釘崎野薔薇（くぎさきのばら）は「呪術廻戦」に登場する主要キャラの1人で、主人公である虎杖の同級生でもあります。
釘崎は渋谷事変で戦いに敗れ重傷を負ってしまうのですが、死亡してしまったのかそれとも生きてるのか、はっきりと確定はしていません。
読者の間でも釘崎が生きてるのか、死亡してしまったのか、様々な憶測が飛び交っています。
この記事では、釘崎は死亡してしまったのか、生きてるのか、徹底的に考察していきます！
【呪術廻戦】釘崎野薔薇の死亡シーン？いつ誰にやられた？
引用元：TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト
釘崎は渋谷事変において、特級呪霊の真人（まひと）に倒されてしまいます。
渋谷事変では、あちこちで様々な組み合わせの戦闘が勃発しますが、釘崎も例外ではありません。
補助監督の新田と行動しているときに、敵側の呪詛師 重面春太（しげもはるた）と遭遇し戦闘に入ります。
重面のクリーンヒットを顎に食らった釘崎は若干押されているようでした。
しかし致命傷を受けたわけではなく、まだまだ反撃する気満々の釘崎でしたが、そこに1級術師の七海健人が乱入してきます。
補助監督を重面に殺されたことに激怒している七海は、その実力で重面を圧倒します！
本来なら1発で重面を倒してしまうような打撃でしたが、重面の幸運を発揮する術式によって3発かかってしまうのですが、それでも重面に何もさせずに七海が圧勝するのでした。
そのため釘崎は本領を発揮する前に、1級術師 七海の実力を目の当たりにします。
読者から見ると釘崎より七海の方が圧倒的に強く見えますし、総合的な能力では実際そうなのでしょう。
その後釘崎は、特級呪霊の真人と遭遇し戦闘に入るのですが、特級呪霊ということは1級術師の七海より格上ということになります。
そして、実際に真人は釘崎と遭遇する前に七海を殺しているのです。
七海が満身創痍だった影響もありますが、実力的に真人が釘崎より格上であることが想定できますね。
ただ、実は釘崎と遭遇した真人は分身であり本体ではないのです。
真人の本体は同時並行で虎杖と戦闘しています。
魂に干渉する真人の右手に警戒しつつ様子をうかがう釘崎。
通常の攻撃が真人に通用しないことを理解しつつも、奥の手として「共鳴り」を見事に決め、真人の魂にダメージを与えます。
なんと真人の魂にダメージを与えられる天敵は虎杖だけではなかったのです！
これをきっかけに目の前の相手が分身であることに気づいた釘崎は、さらに追い打ちをかけようとしますが、真人はひょうひょうと逃げていきます。
しかし逃げている先は虎杖と戦っている本体のもとで、本体も分身の方に向かってきていました。
そして本体と分身が合体するのかと思いきや、そのまますれ違って本体は釘崎の方へ、分身は虎杖の方へ向かっていきます。
すれ違っていることに気づいていない釘崎。
分身であると思っているため右手への警戒を解いていました。
そこへ真人本体の右手が釘崎野顔面へ触れてしまうのです。
その瞬間釘崎の左顔面が弾け飛び、戦闘不能となってしまいます。
【呪術廻戦】釘崎野薔薇は死亡せずに生きてる？！その理由3つも解説
引用元：TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト
真人の術式によって顔の半分を破壊され倒れてしまった釘崎でしたが、その後死亡してしまったのかはっきりしていません。
果たして釘崎は死亡してしまったのか、生きてるのか、どっちなのでしょうか？
釘崎が生きてると思われる可能性を、理由とともに考察してみましょう。
理由1.新田新の術式＆家入硝子の存在
釘崎が生きてると思われる理由として、補助監督 新田新（にったあらた）の存在があります。
新田は東堂と一緒に京都から駆けつけていて、釘崎が倒れた直後に虎杖と真人のもとに現れます。
新田の術式は補助監督して非常に優秀で、これまでに受けた傷がこれ以上悪化しないようになり、痛みも徐々に回復していく、というものです。
ただし、術式付与後に受けた傷については対象ではありません。
応急処置としてこれ以上の能力はありませんよね。
新田は到着後すぐに、釘崎に対してこの術式を施していて、釘崎が真人の攻撃を受けてから新田の術式を受けるまでの時間がかなり短そうです。
新田が釘崎に術式を施した時には、釘崎の脈も呼吸も止まっていましたが、この時点で絶命さえしていなければ釘崎が生きている可能性は高いと言えます。
加えて、釘崎が生きてると思われる理由として、家入硝子（いえいりしょうこ）の存在もあります。
硝子は五条悟の同級生で、傷をいやしたり体を再生する反転術式のエキスパートです。
反転術式に関しては五条悟でさえも硝子にはかないません。
硝子は渋谷事変の時にバックアップメンバーとして渋谷に入っており、負傷した補助監督などを治療し助けています。
新田も釘崎を連れて硝子のもとに向かったことは間違いないでしょう。
釘崎の状態は、顔面の左半分が弾け飛んでいて眼球も吹き飛んでいるくらいの重症ですが、脳は無事のように見えます。
反転術式は切断された腕を生やすなど、欠損した体を再生することが可能ですので、釘崎の顔面を再生することは硝子にとって容易いでしょう。
新田が釘崎に術式を施した時にすでに死んでしまっていたかどうかがポイントですが、もしこの時に絶命していなければ、新田の応急処置と硝子の反転術式の連携プレーによって、釘崎が今も死亡せずに生きてる可能性は十分にありそうです。
理由2.乙骨による反転術式の実例
2つめの理由は、反転術式のポテンシャルにあります。
乙骨（おっこつ）が虎杖に反転術式を施したシーンを見てみるとそのポテンシャルの高さがわかるでしょう。
渋谷事変の後、虎杖の死刑執行役に任命された乙骨でしたが、本当に殺すつもりは全く無く、芝居を打ちます。
しかし、虎杖を殺したという事実を作らなければ上層部をだませないため、乙骨は虎杖の胸にナイフを突き刺して、本当に一旦虎杖の心臓を止め、すぐさま反転術式を施すのです。
一瞬とはいえ仮死状態に陥った状態からも反転術式によって回復しており、そのポテンシャルの高さが伺えますね。
新田によると釘崎は、脈も呼吸も無い危険な状態でしたが、乙骨の反転術式の実例を見てみると死亡していないのではという希望が見えてきます。
理由3.野薔薇の花言葉「痛手からの回復」
作品とは直接的に関係はありませんが、野薔薇の花言葉には「痛手からの回復」というものがあります。
現実や歴史からインスピレーションを受けて作品の参考にする原作者は多いですから、釘崎がこの花言葉どおりに死亡せず回復する可能性もありますよね。
【呪術廻戦】作者の発言からも釘崎野薔薇が生きてる可能性が浮上？
引用元：TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト
釘崎が生きてる可能性を考察するうえで、原作者の芥見の公式発言も参考にしたい情報の1つです。
当然釘崎の死亡に関しての発言はありませんが芥見先生は、
・虎杖、伏黒、釘崎、五条の4人のうち、1人だけ死亡
・虎杖、伏黒、釘崎、五条の4人のうち、1人を残して他全員死亡
のいずれかの結末になることを公言しています。
釘崎がもし渋谷事変で死亡してしまっていたら、1人だけ死亡説だと虎杖、伏黒、五条は製造するという結末が決まってしまったことになり、ちょっとつまらないですよね。
したがって、実質的に1人を残して他全員死亡説が有力ということになります。
そのような選択肢が絞られてしまう情報公開をするとはちょっと考えにくいです。
このようにちょっとひねくれた見方をしてみると、さらに釘崎が生きている可能性が高まってくる気がしてきますね。
【呪術廻戦】釘崎野薔薇は生きてる？死亡？まとめ
引用元：TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト
いかがでしたか？
釘崎が真人に倒されるシーンはかなりショッキングで、死亡してしまったと思いましたし、実際まだその可能性は捨てきれませんが、様々な面から考察してみると釘崎が生きてる希望も見えてきましたね！
今後の展開のどこかでふっと釘崎が現れることを願うばかりです！
