【スラムダンク】山王戦の結果をネタバレ！メンバーのその後は？何巻？アニメは何話？

大人気漫画『スラムダンク』のラストゲームは高校バスケの王者・山王との激戦が描かれております。

そんな山王戦の結果について気になる方も多いのではないでしょうか？

「スラムダンクの山王戦の結果のネタバレが知りたい！」

「スラムダンクの山王戦後のメンバーのその後は？」

今回は山王戦のあらすじと魅力をネタバレ含めて解説していきます。

2022年には『THE FIRST SLAM DUNK』にて山王戦の映画化もされました。

それでは山王戦の結果や山王戦出場メンバーなど見ていきましょう。

以下ネタバレを含みますのでご注意ください！

【スラムダンク】山王戦をネタバレ！結果は？

引用元：【THE FIRST SLAM DUNK】公式X

山王戦では、湘北はラストゲームの残り数秒、桜木のシュートにより、強豪・山王に逆転勝利しました！

それでは気になる山王戦の試合の流れを順を追って解説していきたいと思います。

早速見ていきましょう。

前半は湘南が、後半序盤は山王が優位に立ち20点差

試合の前半は湘北が先取、後半もその流れに乗るはずが、後半序盤で山王に20点も差をつけられてしまいます。

会場のほとんどが王者・山王のファンであり、湘北はアウェー感がたちこめる中、試合が開始されます。

まず先制したのは湘北です。

安西先生が考えた宮城と桜木の連携したアリウープによる奇襲作戦が成功することで館内に衝撃が走ります。

山王ファンたちも「湘北高校はいったいどんなチームなのか？」と気にし始めます。

また、前半戦の早々にシュートに対する調子の良さを三井は実感しました。

一方、山王のエースである沢北は集中力が高まるまでに時間がかかる悪いクセがモロに出てしまいます。

流川とのマッチアップではミスを連発し、見かねた深津と河田の意向でベンチに下がることになっただけでなく、桜木から｢ホケツ｣とあだ名をつけられる原因にもなってしまいます。

エース沢北の代わりに山王が期待する新人の丸男こと、河田美紀男がついに登場。

当初は持ち前の巨体をいかし、マッチアップ相手の桜木を吹っ飛ばしていきますが、ゴール下の近距離からしかシュートを決めれないことを短時間で見破られてしまいます。

デビュー戦だった丸男ですが、最終的にはパワー・スキルいずれにおいても桜木に惨敗してしまい悔し涙を流すことになるのでした。

結局、前半戦は均衡を保ったまま、湘北は先取し終了します。

後半戦が開始されると山王は伝家の宝刀であるゾーンプレスをしかけてきます。

堂本監督が３分で試合にカタをつけると主張するほど、その威力はすさまじいものでした。

宮城・三井・流川の3人でボール運びに徹しますが、コートの半分も後半2分であっという間にに10点ビハインド。

しかし、タイムアウト後に安西先生と彩子に励まされた宮城が意地をみせることでゾーンプレスを突破させますが、今度は赤木が河田兄に攻守ともども完全に封じられてしまいます。

だんたんと自信をなくしていく赤木や、一之倉のディフェンスでスタミナを奪い取られてしまった三井、集中力を取り戻した沢北の完璧なディフェンスに完全に抑え込まれてしまった流川。

湘北の中での歯車が狂いはじめます。

魚住が遅れて会場についた頃にはあっという間に18点ビハインド。

湘北メンバーの中に敗戦ムードが大きくたちこめてしまうのでした。

湘北は徐々に点差を縮めるが桜木は怪我を負う

点差を縮めるべく、湘北は追い上げますが、桜木がプレー中にぶつけた背中の痛みに異変を感じ、立っていられなくなります。

山王側のペースに持ち込まれてしまったことで湘北の戦意は完全に失われてしまいますが安西先生だけは違いました。

ベンチに下がった桜木へ逆転するためのプランを話しはじめます。

プランの内容は単純明快で桜木のリバウンド力に依存することでチームに強い連携を取り戻させるというものでした。

大役をまかされた桜木のモチベーションがマックスになり、来賓席に乗りあがって打倒山王を宣言。

もちろん安西先生の指示どおりリバウンドを量産化し、相手のリバウンダーの野辺を叩きのめしていきます。

そこに三井のスリーポイント、赤木のスイッチ、宮城の絶妙なパスが自然に生まれ、あっという間に10点差まで追いつくのでした。

湘北の怒涛の追い上げに山王側は河田兄に桜木をマークさせるという非常線をはりますが、桜木の勢いは止まりません。

湘北のイケイケなムードが続く中、なりを潜めていた天才・沢北がとうとう完全に覚醒しました。

ワンオンワンで流川をフルボッコにするだけでなく、湘北側の複数人によるディフェンスをことごとく打破していきます。

またアメリカで修得したフローターシュートを次々と決め、後半残り5分には19点の大差に逆戻りしてしまいます。

沢北の覚醒で一番ショックだったことはスーパールーキーの流川がこんなにも鮮やかに負かされてしまったことであり、湘北メンバー内に激震が走ります。

流川にとって壁が高ければ高いほど自分に成長をもたらすと考えていたのでしょう。

試合中ながら流川も徐々に覚醒していき、なんと流川はライバル仙道の教えを思い出し己のプレースタイル壊すことで道を切り開こうとします。

ワンマンプレーからパスを取り入れた戦法に切り替える流川に翻弄されていく沢北。

やがて徐々に湘北側に勝利の風が流れていく中、深津が仕掛けてきます。

宮城のミスによりルーズボールが発生してしまうのですが、そのボールを懸命に拾いにいく桜木の姿に観客の心が動かされます。

ファインプレーをした桜木でしたが、ルーズボールを拾いにいく途中に机に背中をぶつけたことで背中に違和感を覚え始めます。

試合が進むごとに背中の違和感は痛みへと変わっていき、ついには桜木のプレー自体にも影響が出てくるようになってきたのです。

一方で桜木の異変をよそに絶好調の流川が沢北にマークされながらも最高のスリーポイントを決めてついに５点差まで追いついたところで山王側のタイムアウト。

タイムアウト中に背中の痛みのことを彩子に口走ってしまった桜木は選手生命にかかわると忠告されるも陽気なフリを装います。

その場を乗りろうとしたときの衝撃による強烈な痛みによって立っていられなくなり、強制的に途中交代させられてしまいます。

しかし試合再開後、桜木の背中のケガはますます悪化し、ついにはアリウープしました。

ベンチに下がった桜木はもう一度コートへ

桜木の背中のケガは選手生命にかかわるものでしたが、赤木晴子にバスケへと導かれたことを思い出し、この山王戦に全てをかけることを決断しもう一度コートへ戻ります。

赤木にかかえられて退場する桜木。

彩子は背中のことをつつみ隠さず湘北メンバーに報告します。

バスケをはじめて、４ヵ月間、奇跡的な成長を果たした桜木でしたが、背中のケガは今まで身につけたスキルだけでなくバスケットプレイヤーとしての人生にピリオドを打ってしまうおそれがあると推測されるものです。

湘北ベンチ付近にうつ伏せのまま倒れる桜木の脳裏には今まで経験してきた自分の活躍が走馬灯のようによみがえってきます。

最後に自分をバスケの道に最初に導いてくれた赤木晴子を思い出す桜木。

本来、バスケは赤木晴子に好意を持たれたくて始めただけだったためだったものの、途端にいきなり立ち上がった桜木は観戦していた赤木晴子に向けて今はウソ偽りなくバスケが好きだと告白します。

結局、桜木は山王戦にすべてを賭ける断固たる決意をします。

湘北メンバーの制止をふり切りコートへもう一度入る桜木に対し、観客は大歓声で迎えるのでした。

試合終了残り数秒で湘北が逆転勝利！

試合残り数秒で山王、湘北共に競り合いますが、最後は流川からのパスで桜木がシュートを入れ、山王に逆転勝利します。

桜木がコートに戻ってきたものの、本調子ではない桜木の状態を山王側は逆手にとろうとします。

丸男が桜木をふっ飛ばして点を決めようとしますが、根性で止める桜木に度肝を抜かれる山王メンバー。

そんな中でカウンター攻撃に出る宮城は体力の限界ながらも速攻に出ていた三井へノールックパスを出します。

とっさのできごとにパニクる松本がファウル覚悟で三井を突き飛ばします。

見事なスリーポイントにバスケット・カウントのおまけまでついてくる４点獲得のファインプレーを見せる三井。

これが松本稔が戦犯だと言われる大きな理由の一つですよね。

ついに１点ハインドまで追いついた湘北ですが、山王側は沢北のダンクで終止符を打とうとします。

しかし、これを阻止する桜木。

こぼれたボールをつかんだ流川がすごい勢いで強行突破する姿に普段は冷静な堂本監督が発狂し始めます。

なんとか流川を間一髪のところで止めた河田ですが、桜木が流川をサポートするかたちで、またしてもルーズボールを拾い、とうとう逆転へとつなげます。

ガッツポーツをする湘北メンバーですが、そう簡単には勝たせてもらえないのが山王戦です。

山王のフォーメーションプレイで試合終了の残り約9秒でまたしても1点ビハインドとされてしまいます。

ここでまたしても流川がイノシシのようにドリブルで突っ込むわけですが、河田と沢北の高いカベにはばまれ絶体絶命な状況になるわけです。

そんなところでパスを求める桜木が現れます。

桜木と流川は犬猿の仲で、お互いパスを出し合うことはしないのですが、連携プレーによる最高のパスが流川から桜木にわたります。

パスを受け取った桜木は安西先生の伝授したジャンプシュートをきれいに決めて１点差の大逆転勝利をはたすのでした。

【スラムダンク】山王戦は何巻何話？アニメは？

引用元【SLAM DUNK】漫画31巻

山王戦はマンガでは25巻から31巻まで描かれており、たった一試合の内容を1年間以上の期間をかけて連載していたことがわかります。

スラムダンクは全部で31巻なので、内容量としては7巻分であり、単純計算で約20％程度が山王戦となります。

まさに山王戦を知らずしてスラムダンクは語れないとは内容量からも明らかなのです。

なお、山王戦はアニメ化されておらず、『THE FIRST SLAM DUNK』として映画化されています。

宮城がメインで描かれている等、マンガと比べて内容に若干の違いを感じるかもしれません。

また、作者の井上雄彦さんは漫画の電子版を望んでおりません。

山王戦が気になる方はお店またはネットで漫画の購入か、『THE FIRST SLAM DUNK』のサブスク配信を待ちましょう！

【スラムダンク】山王戦出場メンバー一覧！

引用元：【THE FIRST SLAM DUNK】公式Instagram

山王戦では個性豊かなキャラクターが活躍します！

そんな山王戦出場メンバーをプロフィールと共に紹介していきます。

湘北高校メンバー

まず初めにスラムダンクの主要キャラクターとなる湘北高校のメンバーを紹介します！

それではプロフィールを見ていきましょう！

背番号10：桜木花道

引用元：「THE FIRST SLAMDUNK」公式サイト

名前	桜木花道(さくらぎはなみち)
背番号	10
身長	189cm
ポジション	パワーフォワード
声優	木村昴

桜木花道は、趙問題児の不良でバスケット初心者ですがすさまじい才能を秘めており、身体能力も非常に高いです。

特にリバウンドに関しては全国のプレイヤーも圧倒されてしまうほどです。

性格は単細胞でケンカっぱやいですが人情の熱いキャラクターとして愛されています。

背番号4：赤木剛憲

引用元：「THE FIRST SLAMDUNK」公式サイト

名前	赤木剛憲(あかぎたけのり)
背番号	４
身長	197cm
ポジション	センター
声優	三宅健太

赤木剛憲は、湘北高校のキャプテンで努力家のセンターです。

パワープレイに長けており、ゴール下での支配力は神奈川県でトップクラスです。

自分だけでなく他人にも厳しくあたってしまうため、かつて孤立してしまった苦い経験を持ちます。

背番号7：宮城リョータ

引用元：「THE FIRST SLAMDUNK」公式サイト

名前	宮城リョータ(みやぎりょーた)
背番号	7
身長	168cm
ポジション	ポイントガード
声優	仲村宗悟

宮城リョータポイントガードを得意とし、その腕は神奈川県の中でも上位のプレイヤーです。

小さな体格を生かした早いドリブルとパスワークを得意とします。

チャラついているくせに女にはモテなく、ケンカっぱやい性格ですが仲間想いな一面があったりします。

背番号11：流川楓

引用元：「THE FIRST SLAMDUNK」公式サイト

名前	流川楓(るかわかえで)
背番号	11
身長	187cm
ポジション	スモールフォワード
声優	神尾晋一郎

流川楓は、たぐいまれな才能を持ち、中学時代から注目されてきたスーパールーキーです。

ワンオンワンの技術が特に優れていますが、ワンマンプレーに走り勝ちな欠点があります。

クールで不愛想ですが水もしたたるようなルックスから女性人気が非常に高いです。

背番号14：三井寿

引用元：「THE FIRST SLAMDUNK」公式サイト

名前	三井寿(みついひさし)
背番号	14
身長	184cm
ポジション	シューティングガード
声優	笠間淳

三井寿は、中学時代に全国制覇を経験しMVPを獲得したことがある元スーパースターです。

きれいなシュートフォームによるスリーポイントを最大の武器とします。

湘北高校に入学した当初はケガに苦しんだ影響により一度はグレてしまったことが原因でブランクが空き、試合によって調子の浮き沈みが激しい選手です。

監督：安西光義

引用元：「SLAM DUNK」漫画完全版7巻

名前	安西光義(あんざいみつよし)
身長	175cm
声優	宝亀克寿

安西光義は、かつてホワイトヘアーデビルとして恐れられたスパルタ監督で、湘北高校の名監督です。

温厚な性格に変わりました。選手の素質を見抜くことと、バスケット戦術に長けています。

山王高校のメンバー

最強と名高い山王高校のメンバーについて主要メンバーを紹介します！

それではプロフィールを見ていきましょう！

背番号9：沢北栄治

引用元：「SLAM DUNK」漫画完全版23巻

名前	沢北英治(さわきたえいじ)
背番号	9
身長	188cm
ポジション	スモールフォワード
声優	武内駿輔

沢北英治は、全国が認める高校生ナンバーワンプレイヤーです。

高校生で沢北にワンオンワンでかなう相手は日本には存在しません。

自分と同等にマッチアップできる相手がいないことから退屈さを感じており、試合中に集中力散漫となってしまうことがあります。

背番号8：一ノ倉聡

引用元：「SLAM DUNK」漫画28巻

名前	一ノ倉聡(いちのくらさとし)
背番号	8
身長	171cm
ポジション	ガード
声優	岩城泰司

一ノ倉聡は、ディフェンスのスペシャリストです。

一ノ倉は三井対策でスタメンに抜擢されており、とんでもなく我慢強い男です。

背番号4：深津一成

引用元：「SLAM DUNK」漫画完全版20巻

名前	深津一成(ふかつかずなり)
背番号	4
身長	180cm
ポジション	ポイントガード
声優	奈良徹

深津一成は、山王バスケ部のキャプテンです。

プレー自体は地味な印象ですが戦局の見きわめと対応力がすごく、ピンチな状況でもセオリーどおりにチームを導く優秀な司令塔です。

沈着冷静で、あまり感情をおもてに出すことはしません。

背番号7：河田雅史

引用元：「SLAM DUNK」漫画完全版22巻

名前	河田雅史(かわたまさし)
背番号	7
身長	194cm
ポジション	センター
声優	かぬか光明

河田雅史は、あらゆるポジションを経験してきたオールラウンダーです。

その腕は大学バスケット界でもベスト3に入るレベルです。

怒りっぽい性格で沢北と弟の美紀男に体罰をあたえことがあります。

背番号15：河田美紀男

名前	河田美紀男(かわたみきお)
背番号	15
身長	210cm
ポジション	センター
声優	かぬか光明

河田美紀男は、巨体な体を持った河田雅史の弟です。

兄とは真逆の温厚な性格で容姿は完全に母親に似ました。

背番号5：野辺将広

引用元：「SLAM DUNK」漫画完全版21巻

名前	野辺将広(のべまさひろ)
背番号	5
身長	198cm
ポジション	パワーフォワード
声優	鶴岡聡

野辺将広は、強力なスクリーンアウトを得意としたリバウンダーです。

山王にはリバウンド力を買われて入学しています。

背番号6：松本稔

名前	松本稔(まつもとみのる)
背番号	6
身長	185cm
ポジション	ガード
声優	長谷川芳明

松本稔は、マンガの中ではあまり目立ちませんが三井が認める有能なスコアラーです。

しかし、三井のスリーポイントを全然止めらていないことや、桜木の最後の大逆転シュートも近くにいながらマークが甘いなど、ファンからよく戦犯扱いされるかわいそうなキャラクターです。

監督：堂本五郎

名前	堂本五郎(どうもとごろう)
身長	不明
声優	真木駿一

堂本五郎は、若くして山王メンバーを指揮する優秀な監督です。

勝つために不安要素を徹底的につぶす用意周到さを持つ人物です。

作中に描かれていませんが試合の終盤でゾーンプレスをかける等、普段から相当選手たちを厳しく練習させています。

【スラムダンク】スラムダンク山王戦の名シーン・名言！

引用元：【THE FIRST SLAM DUNK】公式Instagram

山王戦では数々の名言が生まれました。

今回は厳選して3つ紹介したいと思いますが、いずれもマンガから生まれたとは思えないくらい人生訓にもなるしぶいセリフです。

どんなシーンで誰の名言なのか、詳しく見ていきましょう。

①『お前は鰈だ。泥にまみれよ』

山王の河田のプレイにやられた赤城に向かって魚住が放った名言です。

『お前は鰈だ。泥にまみれよ』

赤木はマッチアップした河田のバリュエーションあふれるプレイにコテンパンにされ、自分を見失うだけでなく、ついには試合中に倒れたまま立てなくなってしまいます。

赤木の永遠のライバル魚住はあまりにもひどい状況を見かねて寿司職人の格好にふんしてコートに乱入。

名セリフを言い放ち赤木を復活させます。

魚住は山王戦では観客でしたが、ここで赤木を励ましてなかったら湘北は負けていたといっても過言ではないんです。

河田に個人的に勝てなかったとしても、チームの中で赤木には出来ることがたくさんあります。

自分より優秀な人や才能がある人を見るだけでへこむようなことは思いますが、必ずしもそういった人達と戦って勝つことだけが人生ではないですし、泥くさく舞台裏で活躍することだって重要なことだと気づかされる言葉ですよね。

②『親父の栄光時代はいつだ？全日本の時か？俺は今なんだよ！』

ケガによりベンチへ下がったものの再出場を断行したときの桜木の名言です。

『親父の栄光時代はいつだ？全日本の時か？俺は今なんだよ！』

選手生命にかかわるケガを負ってベンチへ交代させられた桜木ですが、自らの意思で再出場を断行します。

止めに入った安西先生に言った言葉ですが、桜木自身も今が選手としてベストな状態だと潜在的に認識しているのではないのでしょうか。

将来の思いわずらいを忘れて今、輝けるときに輝いていたいと願う桜木のすがすがしさに胸を打たれた読者は多いはずです。

③『はいあがろう。「負けたことがある」というのがいつか大きな財産になる』

今まで負け知らずだった山王メンバーへ、敗戦後に堂本監督が諭した名言です。

『はいあがろう。「負けたことがある」というのがいつか大きな財産になる』

挫折することは決して悪いことではなく、逆に何か今まで気づかなかった新しい世界を見るための大きな財産になるのだと前向きになれますよね。

ただ楽しかったり、うれしかったりするだけでは人は成長しないですし、真剣に成長できません。

苦い経験こそ人の強さの原動力なのです。

山王は湘北に敗れましたが、今よりもますます強くチームになっていくことでしょう。

④『ドリブルこそチビの生きる道なんだよ』

山王メンバーに囲まれた宮城リョータが放った名言です。

『ドリブルこそチビの生きる道なんだよ』

昔から大きな選手に阻まれた宮城。

それでも自分にできること、練習を重ねたプレーがドリブルです。

覚醒したかのようなドリブル捌きに震え上がったファンの方も多いのではないでしょうか。

【スラムダンク】山王戦のその後は？

引用元：【THE FIRST SLAM DUNK】公式X

山王戦の後の湘北メンバー達のその後はどうなったのでしょうか？

実は湘北は山王に勝ったものの三回戦では、ぼろ負けしインターハイを敗退しました。

それでは、インターハイ後の湘南メンバーのその後について詳しく見ていきましょう。

山王に勝ったものの三回戦で湘北は敗退

湘北は王者・山王に勝利したものの力を出し切ったせいか三回戦の相手だった愛和学院にぼろ負けしました。

山王戦に勝利した湘北に週間バスケットボールの記者が記念の集合写真をとります。

雑誌の表紙にすると豪語する記者ですが、その写真が表紙をかざることはありませんでした。

なぜなら湘北は続く第三試合で名古屋の強豪である愛和学院と対戦しますが、山王戦で力をだち尽くしてしまったため、嘘のようにぼろ負けしてしまったからです。

なおマンガでは愛和学院との試合に関する描写は一切ありません。

桜木はリハビリし、宮城が新キャプテンに

インターハイ後、桜木はリハビリに専念し、晴子の手紙で宮城が湘北の新キャプテンになったことを知りました。

インターハイ戦のあと、桜木は一人リハビリ先で晴子の手紙から湘北バスケ部の状況を知らされます。

赤木と小暮が引退し、宮城が新キャプテンに就任することとなるのですが、3年生なのにまだバスケ部に残っている三井は環境の変化に対して色々と腑に落ちていないようです。

また、なぜかリハビリ中の桜木の元に流川があらわれ、無言で日本代表になったことを自慢するという謎のシーンが笑えます。

なお、病院関係者と思われる人物との会話から桜木が前向きにリハビリに取り組んでいることもうかがえます。

連載終了後、キャラの10日後がイベントで発表

スラムダンクのマンガ連載は1996年に終了しますが、なんと8年越しで続編が描かれたことをご存じですか？

作者の井上雄彦さんがイベントで、廃校になった神奈川県立三崎高校の黒板に最終回から10日後の主要キャラクターのその後を描きました。

この内容は非常に面白く、結構笑える内容でした。

まだ読んだことのない方は是非、下記の記事よりご確認ください！

▼スラムダンク全キャラのその後一覧

【スラムダンク】山王戦まとめ

引用元：【THE FIRST SLAM DUNK】公式X

山王戦では、湘北はラストゲームの残り数秒、桜木のシュートにより、強豪・山王に逆転勝利しました！

山王戦のまとめ

桜木と流川は犬猿の仲で、パスも出しませんが2人の連携プレーにより桜木は安西先生の伝授したジャンプシュートをきれいに決めて大逆転勝利を果たしたシーンは感動ものです。

山王戦のメンバー

山王戦はただストーリーが素晴らしいだけでなく、苦難の中での人の弱さや逆境に立ちむかう上での教訓など大切なことを感じることができるところが魅力的ですよね。

個性的なキャラクターがたくさん出てくるんですが、本当にフィクションかと思うくらい、人生ドラマがうまく描かれていて、感情移入してしまいます。

電子書籍はないため、山王戦が気になる方はお店またはネットで漫画の購入か、『THE FIRST SLAM DUNK』のサブスク配信まで楽しみに待ちましょう！

▼スラムダンクの全キャラ一覧