otalabでは、47都道府県在住のZ世代877人を対象に「Z世代のSNS利用」に関する実態調査を行いました。
調査結果は以下の通りです。
調査サマリー
・Z世代が普段利用するSNSの1位は『LINE』次いで『Instagram』
・Z世代の1日のSNS利用平均時間は『1~2時間』
・Z世代がSNSを利用する目的として最も多かったのは『情報収集のため』
・Z世代の約半数が『いいねやコメントなど他者からの反応が欲しい』と回答
・Z世代が主に発信・投稿を行うために利用しているSNSは『X(旧Twitter)』
・Z世代の約2割が他者のSNS投稿に対して『誰にでもアクションする』と回答
・Z世代が他者のSNS投稿にアクションを行う1番の理由は『共感したことを示すため』
・Z世代の約5割が『他人のSNSの投稿に嫉妬や羨望を感じた経験がある』と回答
Z世代が普段利用するSNSの1位は『LINE』次いで『Instagram』
まず最初に、SNSの利用が一般化してきている中で、Z世代の人々が「普段どんなSNSを利用しているのか」について知るべく質問を行った。
結果を見てみると、Z世代の過半数が『LINE』『Instagram』『X(旧Twitter)』を普段から利用しているという現状が明らかになった。
近年流行している『TikTok』は上位3つのSNSに比べると比較的普段からの利用者は少ない結果となり、上位を占めている『LINE』『Instagram』『X(旧Twitter)』の圧倒的な利用率の高さが伺えた。
Z世代の1日のSNS利用平均時間は『1~2時間』
続いて、Z世代が1日にどのぐらいSNSを利用しているのかを知るべく、「1日のSNSを利用する平均時間はどのくらいですか?」という質問を行った。
回答を見てみると、『1~2時間』と回答した人が最も多い結果となった。
また、そんな中でもZ世代の約1割は『5時間以上』と回答しており、1日の約5分の1をSNSの利用に費やしていると判明した。
Z世代がSNSを利用する目的として最も多かったのは『情報収集のため』
では、Z世代の人々がSNSを利用する目的は何なのだろうか。
その実態を知るべく質問を行ったところ、最も多かったのは『情報収集のため』という回答であった。
この結果から、SNSでは多くの情報が出回っているからこそ”検索ツール”のように利用している人が多くいるのではないかと考えられた。
また、次に多かった『暇つぶしや息抜きのため』という結果からも、”SNSをチェックする”という行動が日常の中で習慣化されていることが伺える。
Z世代の約半数が『いいねやコメントなど他者からの反応が欲しい』と回答
続いて、1つ前の質問で”発信のため”にSNSを利用していると回答した人を対象に、「SNSで発信を行う理由は何ですか?」という質問を行った。
結果を見てみると、最も多かったのは『いいねやコメントなど他者からの反応が欲しいから』という回答であった。
また、『良いと思ったものを共有したいから』や『自分の日常を見てほしいから』と回答した人も多く、Z世代の中には自分の思いや経験を他者に共有したい人々が多いことが見受けられた。
Z世代が主に発信・投稿を行うために利用しているSNSは『X(旧Twitter)』
では、Z世代の人々が発信・投稿を行うために利用しているSNSは何なのだろうか。
そこで、「主に発信・投稿を行うために利用しているSNSは何ですか?」という質問を行った。
回答を見てみると、最も多かったのは『X(旧Twitter)』という回答であった。
この結果から、Z世代は『X(旧Twitter)』の特徴である短文投稿や思いついたらすぐにつぶやくことができるという点に関して、気軽に情報を発信・投稿しやすいと感じ利用しているのではないかと考えられた。
Z世代の約2割が他者のSNS投稿に対して『誰にでもアクションする』と回答
※本質問におけるアクションとは、コメントやいいねなどのSNSでのアクション全般のことを示しています。
続いて、Z世代の人々が「SNS上で他者の発信・投稿に対してどのような関わり方」をしているのか知るべく、質問を行った。
回答を見て見ると、『知り合いに対してのみアクションする』という人が最も多い結果となった。
また、『誰にでもアクションする』『知らない人に対してのみアクションする』と回答した人の割合も合わせると約70%となり、Z世代の多くは何かしらのアクションを行い、他者との繋がりを求めているのではないかと考えられる。
Z世代が他者のSNS投稿にアクションを行う1番の理由は『共感したことを示すため』
それでは、Z世代の人々が他者の発信・投稿にアクションを行う理由は一体何なのだろうか。
真相を知るべく質問をしてみると、最も多かった回答は『共感したことを示すため』であり、次に『仲良くなりたいから』と続く結果となった。
この結果から、Z世代の中にはSNSを通じて何かしらのアクションを行うことで、自ら交流のきっかけを作り、他者と関係を築こうとする傾向が多く見受けられた。
Z世代の約5割が『他人のSNSの投稿に嫉妬や羨望を感じた経験がある』と回答
最後に、他人のSNSの投稿に嫉妬や羨望を感じた経験のあるZ世代はどれくらいいるのだろうか。
回答を見てみると、『約5割』のZ世代が嫉妬や羨望を感じた経験があるという結果となった。
現在、Z世代の中でSNSの利用は当たり前のこととなっているが、SNSは他者の日常を間近に感じることができるからこそ、他者と自身を比較して嫉妬や羨望を感じてしまいやすいのではないかと考えられた。
アンケート内容
1.普段利用するSNSを選んでください
2.1日のSNSを利用する平均時間はどのくらいですか?
3. SNSの利用目的は何ですか?(最大3つまで選択してください)
4.SNSで発信を行う理由は何ですか?(最大3つまで選択してください)
5.主に発信・投稿を行うために利用しているSNSは何ですか?
6.SNSでの他者との関わり方に関して、当てはまるものを1つ選んでください
7.アクションを行う理由で、下記選択肢に当てはまるものは何ですか?
8.他人のSNSの投稿に嫉妬や羨望を感じた経験はありますか?
調査概要
・調査期間:2024年9月17日~2024年9月24日
・調査機関:株式会社アップデイト(自社調査)
・調査対象:47都道府県在住の18~27歳男女
・有効回答数:877
・調査方法:インターネット調査(「Fastask」使用)
otalabについて
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