2020年1月24日に日本で公開される実写版映画キャッツ
世界中でミュージカルの上演がされていますが、なかでも日本は劇団四季が1983年から断続的に上演し、通算公演回数は10000回を超えています!
おそらく世界の中でもトップレベルでキャッツを愛している日本
実写映画版キャッツはどう評価されるのしょうか?映画版キャッツと劇団四季ミュージカルCatsの違いについてまとめていきます!
https://xb186143.xbiz.jp/cats-kokuhyo/
本文中にネタバレが含まれますので、何も知らない状態で映画を見たい方はご注意ください!
キャッツ(実写版映画)作品情報
あらすじ
ヴィクトリアが迷い込んだのは、新しい人生を生きることを許されるたった一匹の猫が選ばれる、一生に一度、一夜だけの特別な舞踏会が開催される、猫たちの秘密の世界。その一匹を選ぶ長老猫オールドデュトロノミーの「見極めるのは魂よ」という言葉に導かれながら、ヴィクトリアは歌やダンスで自身を表現しようとする個性豊かな猫たちに出会います。「選ばれるのは私だ」と語る怪しげな猫や、ふとっちょな猫、奇跡を願う猫…様々な猫たちとの出会いで、ヴィクトリアはどのように変わっていくのか?そして、最後に選ばれる猫は一体…?バレエ、ヒップホップ、タップなど、多様なダンスと美しい音楽に彩られ、これまで誰も見たこともない世界が映し出される本映像。猫たちの特別な一夜の物語が描かれる映画『キャッツ』に、ぜひご期待下さい。
引用元:https://cats-movie.jp/news/
原作 | 詩集「キャッツ – ポッサムおじさんの猫とつき合う法」 |
脚本・監督 | トム・フーパー |
脚本 | リー・ホール |
製作総指揮 | スティーブン・スピルバーグ アンドリュー・ロイド=ウェイバー アンジェラ・モリソン ジョー・バーン |
配給 | 東宝東和 |
日本公開日 | 2020年1月24日(金) |
キャッツはもともと、T・S・エリオットによる詩集を元に、アンドリュー・ロイド=ウェイバーが作曲を手掛けたミュージカルです。
なのではっきりとしたストーリー、主役、結末のある物語ではなかったようですね。
また、映画版でもアンドリュー・ロイド=ウェイバーが音楽を担当しており、ミュージカル版と同じ楽曲が歌われています。
キャッツ(実写版映画)劇団四季ミュージカル版「Cats」との違いは?
劇団四季ミュージカル「Cats」のストーリー
満月が青白く輝く夜、街の片隅のゴミ捨て場。
たくさんのジェリクルキャッツたちが、年に一度開かれる”ジェリクル舞踏会”に参加するため集まってきます。人間に飼い馴らされることを拒否して、逆境に負けずしたたかに生き抜き、自らの人生を謳歌する強靭な思想と無限の個性、行動力を持つ猫、それがジェリクルキャッツ。
そして今宵は、長老猫が最も純粋なジェリクルキャッツを選ぶ特別な舞踏会。
再生を許され、新しいジェリクルの命を得るのは誰か。
夜を徹して歌い踊る猫たち。
やがて夜明けが近づき、ナイフで切ってしまえそうな静寂に向かって、天上に上り、
新しい人生を生きることを許されるただ一匹の猫の名前が、宣言されます。その猫とは‥。
引用元:https://www.shiki.jp/applause/cats/story/
実写版映画とのキャラクターの違い
劇団四季のCatsでは、海外版や原作とは登場猫の見た目が全く違っていたり、オリジナルキャラクターも多く存在します。
主役がヴィクトリア
もともと劇団四季のCatsでは主役はいません。
すべての猫が主役のようなものです。
しかし、映画版ではヴィクトリアが主役となり、ヴィクトリア目線でのキャッツが描かれています。
https://twitter.com/catsmovie_jp/status/1214834123619151873映画となると、ミュージカルとは違って時間も短いですし、見せ方も大きく異なってきますよね。
そんなことから主役を軸に進めていく脚本になったのでしょうか。
オールドデュトロノミーがメス猫に
そして原作・ミュージカルではオス猫として登場する長老猫オールドデュトロノミーがメス猫で登場します!
こちらが劇団四季のオールドデュトロノミー
こちらが映画版
https://www.instagram.com/p/B51n8P3Aytl/?utm_source=ig_web_copy_link
長老感は劇団四季より控えめだけど、慈愛に満ちた雰囲気がバンバンですね!
テイラースウィフトが書き下ろした新曲
テイラー・スウィフトと作曲家で今作で音楽を担当するアンドリュー・ロイド=ウェバーが、実写版キャッツのために共同制作した新曲が「Beautiful Ghosts」です。
そしてこちらの「Beautiful Ghosts」
第77回ゴールデン・グローブ賞ベスト・オリジナル・ソング賞(映画部門)にノミネートされました!
https://twitter.com/catsmovie_jp/status/1195144634613293057
キャッツの結末
ここからネタバレがあります!
見たくない方は次項まで飛ばしてください!
ミュージカルでのキャッツの結末は、最後に選ばれる最も純粋なジェリクルキャッツはグリザベラです。
https://twitter.com/catsmovie_jp/status/1215604199112749061劇団四季ではこのグリザベラが「メモリー」を何度も歌う場面が出てきてヒロイン的なポジションにいます。
この結末が映画版ではどのように表現されるのか、気になりますね~!
キャッツ(実写版映画)感想・評価・レビュー
実写版映画に対する劇団四季ファンの声
劇団四季の CATSを見てなくて映画CATSを見た人はそれで満足せずに四季の方も是非見てほしい。
CGの何倍も感動させてくれるって言い切れる
— jasu(ジャス) (@iwaretetobidete) January 5, 2020
Catsの予告編見た。なんというか、ミュージカルをやるために動きやすくしたのかもしれないけど、劇団四季のそれが「ヒトがネコに寄せる」のに対して、映画のは「ヒトに寄せたコスプレ」感が凄いのと、伝わってくるドラマが超「ヒトの世界」っぽさあった。あれって「ネコの世界」と違うん?
— きなこダイバー@PokeGO/7169 4557 8008 (@ironleager) January 7, 2020
ロンドンの本家CATSは2003年に終わってるし、ブロードウェイも2016年に16年ぶりの上演……ってことは映画批評家も下地なしに見た人が多いんだろうな。そりゃ拒否反応出るわ。日本は劇団四季が1983年からずっと上演してくれてるからみたいと思ったら割りと気軽に見れる。
— あおぼし (@xeloch) December 31, 2019
熱狂的なファンが大勢いる劇団四季Cats!
なかには映画化について、キャストについて、吹き替えについて、批判的な意見も見られますね…
また、全くの別物として違いを楽しみにしている方もいるようです。
キャッツ(実写版映画)まとめ
以上、キャッツ(実写版映画)と劇団四季ミュージカルCatsについてまとめました!
世界のなかでもこよなく「キャッツ」を愛し続けている日本で、どのような反応があるのでしょうか?
公開が楽しみですね!
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