大ヒット上映中の「アナと雪の女王2」ですが、知られざる制作秘話があるのをご存じですか?
「アナと雪の女王」のモデルとなった場所や、エルサは当初悪い魔女設定だったことなど、裏話を集めてみました!
これを読めば「アナと雪の女王2」が二倍楽しめる情報お届けします!
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【アナと雪の女王2】あらすじは?
なぜ、エルサに力は与えられたのか――。
命がけの妹アナによって、閉ざした心を開き、“触れるものすべてを凍らせてしまう力”をコントロールできるようになったエルサは、雪と氷に覆われたアレンデール王国に温かな陽光を取り戻した。そして再び城門を閉じることはないと約束した。それから3年――。
深い絆で結ばれたアナとエルサの姉妹は、王国を治めながら、失われた少女時代を取り戻すかのように、気の置けない仲間たちと平穏で幸せな日々を送っていた。しかしある日、エルサだけが“不思議な歌声”を聴く。その歌声に導かれ、仲間のクリストフやオラフと共に旅に出たアナとエルサは、エルサの持つ“力”の秘密を解き明かすため、数々の試練に立ち向かう。果たしてなぜ力はエルサだけに与えられたのか。そして姉妹の知られざる過去の“謎”とは? 旅の終わりに、待ち受けるすべての答えとは――。引用元:https://www.disney.co.jp/movie/anayuki2/about.html
「アナと雪の女王2」予告動画もチェック!
▼「イントゥ・ジ・アンノウン」が聴けます!▼
【アナと雪の女王2】モデルとなった場所は?
アナと雪の女王は北欧の3ヵ国がインスピレーション源になっているそうです。
監督を務めたクリス・バック&ジェニファー・リーとプロデューサー達が
舞台のヒントとなる場所、風景を探して回ったのがノルウェー、フィンランド、アイスランドの3ヵ国でした。
アナのキャラクターデザインにはノルウェーの文化が
エルサにはアイスランドの文化が反映されているそうなんです。
アナとエルサで国が違うんですね。
さらに、アナとエルサの暮らすアレンデール王国のモデルとなったのはノルウェーだそうです。
深い #フィヨルド と雪に覆われた山々、森の鮮やかな紅葉、#サーミ のひとびと、冬空に舞う #オーロラ ・・・ 映画 #アナ雪 のインスピレーションの源になった自然や風景は #ノルウェー🇳🇴にありました😉❄️
The places that inspired Frozen2 #アナ雪2 https://t.co/1OMYnx6p9V— ノルウェー大使館 (@NorwayinJapan) November 15, 2019
【アナと雪の女王2】エルサは悪い魔女だった!?
「アナと雪の女王」はアンデルセン童話の「雪の女王」を参考にしたそうです。
「雪の女王」は、仲良しの少年と少女の成長物語で、少年が“雪の女王”に連れて行かれ記憶をなくしてしまい、少女は少年を探す…という感じなんですが、その“雪の女王”がエルサの当初のモデルらしいんです。
童話中では、そんなに悪役というわけではないですが、映画制作の初期段階まではエルサは悪役として描かれていました。
エルサ率いるモンスター軍団とのバトルが繰り広げられる予定だったらしいんです!
びっくりするぐらい全然違いますよね!オラフも今でこそ愛くるしいキャラですが、当初はモンスター軍団の一人で悪役設定でした。
ところが、制作スタッフの子が生まれつきの病気だったことで、生まれた時から魔法が使えることで悪の設定にすることに疑問を持ち、マイノリティを異質なものと捉えるのではなく、共存する話へ変更したそうです。
個人的に、エルサのメイク、特にアイメイクがマレフィセントやクルエラっぽくてヴィラン(悪役)寄りだと思っていたので納得!
しかし、悪役だとしてもエルサのビジュアルならヴィラン史上No.1の人気を博したかもしれませんね。
画像引用元:https://matome.naver.jp/odai/2154621991614382501/2154622490615994703
【アナと雪の女王2】イメージに用いられた北欧神話とは?
「アナと雪の女王2」の制作にあたって、監督がアイスランドへ行った際に、“エルサの世界だ”と感じたそう。
エルサは神話的なキャラクターとして、アナはおとぎ話のキャラクターとしてコントラストを持たせたそうなんです。
アナのインスピレーションにはフィンランド、ノルウェーが用いられ、神話的なエルサのインスピレーションに用いられたのがアイスランドだったようです。
アイスランド他、北欧で発祥した北欧神話には、四大精霊とされているものがあり、「アナ雪2」でも重要なポイントとなっています。
大地、火(サラマンダー)、水、風の精霊が出てきますが、第5の精霊がエルサで氷の精霊という設定なんです。
北欧神話が「アナ雪2」に大きな影響を与えていることはここからも確かですよね。
【アナと雪の女王2】秋を舞台にした冒険は工夫されていた!
「アナ雪2」の舞台は冬ではなく、秋です。
赤や黄色の色とりどりの秋の森を冒険するにあたり、背景に霧を描くことで登場人物がはっきりと映像に映し出されています。
例えば、コチラ。日テレの「世界一受けた授業」でアナ雪のアニメーションスーパーバイザー、マイケル・ウッドサイド先生が登場した時のものです。
画像引用元:https://www.ntv.co.jp/sekaju/articles/428rcq5q86o65i6sg50.html
全然違いますよね。キャラクターがはっきり見えます。このように秋の森を歩く時にも工夫がされていたんですね!
【アナと雪の女王2】プリンセスなのに失恋!
前作「アナと雪の女王」でアナは、初恋のハンス王子に裏切られます。
アナにかかってしまったエルサの氷の魔法を解くには「真実の愛」が必要でしたが、それを解くのは王子様ではなく、ラストに繰り広げられる「姉妹愛」でした。
王子様とのキスで魔法が解ける…のような典型的な結末ではなく、今までのディズニー映画の枠を超えてきたのが「アナ雪」でした。
製作総指揮のジョン・ラセターは、いわば「アンチ・ディズニープリンセス映画」と語っています。
真実の愛は男女間だけではなく、家族や同性にも抱くものだということを教えてくれているんですね。
さらに、「王子様は待っていても来ない」という、よりリアルな現実に共感した方も多いのではないでしょうか。
【ハンス王子】 礼儀正しく、身なりもオシャレ。エルサの戴冠式のためにアレンデールを訪れアナと出会う。13人兄弟の末っ子で 孤独を感じているところがアナとの共通点。意気投合し結婚を約束。アナが旅に出ているあいだ、王国を守ることに。 pic.twitter.com/XG8rumU6YB
— アナと雪の女王 公開中 (@FrozenDisneyJP) 2019年12月13日
【アナと雪の女王2】姉妹会議でリアリティを追求
姉や妹がいる方がアナ雪を見ていると、姉妹あるあるを感じる方が多くいると思います。
これは、姉妹の徹底的なリアルを表現するために、制作スタジオで姉妹がいるスタッフが集められてみんなで意見を出し合ったそうです。
こうして、たくさんの姉妹間のあるあるを取り入れたため、よりアナとエルサの姉妹の関係性にリアルが感じられるものになったんです。
今日は姉妹あるある!なアナ雪2を観てきた!姉がますますBorn This Way✨でもっとやれ!と思いました❤うちも妹がアナタイプで私がひたすら魔道を逝ってる……オラフやばかったwww pic.twitter.com/E7HpySr7ep
— かおるな❤乙狩組🍖 (@kaoteru901) December 11, 2019
「アナと雪の女王」
姉妹のあるあるがたくさん。
エルサには共感しちゃうしアナは可愛くて大好きだしわたしも魔法が使えるんじゃ無いかと錯覚してしまうほど観ている、2が楽しみ。#テレビ— なまけ (@namakee_) November 16, 2019
【アナと雪の女王2】制作秘話まとめ
「アナと雪の女王」にまつわる制作秘話をいくつかご紹介しました。「アナ雪」の空前の大ヒットを飛ばした裏側には製作側の様々な思惑や、想いが込められているからこそのものだったんですね。ディズニーらしい作品にこだわることなく、けれどディズニーらしさを忘れない作品なんだと感じました。
アナとエルサがここまで支持されるのにも二人の人間味ある感情や行動に、観た人が感情移入したり、憧れたりできるからこそなんだと思います。王子様を待っているだけの可愛いプリンセスではなく自分の道は自分で切り開くのがアナとエルサなんですね!
映画はまだまだ公開中なので、ぜひ美しい映像美を堪能しに「アナと雪の女王2」を映画館でご覧くださいね!
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