【推しの子】カミキヒカルは死亡した？フラグや死亡シーンは何話？

現在絶賛アニメ2期が放送中の『推しの子』。

アニメでは、2.5次元舞台編が盛り上がっていますが、原作も最終章のクライマックスが近づき、どんどん真相が明らかになっています。

これまでアイの殺害をはじめ様々な事件の黒幕と思われてきたカミキヒカルは、死亡する可能性が高いと思われていたキャラの一人です。

ですが、ここにきてカミキ自身も真の黒幕によって操られていた可能性が浮上してきました。

カミキヒカルは今後の物語にどう関わっていくか、そしてその生死はどうなるか、考察していきたいと思います。

【推しの子】カミキヒカルは死亡した？

2024年9月の物語時点では、カミキヒカルは死亡していません。

カミキヒカルは元々はすべての事件の黒幕と思われていたため、物語上死亡（ないしは社会的に破滅）する可能性が非常に高いように思われていました。

しかし、155話で真の黒幕がニノである可能性が浮上し、生存する可能性も徐々に大きくなってきたように思えます。

改めて、カミキヒカルが亡くなる可能性と今後の物語の展開について考察していきます。

【推しの子】カミキヒカルに死亡フラグがある？

一貫して推しの子の事件の犯人と思われていたカミキヒカルでしたが、155話でアイの本当の思いを知ります。

また、真の黒幕としてニノの存在が浮上し、カミキ自身は間接的に事件に関わっていただけである可能性も出てきました。

そんな彼が死亡する可能性はどんなものがあるでしょうか。

フラグ①復讐を誓ったアクアに殺害される

『推しの子』ではアクアがアイを殺したカミキヒカル相手に復讐するというテーマが描かれてきました。

しかし、154話で描かれたカミキヒカルへの復讐は殺すことではありませんでした。

アクアはアイのビデオレターをカミキヒカルに見せる事で、愛されていたことをカミキヒカルに伝えます。

アイの虚像を追い、アイ自身を理解しないカミキに対しては、殺害するよりも本当の思いを伝えることこそが復讐だと考えたのかもしれません。

その後の斎藤壱護との会話で、アクア自身はカミキヒカルを殺してやりたいほど憎んでいることを発言しています。

しかし、ルビーが許したことを理由に、本当の想いを伝える復讐を選んだと言っています。

ルビーがいる以上、アクアがカミキを殺害する動機は現状薄まっていると言えるでしょう。

フラグ②ルビーの復讐の対象になって殺害される

上記のフラグ①同様、この可能性も低くなったと言えます。

せんせー（雨宮吾郎）とアイ、転生前のルビーが最も愛していた2人の人物を殺したカミキヒカルをルビーも非常に憎んでいました。

しかし、ビデオレターを見せるシーンでアクアと一緒にいることやアクアの「ルビーが選んだ」という発言から考えると、ビデオレターをカミキに見せる選択はルビーによるものと思われます。

その選択は決して軽いものではないはずなので、改めてカミキを殺そうとする展開は考えづらいと言って良いでしょう。

ただ、155話で、去ろうとするカミキを引き留めようとしたルビーの瞳には黒い星が輝いていました。

ひょっとすると、「これで良いのか」という思いがルビーの中にあり、黒い光（＝復讐への意思）となって現れていたのかもしれません。

しかし、帰宅した2人をミヤコさんが暖かく迎え入れてくれます。

ミヤコさんは2人の親代わりの存在ですが、復讐に関する事情はほとんど知りません。

それでも、2人が何か悩みを抱えていてずっと引きずりながら生きていたことを薄々わかっていました。

復讐を終えた2人を優しく抱きしめ、居場所であろうとしてくれるミヤコさんにアクアもルビーも涙を流します。

2人の存在を肯定してくれる存在がいたことが救いとなり、2人は過去の復讐から未来に目を向けて生きていけるようになることでしょう。

フラグ③アクアを想った黒川あかねに殺害される

黒川あかねは、アクアの事情をかなり深く知り、復讐に生きるアクアのことを何度も引き留めようとしてくれました。

その想いは、カミキヒカルを自分で殺害しようと考えるくらいです。

その時は、失敗におわりましたが、彼女がまだカミキヒカルの殺害を考えている可能性はあるでしょうか。

結論をいうと、黒川あかねがカミキヒカルを殺す可能性は少ないと言えます。

155話で、黒川あかねは髪を切り、星野アイの真似っ子はしなくて良くなったと発言しています。

これまで星野アイに寄せていた理由は、復讐を誓うアクアのためやカミキヒカルの目を引き寄せるため、などが考えられます。

復讐を終え、アクアが解放されたと思ったからこそ、あかねは星野アイの真似っ子をやめたのだと思います。

そんな彼女が、カミキを殺す動機は薄くなっていると言ってよいでしょう。

フラグ④アイを大事にしていた斎藤壱護に殺害される

苺プロダクションの元社長、斎藤壱護は犯人のことを恨み続けていました。

その想いは強く、自分が芸能界に引き入れ育てたアイへの思いは相当強く、アイが死んだ後は表舞台から姿を消して真相を探り続けていたほどです。

しかし、斎藤も、最新話でアイの夢を引き継ぐルビーを支えるため「人を殺してるヒマなんてねぇわな」というセリフがあり、未来に向けて吹っ切れた様子です。

この後の展開にもよりますが、カミキヒカルを殺す動機は薄いと言って良いでしょう。

フラグ⑤アイへの罪を償って自殺

アイが自分を愛していたことを知ったカミキは「アイのためにできることをしにいく」と言ってアクアたちのもとを去りました。

この「アイのためにできること」はいくつか選択肢が考えられますが、その中に自殺という選択肢もあります。

「ぬけがらのようになった」と描写されている通り、カミキは155話でこれまで自分が見てきたアイが虚像であることを知ります。

愛していたはずなのにアイを理解していなかったことへの絶望と、犯してしまった罪への償いから自殺を考える可能性はありえます。

フラグ⑥真の黒幕によって殺害される

現在のストーリー上、最も可能性が高いのはこの展開だと推測しています。

全ての事件の真の黒幕としてニノが浮かび上がってきました。

物語は今後、ニノの目的や映画の公開に伴うニノの動きへとスポットライトが当たっていくと思います。

ニノは、132話でアイを「最強で無敵のアイドル様」と表現しました。

他にも、アイのことを非常に複雑な思いで捉えている描写が見え隠れしています。

映画やビデオレターを通して、こうしたニノが信じたいアイの姿が崩れ去ってしまう可能性があります。

その時、ニノがアクアやルビーにゆがんだ想いをぶつけてくることがありえます。

カミキヒカルの「アイのためにできること」という言葉が、アイの想いを守ること、家族を守ることという意味だった場合、カミキがルビーやアクアを守って殺されてしまう展開が予想されます。

【推しの子】カミキヒカルは死亡した？まとめ

この記事では、最新の展開で明らかになった事実を踏まえて、カミキヒカルの今後や死亡する可能性を考察しました。

現状、カミキヒカルは死亡していません。

しかし、いくつか死亡フラグが立っていることは間違いありません。

アイの想いを知ったカミキがどう変わるのか、そしてニノの目的は一体なんなのか。

クライマックス最中の『推しの子』から今後も目が離せません。