2023年に20周年を迎えた『夏目友人帳』の作者・緑川ゆき先生が、ネット上で死亡したと言われていることをご存知でしょうか?
しかし、ニュースで取り上げられた形跡もなく、作者が死亡しているというのはあくまでも噂としてネット上にとどまっている状況です。
そこで今回は『夏目友人帳』の作者が死亡したという噂は本当なのか本記事で紹介します。
「夏目友人帳の作者が死亡したの?」
「夏目友人帳の作者が死亡した噂が出ている理由は?」
それでは『夏目友人帳』の作者は死亡したのか真実をお話しします。
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【夏目友人帳】の作者は死亡した?
引用元:【月刊ララ LaLa】公式サイト
『夏目友人帳』の作者である緑川ゆき先生は死亡していません。
なぜなら、2024年1月21日に、緑川ゆき先生の公式X(旧Twitter)が更新されており、21日以降もリポストしている形跡があるからです。
「代理の人が更新しているのでは?」と考える方もいると思いますが、『夏目友人帳』が掲載されている月刊LaLaの公式アカウントでも、緑川ゆき先生が死亡したというポストの更新は行われていません。
また、緑川ゆき先生の実姉である小説家・緑川七央氏からのコメントも発表されていないため、作者が死亡しているというのはデマであると確信できます。
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【夏目友人帳】の作者が死亡したと噂されたのはなぜ?
引用元:【DMM TV】公式サイト
『夏目友人帳』の作者である緑川ゆき先生は亡くなっていないと説明しましたが、なぜ事実と異なる噂が流れてしまったのでしょうか。
その噂には2つの理由が関係しています。
夏目友人帳の作者死亡の噂の理由
- ①作者ではなくアニメ声優の方が亡くなられた
- ②ファンのオタク用語”ワイ無事死亡”がネットで誤認
ここからは、作者死亡説のきっかけになった2つの事例について触れていきます。
①作者ではなくアニメ声優の方が亡くなられた
『夏目友人帳』の作者が死亡したと噂された理由の1つに、アニメで笹後役を担当していた声優の方が亡くなられたことが挙げられます。
アニメ『夏目友人帳』の笹後役を演じていた、声優の本多知恵子氏が、2013年2月18日に亡くなったと発表されました。
笹後は、祓い人である名取周一の式神の1人で、原作では2巻、アニメでは第1期から登場しているキャラクターです。
また、本多知恵子氏が亡くなった後の笹後の声は、川澄綾子氏が代役を務めています。
アニメ『夏目友人帳』の声優が亡くなったという発表が、どこかで作者死亡に誤って変換されてしまった可能性が考えられますね。
②ファンのオタク用語”ワイ無事死亡”がネットで誤認
『夏目友人帳』の作者が死亡したと噂された理由の1つに、ファンのオタク用語”ワイ無事死亡”がネットで誤認されたことが挙げられます。
『夏目友人帳』をはじめて読んだ方や、長い間愛読しているファンが、感動するエピソードを読んだ際、感激のあまり”無事死亡”とSNSで投稿していることがわかりました。
オタク用語で知られる”ワイ無事死亡”とは、無事だったのにも関わらず死亡したという、自虐をこめたキーワードのことです。
“ワイ無事死亡”は、現在のネット上でもよく使用されている言動ですが、オタク用語の存在を知らない方からしてみると、「本当に亡くなったのでは?」と勘違いしてしまいますね。
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【夏目友人帳】の作者は死亡した?まとめ
引用元:左画像【夏目友人帳】公式サイト
夏目友人帳の作者死亡の噂の理由
- ①作者ではなくアニメ声優の方が亡くなられた
- ②ファンのオタク用語”ワイ無事死亡”がネットで誤認
本記事によって、作者死亡説は「ネット上で流れた噂」であり、真実とは遠く離れていると理解できたと思います。
また打ち切りの噂もありましたが、『夏目友人帳』は打ち切りになっておらず、作者からの正式な発表もされていません。
『夏目友人帳』は現在アニメ第7期が決定し、新作コミックスの発売も控えているので、今後の活躍も期待できるマンガの1つとして注目していきたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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