしょうか。

真人の能力で吉野順平はクラゲのような見た目をした式神・澱月という術式が開花します。

呪力から精製した毒を術式の触手から分泌する能力で、クラゲの中に入ることで打撃を無効化することもできます。

【呪術廻戦】吉野順平は死亡した?生き返る?

引用元:TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト

順平は真人が自分の理解者だと勘違いしてしまい、利用されていることに気づくことができず殺されてしまいます。

アニメのOPの映像から高専の生徒として虎杖たちの仲間になるのでないかと思っていた読者の方も少なくないはずです。

そんな順平ですが、事件の最後では転校したことになっていることがイジメの主犯格である伊藤の発言から分かっています。

本当に死んでしまったのか、実は死んではおらず生き返って再登場する可能性があるのか考察していきたいと思います。

吉野順平の死亡シーン

順平は単行本4巻の12話にて、特急呪霊である真人の能力「無為転変」によって改造人間にされ殺されてしまいます。

それまで信用していた真人からは「順平って君が馬鹿にしている人間の、その次くらいには馬鹿だから」といわれ虎杖の目の前で一瞬にして改造人間にされてしまう場面は真人の呪霊としての恐ろしい一面が垣間見えたシーンでもありますよね。

虎杖は宿儺に治すよう頼みますが宿儺はそれを拒否し、無理やり改造されたショックにより、「ゆうじ、なんで」と最後に言い残して死んでしまいます。

経緯には順平の実の母である吉野凪が宿儺の指に引き寄せられた呪霊によって殺されてしまうことが発端としてあります。

真人は自分の仕業にも関わらず、犯人は「君や母親を恨んでいる人間」もしくは「金と暇を持て余した薄暗い人間」と順平に告げ、順平はイジメグループのリーダーである伊藤が今回の犯人だと勘違いしてしまいます。

そして伊藤に復習するため全校集会の真っ只中である里桜高校の体育館を襲撃し、その現場に居合わせた虎杖と戦うことになるのです。

吉野順平の生き返る可能性は?

真人の能力である「無為転変」で改造人間にされてしまい殺された順平ですが、生き返る可能性は限りなく低いでしょう。

その理由に

・家入硝子の「一度改造された人間はまず助からん」という発言
・真人の「魂の形は反転術式でどうこうなるものではない」という発言
・公式ファンブックで順平の年齢が「享年」となっている

があげられます。

家入硝子(いえいりしょうこ)とは高専に所属している反転術式で他人を治すことができる数少ない医者です。

その家入硝子が助からないと断言していることや、真人が反転術式ではどうすることもできないと発言していることから、まず助かる確率は限りなく低いのではないでしょうか。

その上、公式ファンブックに享年と書いていることから死亡してしまっていることは確定していると思います。

【呪術廻戦】吉野順平の登場話は?

引用元:TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト

順平の登場話を大まかにまとめてみました。

順平は単行本3巻と4巻に掲載されている18話から31話で登場します。

初登場の18話では映画館でイジメグループである3人組の変死体を目撃し真人と出会うところから始まります。

19話、20話でイジメられていた過去が判明し、真人の能力で術式が開花。

22話〜24話で虎杖と初めて出会うことになり、映画の話で打ち解けます。

虎杖と話していくことで、「自分が誰かを殺してしまうことによって母親の魂が穢れてしまうなら人を殺すことはできない」と、イジメをしてきた人たちへの復讐を思いとどまることになります。

しかし、25話で実の母親である吉野凪が殺されたことをきっかけに、悲しみと同時に激しい怒りが湧き、真人の思惑通り伊藤を犯人だと思い込み再び復讐を決意します。

そして27話で真人の「無為転変」の能力で改造人間にされ殺されてしまいます。

最後の31話では今回の事件が終わった後、イジメがあったことに気づけなかった担任の外村がイジメのリーダーである伊藤と共に吉野順平の心を殺した罪を一生背負うことを自分達に課し話が終わります。

【呪術廻戦】吉野順平は生き返る?まとめ

引用元:TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト

吉野順平は特急呪霊である真人に利用され、最後には死亡しました。

顔面にタバコの火を押し付けられたりと酷いイジメを受けていた過去があり、また実の母親も真人の仕業によって呪霊に殺されてしまいます。

真人の残虐さには恐怖や怒りを感じた読者の方もいるのではないでしょうか。

最後まで報われることなく死んでしまった順平ですが、実は死んでおらず生きているという説も可能性は限りなく低いのではないでしょうか。

前述した通り以下の理由があります。

・家入硝子の「一度改造された人間はまず助からん」という発言
・真人の「魂の形は反転術式でどうこうなるものではない」という発言
・公式ファンブックで順平の年齢が「享年」となっている

また、イジメのリーダーであった伊藤の発言から学校をやめて引っ越したことになっていますが、これはおそらく高専側が事実を隠蔽するために嘘の情報を流したのではないでしょうか。

本作の主人公である虎杖悠仁とは映画の話で意気投合し、笑い合うほど仲がよくなり、この先も良い関係を築いていけると思っていただけに本当に残念ですよね。

しかし、順平の死は虎杖が呪術師として成長する大切な要素となったのではないでしょうか。

この先の展開と虎杖の活躍に期待しましょう。

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