【呪術廻戦】夏油傑の正体が判明!偽物なのはいつから?本物の登場は?

「呪術廻戦」に登場するキャラクターである偽夏油傑(にせげとうすぐる)。

まだ謎の部分が多く、読んでいく中で、「偽夏油傑の正体は誰?」と疑問に思った方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、そんな気になる存在である「偽夏油傑」の正体に迫りたいと思います。
それでは、さっそく見ていきましょう!

目次

【呪術廻戦】偽夏油傑とは?

引用元:TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト

偽夏油傑(にせげとうすぐる)とは、特級呪詛師である夏油傑(げとうすぐる)の死体を乗っ取り暗躍している人物です。

特殊な術式によって脳を移植しているため、声や術式など生前の夏油そのままの姿をしています。

偽物でありながら特級術師の力を使うことができるというなんとも恐ろしい人物です。

【呪術廻戦】偽夏油傑の正体は羂索(けんじゃく)!術式や目的は?

引用元:TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト

謎の部分が多い偽夏油傑ですが、本当の正体は羂索(けんじゃく)という人物。

他人の身体を乗っ取ることができ、その能力を使い1000年以上生きながらえてきました。

羂索という名前は分かっているものの、今のところ本来の姿や性別、年齢などは一切わかっていません。

1000年以上活動しているため、宿儺(すくな)とも何かしらの関わりがあったのではないかといわれています。

術式は「他人の身体を乗っ取ること」です。

その人物の身体能力や心の中の風景を具現化した空間である生得領域(しょうとくりょういき)といった術式も自分のモノのように使うことができます。

目的は「人類を高次な存在へ進化させること」です。

その動機は「人類の新たな可能性を見たいという好奇心」といわれています。

羂索とは

羂索とは1000年以上前から存在する呪詛師(じゅそし)です。

六眼(りくがん)の術師に過去2度敗れた経験があり、五条家とは因縁の関係となっています。

人類を高次な存在へ進化させるという野望を持っており、人間側にも呪霊側にもつかない、第三勢力といわれています。

仏教における羂索は、仏菩薩が手に持っている縄を指しており、命あるものを救い取る働きがあるとのことです。

羂索の術式

羂索は主に3つの術式を持っています。

1つ目は「肉体を転じる能力」です。

先ほども簡単にお伝えしましたが、「他人の能力や体を乗っ取ること」ができます。
これは羂索自身が持っている能力だと考えられており、脳を入れ替えることで肉体を転じる術式です。

乗っ取った人物の中に入っているのは羂索の脳だと考えられますが、これが本体なのか、他に本体にあたる身体があるのかは不明です。

乗っ取った人物の生得領域を使えるようになるだけでなく、記憶も引き継ぐことが可能です。

乗っ取られた人物の見分け方は、額の縫い目。

それは反転術式で消すことはできないため、そのまま残ってしまいます。

2つ目は「呪霊操術(じゅれいそうじゅつ)」です。
これは夏油傑の生得領域で、降伏させた呪霊を球状にして飲み込み自在に操ることができます。

上限なく呪霊を取り込むことができ、呪霊を降伏させることができれば特級呪霊も例外ではありません。

生前の夏油は、6000体以上の呪霊を使役していました。

3つ目は「無為転変(むいてんぺん)」です。

真人(まひと)を取り込むことで使用可能になった術式。

魂の形状を変化させることで、自身を含む対象の肉体に影響を及ぼし、質量に関係なく肉体を変化させることができます。

触れた相手の肉体・魂の形を思うがままに変形改造できる特殊な術式。非術師に遠隔で無為転変を施し、脳の形を術師の形状に変形させることもできます。

羂索の目的

目的は人間の新しい可能性を見ること。

そして新しい世界を作ることだと判明しています。そのために呪力の最適化が必要だと考えています。
全知の術師・天元(てんげん)は、呪力の最適化をさせるためには「日本全土を対象とした人類への進化の強制が必要」と言っています。

国民全員を1人ずつ最適化させる方法では効率が悪いと考えた羂索は人類と天元を同化させる方法を取ろうとしています。

本来、天元との同化は星漿体(せいしょうたい)という特殊な体質を持った存在にしかできません。

しかし、羂索は一般人も呪力を使える状態にしようとします。

すでに人間より高次な存在への進化が始まっており、羂索により渋谷事変で五条悟が封印されました。

真の目的達成が目前に迫っているといえるでしょう。

【呪術廻戦】過去に羂索が操っていた人物

引用元:TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト

一人目は、最悪の呪術師である加茂憲倫(かものりとし)の身体を乗っ取っていたと判明しています。

特級呪物(とっきゅうじゅぶつ)で九体の呪物の総称である呪胎九相図(じゅたいくそうず)を生み出したのも、加茂本人ではなく羂索です。

呪胎九相図の長男である脹相(ちょうそう)が、偽夏油の額の縫い目をきっかけに加茂の顔を思い出していたので、偽夏油の脳と加茂の脳は同じだと判明しました。

二人目は、主人公・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)の母親。

羂索の虎杖に対する「我ながら流石というべきか」という発言は、自ら産んだため出た言葉だと判明しました。

史上最悪の呪術師・加茂憲倫

加茂憲倫は、明治時代に生きた呪術師。

「史上最悪の呪術師」、「御三家の汚点」と後世にまでその悪名が残っている人物です。

呪霊の子供を産む特異体質の女性を9度妊娠させて9度堕胎させ、胎児の形をした特級呪物・呪胎九相図を作った人物としても知られています。

偽夏油の正体として姿を現した加茂ですが、かなり昔に乗っ取られていたのです。

さらに脹相の記憶からも呪胎九相図を生み出したのは、本物ではなかったことが分かります。

加茂の人格は不明ですが「自らの目的のために手段を選ばない」と言われていた性格は、羂索のものだったと言えるでしょう。

虎杖悠二の母親

主人公である虎杖悠仁を産んだ女性にも、額に縫い目があることが判明しました。

もともとの父である虎杖仁(いたどりじん)には香織(かおり)という妻がおり、2人は子供を望んでいました。

しかし、香織はそれを叶える前に死亡してしまいました。

虎杖の祖父の記憶によると、いつの間にか仁のもとには額に縫い目がある後妻がいて、子供が産まれていました。

祖父は仁に「死ぬぞ」と警告するほど、その女性から何か嫌なものを感じ取っていました。

女性がもともと香織だったのか、別の女性なのか。

また、どうやって虎杖家にやってきたのかはまだ明らかになっていません。

状況から虎杖悠仁は羂索が産んだ子供といえるでしょう。

さらに渋谷事変で脹相は本能的に虎杖を弟だと感じ取っているため、2人の誕生に関わっていると考えられています。

【呪術廻戦】夏油傑はいつから偽物だった?偽夏油傑の初登場は何話?

引用元:TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト

偽夏油は単行本2巻第10話で初登場。

この時に漏瑚(じょうご)、花御(はなみ)と飲食店を訪れています。

五条をどの様に封印するか相談している際、興奮した漏瑚が店内の人間全て焼き払いました。現実の世界では考えられませんね。

本物の夏油は単行本0巻で登場しており、大規模呪霊テロである百鬼夜行を決行します。

東京と京都に呪霊・呪詛師を集め呪術高専と全面対決すると宣言しておきながら、自らは単独で呪術高専に侵入。

乙骨憂太(おっこつゆうた)と戦います。

乙骨の所持する特級過呪怨霊(とっきゅうかじゅおんりょう)である折本里香(おりもとりか)を奪い、非呪術師を皆殺しにすることを目論見ます。

しかし、結果的には奥の手である呪霊操術「うずまき」を覚醒した乙骨に破られ、右腕を失うという深手を負い撤退。

途中でかつての学友である五条に倒され死亡しました。この後、羂索に肉体を乗っ取られました。

【呪術廻戦】偽夏油傑の正体まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は偽夏油の正体や目的について紹介しました!

羂索の素性はまだ明らかになっていないことも多く、強さは未知数です。

今後さらに強くなる羂索と主人公の戦いに目が離せませんね。

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