【進撃の巨人】アルミンとアニの関係とその後は？最終回で結婚？いつから好き？

「進撃の巨人」に登場するアルミンとアニは、2人が実は両思いなのでは？と思わせるシーンが多く見られます。

「アルミンとアニの関係とその後は？いつから好き？」

「アルミンとアニは最終回で結婚？子供？」

「アルミンがアニを好きなのはベルトルトが影響？」

今回は、アルミンの恋について紐解いていきましょう。

【進撃の巨人】アルミンとアニの関係は？いつから好きで両想い？

引用元：「進撃の巨人」公式サイト

アルミンとアニは同じ104期訓練兵ですが、訓練兵時代は二人が特別仲がいいという描写はないようです。

身体能力は乏しいけれど頭脳明晰なアルミンと、一匹狼で武闘派のアニ。

正反対の性格の二人の関係はどのように進展していくのでしょう？

アルミンが調査兵団に入ることをアニに話す

被験体として捕らえることができた巨人2体が何者かによって殺された事件が発生した際、訓練兵たちも自分の立体起動装置を調べられることに。

アルミンとアニは、コニーも交えて一緒に順番待ちをしていました。

折しも所属する兵団を決めなければいけない日。

アニは前々から憲兵団に入ることを決めていたので、コニーが調査兵団に入るかどうかを悩む姿を見てもどこ吹く風といった様子です。

しかしアルミンの調査兵団入りには反応し、「弱いくせに　根性がある」と評価するのです。

アルミンもまた、「アニは優しい」と答え、アニの憲兵団入りを責める様子もありません。

他の人が見ないような性格に、すでにお互いが気付いています。

見えない部分を理解し合える二人だったのですね。

アニはアルミンを殺さずに見逃す

新しく調査兵団に加わったエレンら104期生が初めて壁外調査に出ましたが、「女型の巨人」の正体であったアニによって調査兵団は甚大な被害を出すこととなります。

このときのアニの目的はエレンを捕まえることでした。

あちこちに散らばって索敵を続ける調査兵団の中からエレンを探し出しながら、被害を出していくアニ。

まだ女型の巨人がアニだと知らないアルミンも、迫りくる女型の巨人から逃げていました。

しかし追いつかれ、アルミンは落馬してしまいます。

すると、ちょうどフードでアルミンの顔が隠れたために、女型の巨人であるアニはフードを外し(エレンであるかどうか)顔を確認したのです。

当然、アニとアルミンは旧知の仲でしたので、アニはアルミンだと気づいたのでしょう。

アルミンを殺すことなく、その場から去っていきました。

アニはアルミンの説得でエレンを逃がすことに協力する

女型の巨人・アニによってエレンらが参加した壁外遠征の結果は大失敗。

巨人の力を発現し警戒されていたエレンは、王都に引き渡されることになります。

それはすなわち、エレンが殺されるかもしれないということでした。

アルミンは憲兵団となっていたアニに接触をはかり、エレンを逃がすのに協力してほしいと伝えます。

アニは、どこか後ろめたそうな表情をしつつ協力することにします。

輸送馬車を抜け出すことができたエレンを連れたアルミン、ミカサはアニの誘導のもと逃げることに成功。

途中、地下道を通ることが安全だと提案するアルミンに一行はそれに続きます。

ですが、この一連の行動はアニが女型の巨人だとわかったアルミンの作戦でした。

アニを地下道におびき寄せて捕獲する計画だったのです。

一方でまた、アニも、向う見ずについていったわけではありませんでした。

アニは仕込んでいた指輪で傷をつけ巨人に変化し、戦闘が始まってしまいます。

戦闘となる前、アルミンが自分のことを疑いの目で見るようになったことに傷つくとつぶやいたアニ。

この時点から大きな感情がアニのもとにあったかは明らかではないものの、布石のようにアルミンに対するアニの想いが垣間見えます。

アルミンは結晶の中にいたアニに4年間ずっと話しかけていた

戦闘を経て、エレンとミカサは女型の巨人となったアニを倒すことに成功します。

しかし巨人化した体のうなじから本体を出してみると、アニは強固な水晶体に覆われていました。

せっかく捕らえたアニから情報を聞き出すことはかなわず、アニはそのまま地下深くに収容されることになりました。

その後、いくつもの戦いを経験していくアルミン。

アルミンがベルトルトの持つ「超大型巨人」の能力を引き継ぎ、壁の外に世界が広がっていることが明らかになり、どんどん物語が進行していくのですが、アニはずっと水晶体に覆われ、地下深くに収容されたままでした。

実に4年もの歳月が流れていたのですが、その間頻繁にアルミンはアニのもとを訪れていたようです。

第106話では、アルミンが水晶体に覆われたままのアニに向かって語りかけている様子が描かれています。

アルミンは過去を振り返りながら、エレンがマーレに甚大な被害を出した事件のことを悔いている様子。

エレンを止めることができた道があったのではないかと自身の心情を吐露しています。

しかしアニやライナー、ベルトルトが過去にアルミンたち街の壁を壊したときと同じ状況であり、やるしかなかったと結論づけるのでした。

アルミンはひととおり話し終えると、返事をしてほしいとアニに語り掛けます。

水晶体に覆われ、コミュニケーションがとれないにもかかわらず自分の素直な気持ちを聞かせるアルミン。

そこにはアニに対する他の人にはない感情があったと言えそうです。

アルミンがアニの硬質化からの解放に気付く

エレンが地鳴らしを発動させると、パラディ島にあるすべての壁の硬質化が解かれてしまいます。

壁となっていた巨人たちが動き出し混乱する状況の中、「鎧の巨人」であるライナーの硬質化すら剥がれたということをガビがアルミンに伝えます。

ガビの言葉を聞いたアルミンは、アニが硬質化から解かれたことを直感します。

アルミンの思った通り、水晶体は解け、アニは硬質化から解放されていました。

危機的な状況の中でも真っ先にアニのことを思い浮かべるアルミン。

その後アニはヒッチに助けられ、偶然にもアルミンと再会することができました。

【進撃の巨人】アルミンのアニへの告白シーンは何話？

引用元：「進撃の巨人」公式サイト

再会した二人は、エレンの地鳴らしを止めるために最後の戦いへ進んでいきます。

その途中、船の上でアルミンがアニへ告白をしたシーンが第131話「地鳴らし」において描かれます。

水晶の中にいた時のことを覚えていたアニ

アニは、何年も自分に話しかけてくれていたことに対しアルミンに礼を伝えます。

なんとアニは水晶体に覆われていた間も意識があり、話しかけてくる憲兵団の同期であるヒッチ、そしてアルミンの声が届いていたのです。

4年のあいだヒッチやアルミンがアニに会いに来てくれたことはアニに伝わっていたのです。

口数が少ないアニですが、4年ものあいだ1人で何もできず寂しさを感じていたアニは、アルミンとヒッチの話だけが楽しみでした。

そしてなぜ自分に向かって喋っていたのかとアルミンに尋ねます。

返答に詰まったアルミンでしたが、アルミンは照れながらも、アニに会いたかったからとはっきりと好意を伝えます。

しかし、アニはなおも「何で？」と聞き返します。

アルミンもここまで言って本当に自分の気持ちが伝わらないのかと、戸惑いながらアニに問います。

それでもわからないと答えたアニでしたが、頬は赤く染まっていました。

見たことのないアニの表情を見たアルミンにも言葉にならない思いが。

二人の気持ちが通じ合った、とてもキュンキュンするシーンです。

アニのアルミンへの気持ちを察したミカサ

その後、エレンの地鳴らしを止めるために動き出す仲間たちの中で、アニは自分はもう戦えないとミカサに伝えます。

「最期の時間くらい穏やかでいたい」そう話すアニの視線の先にはアルミン。

アニの熱のこもった視線と表情を見たミカサは、アニの恋心を察した様子でした。

ミカサはクールなようでいて、人の気持ちに敏感ですね。

【進撃の巨人】アルミンがアニを好きになった理由は？ベルトルトが関係？

引用元：「進撃の巨人」公式サイト

さて、女型の巨人として捕らえたアニは水晶体となってしまったため、アルミンとアニの間で関係が進展することはなかったはずです。

それなのにアルミンはなぜアニを好きになったのでしょう？

ベルトルトはアニに好意を持っていた

ここで鍵となる人物が、アルミンやアニと同期のベルトルトです。

ベルトルトは、アニ、ライナーとともにパラディ島の人類を滅ぼすために送り込まれたマーレの戦士でした。

ベルトルトはアニのことをずっと気にかけていて、ライナーにも気付かれているほどその好意はわかりやすかったようです。

また、よく人を見ているアルミンもベルトルトのアニに対する好意に気付いており、”アニが拷問されている”という噓をついてベルトルトを動揺させ、エレンを奪還したこともありました。

ベルトルトを捕食したアルミンもアニが好きになった

そしてベルトルトの最後は、瀕死の状態から注射によって巨人となったアルミンに捕食されるというものでした。

これによりベルトルトの持っていた「超大型巨人」の力がアルミンに受け継がれたのです。

マーレに潜入しジークからいろいろな話を聞いてきたエレンの話によれば、「超大型巨人」を継承した際、アルミンはベルトルトの記憶も受け継いだということです。

つまり、アニに好意を抱いていたベルトルトの記憶の影響で、アルミンもアニのことを好きになったのだということでしょう。

たしかに、アルミンはたびたびベルトルトの経験に共感することもありました。

水晶体に覆われているアニのもとへ通っているのも、巨人の記憶には接触がきっかけになっているからだとヒッチに弁解するようなシーンもありました。

ベルトルトの影響もありそうですが、長い間アニに話しかけていた間に、特別な感情がアルミンの中で出来上がっていったと思われます。

【進撃の巨人】アルミンとアニのその後は結婚？最終回で子供がいる？

引用元：「進撃の巨人」公式サイト

アルミンとアニは、お互いの気持ちに気付くことが出来ました。

二人は最終回でどうなったのでしょうか。

結論からいうとアルミンとアニが結婚した・子供がいるという明確な描写はありません。

しかし、二人の関係が良好であり続けたのだろうなと想像したくなるラストシーンを紹介します。

アルミンの説得シーンに何度も映るアニ

エレンを止めた最後の戦いを経て、世界から巨人がいなくなりました。

すべての人が巨人でなくなったのですが、なおも疑い、銃口を向けるマーレ兵たち。

アニの父がマーレ兵の長官に向かって巨人の力がこの世から消えたと伝えますが、長官は今ここで証明できるか、と応答。

一触即発の緊張感の中、アルミンが登場します。

兵士たちの向ける銃口にも怖気づくことなく、毅然と言葉を伝えるアルミン。

アルミンの説得力のある言葉と態度に皆が引き込まれます。

アニも一番近くでアルミンの勇敢さを目の当たりにしました。これは惚れますね。決定打です。

【進撃の巨人】アルミンとアニの関係まとめ

引用元：「進撃の巨人」公式サイト

結論、アルミンとアニの関係は両思いであったと考えられます。

アルミンとアニの関係まとめ

気弱な少年アルミンと近寄りがたい少女アニ、正反対に見えた二人は最後は勇敢な青年と守られるべき乙女という王道感のある関係性へと変化していきました。

読み返してみるとアニの視線が意味ありげなシーンもありますので、アルミンとアニの恋に注目して読み返してみるのもおすすめです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。