【葬送のフリーレン】はつまらない?パクリがすごい?面白い理由を徹底解説!

『葬送のフリーレン』は待望のアニメ化がされ、話題の作品です。

そんな『葬送のフリーレン』ですが、ネット上で「つまらない」と言われているようですが、実際はどうなのか気になりますよね。

「葬送のフリーレンはつまらない?」

「葬送のフリーレンは何が面白い?魅力が知りたい!」

それでは葬送のフリーレンがつまらないと言われている理由から見ていきましょう。

目次

【葬送のフリーレン】はつまらない?その理由は?

週刊少年サンデーにて2022年から連載されている「葬送のフリーレン」は2023年9月時点では単行本の累計発行部数は11,000万部を突破している、とても人気のある作品です。

しかし、人気な作品である葬送のフリーレンはネットで検索すると「つまらない」というワードが出てきます。

まずは葬送のフリーレンがつまらないと言われている理由をまとめました。

  1. 話の展開がつまらない
  2. 1級魔術師試験編が長すぎる
  3. 戦うシーンが物足りない
  4. 主人公のフリーレンが無表情でつまらない
  5. 他アニメ作品のパクリを感じる

今回は「葬送のフリーレン」を読んでいない人や現在読んでいてつまらなくなったと感じているの方に本作の魅力を解説いたします。

1. 話の展開がつまらない

葬送のフリーレンは話の展開がつまらないと言われているようです。

葬送のフリーレンはファンタジー世界を舞台とした主人公のフリーレンが勇者ヒンメルたちとの魔王討伐の旅を終えた後に、王都に凱旋するところから物語が始まります。

勇者ヒンメルの死後、人の心を知るために旅にでたフリーレンの旅日記のような話の展開です。

時には魔物や魔族との戦いのシーンはありますが、ゆったりとした時間が積み重なっていくような感覚を覚えます。

熱いバトル展開や躍動感のある戦いのシーンが好きな方には少しつまらないと感じるかもしれませんが、落ち着いた雰囲気や日常の光景を眺めているような雰囲気が好きな人には絶対に読んでほしい作品です。

また登場人物たちの会話はあえてすべてを語るような内容ではなく、読者に行間を推察させ、共感を誘うような描写がとても多いです。

この読者に対する共感こそがこの作品の魅力とも言えます。

2. 1級魔術師試験編が長すぎる

葬送のフリーレンは1級魔術師試験編が長すぎてつまらないと言われているようです。

1級魔術師試験編は4巻37話から7巻59話にわたっており、単行本約2冊分を占めます。

1話で完結するストーリーもある中で、かなりの尺が使われており非常に読み応えのあるボリュームですが、長々とした話のためつまらないと感じてしまう人もいるかもしれません。

しかし、ここにもまた葬送のフリーレンの魅力が詰め込まれています。

1級魔術師試験編の見どころは何といっても2次試験の迷宮攻略における「水鏡の悪魔(シュピーゲル)」との戦いでしょう。

水鏡の悪魔(シュピーゲル)は非常に強力な魔族で、迷宮に迷い込んだ冒険者の魔力、技術を完全に模倣した複製体を作り、受験者に襲い掛かるのです。

迷宮の最深部直前では、複製体のフリーレンも作成されてしまい、受験者の行く手を阻んできますが、そこにフリーレンとフェルンが協力して挑むことになります。

1級魔術師試験編は、尺は長いとはいえフリーレンとフェルンの二人のお互いを思う師弟愛を感じ取れるストーリーとなっており、読者の共感を誘う内容になっています。

3. 戦うシーンが物足りない

葬送のフリーレンは戦うシーンが物足りないと言われているようです。

葬送のフリーレンの作中の戦うシーンは迫力や躍動感を重視した描写にはなっておらず、魔法を打ち合いながら会話をしているような戦いのシーンが多いです。

しかしそこにこそ、葬送のフリーレンの作品の魅力があります。

特にフリーレンと魔族との戦いの中では、淡々と魔法を打ちあいながらかわす言葉の中でフリーレンの魔族に対する「怒り」を感じ取れるシーンが何度もあります。

言葉の裏にあるフリーレンの感情を深堀していくことで、戦いの中の感情の応酬を楽しむことができるため、まずはみてみることをおすすめします。

4. 主人公のフリーレンが無表情でつまらない

葬送のフリーレンは主人公のフリーレンが無表情すぎてつまらないと言われているようです。

主人公のフリーレンは無表情に見えますが、決してそんなことはありません。

フェルンへの誕生日プレゼントを選ぶときの悩んでいる表情や、自分の弱点を指摘されてしょぼくれている表情など面白い表情になっているフリーレンが多く描かれています。

ではなぜ無表情と思われているのでしょうか?

おそらく、フリーレンが喜怒哀楽の感情のうち、怒りを表情に出すことがほとんど無いからでしょう。

フリーレンは断頭台のアウラとの戦いの中でかつての仲間であった勇者ヒンメルとの思い出を貶されることがあります。

静かに、ただ静かにフリーレンは怒りの感情を表に出さずに戦いを進めていきます。

フリーレンが無表情だからこそ、その裏にどんな感情を抱えているのだろうと読者に問いかけるような仕掛けが、より葬送のフリーレンの世界に引き込まれていく魅力の一つと言えます。

5. 他のアニメ作品のパクリに感じる

葬送のフリーレンは他のアニメ作品やゲームをパクっていると感じている人がいるようです。

似てると言われているものは下記の通りです。

  • 似た漫画①「ダンジョン飯」の冒険や旅をする部分
  • 似た漫画②「不滅のあなたへ」と設定
  • 似た漫画③「ロードス島戦記」の主人公がエルフ
  • 似たゲーム④「ヴィーナス&ブレイブス」と設定

葬送のフリーレンのジャンルとしては「異世界ファンタジー」ですので似ている部分がでてきてしまいます。

葬送のフリーレンは勇者の死から始まるという不思議な始まり方をしていますので、設定などは被っていても魅力的な作品ではないでしょうか。

【葬送のフリーレン】は何が面白い?人気の理由を徹底解説!

『葬送のフリーレン』は魔法や魔物、エルフやドワーフ、魔族が存在する世界を舞台とした作品です。

ここからは葬送のフリーレンの何が面白いのか気になる方に向けて、人気な魅力について迫っていきます。

登場人物が知れば知るほど魅力的

家族や友人との関わり方を改めて考えさせられる

主人公のフリーレンの成長が気になる

何とも言えないストーリーの空気感が落ち着く

幅広いジャンルの魔法が魅力的

それでは、魅力について見ていきましょう。

①登場人物が知れば知るほど魅力的

葬送のフリーレンが面白い理由は登場人物が魅力的なところです。

なんといっても登場人物が個性的で、面白く優しいキャラが多いところが魅力的です。

またキャラの名前の由来にも魅力がたっぷり詰まっています。

大前提として、葬送のフリーレンの登場人物の名前はドイツ語から来ています。

フリーレンは「凍っている」という意味です。

フリーレンが勇者ヒンメルの死をきっかけに人間のことをもっと知るべきだったと後悔し、人の心を知る旅に出ることは、フリーレンの中で凍っていた何かを溶かすためのような思いを連想させます。

またヒンメルは「空、天国」という意味です。

フリーレンの旅の目的は、死者と対話できるという土地「魂の眠る地オレオール」に辿り着き、そこでヒンメルともう一度話すことです。

名前からもヒンメルがオレオールで待っているようなことを連想することができ、非常にぐっとくるものがあります。

他の登場人物たちもドイツ語を由来とした名前となっています。

登場人物の名前の意味と人となりを比べることでより、「葬送のフリーレン」はより味わい深い作品と感じることができるでしょう。

②家族や友人との関わり方を改めて考えさせられる

葬送のフリーレンが人気な理由は家族や友人との関わり方を改めて考えさせられるところです。

葬送のフリーレンの主人公・フリーレンは1000年以上を生きるエルフのため、寿命が100年に満たない人間とは時間の感覚が大きく異なります。

魔王討伐の旅を終えた際にフリーレンは、10年の旅を「私の人生の100分の1にも満たない」と語り、些末なことのようにとらえていましたが、その後勇者ヒンメルとの死別をきっかけに考え方が変わります。

後に再会する戦士アイゼンにも「その100分の1がお前を変えたんだ」と言われます。

また、フリーレンは旅の中でかつてヒンメルと旅をした時のヒンメルの言葉をよく思い出します。

ヒンメルの言葉を思い出すフリーレンの姿は「親孝行したいときには親はなし」という言葉があるように失くしてしまってから本当の大切さに気付くという何とも言えない喪失感を共感させてくれます。

読者自身も家族や友人に対して、思い出だけになってしまわないように、会える時に会っておこう、話せるときに話しておこうという気持ちを彷彿させてくれることでしょう。

家族や友人との関わり方を改めて考えさせてくれる内容になっています。

③主人公のフリーレンの成長が気になる

葬送のフリーレンの醍醐味と言えば、主人公フリーレンの成長が見られるところです。

1000年以上生きているフリーレンですが、勇者ヒンメルたちと出会うまでは、それほど多くの人と関わってはいないように見受けられます。

特に大魔法使いフランメとの死別後は森の中に一人で生きていた様子がうかがえることから、1000年近く人との関わりがなかったといえます。

ヒンメルたちと出会い1000年ぶりに人と関わることで、少しずつではあるもののフリーレン自身も気づかないながらも人との関わり方の変化があったことでしょう。

ヒンメルの死後、人の心を知る旅の中で、ことあるごとにヒンメルの言葉を思い出すフリーレン、人の心を知る旅はヒンメルの心を知るための旅なのかもしれません。

そして少しずつヒンメルの心を知り、魂の眠る地オレオールでヒンメルと再会を果たすときフリーレンは何を思うのでしょうか?

今後の展開が非常に楽しみですね。

④何とも言えないストーリーの空気感が落ち着く

葬送のフリーレンの人気な理由は何とも言えない作中の空気感が落ち着くところです。

葬送のフリーレンは全体的にゆったりとしたテンポでストーリーが進んでいきます。

旅をしていく中で街に立ち寄ったり、フリーレン、フェルン、シュタルクの日常的なシーンも何とも言えない空気感でほっこりします。

また、勇者ヒンメルとの過去回想も心が温かくなります。

ハラハラドキドキといった展開はありませんが、少しずつ時間を積み重ねていくような雰囲気により、読者に落ち着いた気持ちでストーリーを読み進めていくことができます。

⑤幅広いジャンルの魔法が魅力的

葬送のフリーレンの作中には様々な魔法が登場します。

魔力や、水、雷を発生させて攻撃をする魔法、幻影を見せる魔法、防御魔法、回復魔法とファンタジーの世界では一般的な魔法の他にも、底なし沼から引っこ抜く魔法、しつこい油汚れを取る魔法、カビを消滅させる魔法など様々な民間魔法が登場します。

多くの魔法がある中で、「これは魔法にする必要があったの?」と思える効果の魔法もあり名前を聞くだけで面白いです。

そんな多種多様の魔法の中でも特に魅力を感じる魔法を紹介します。

それは、綺麗な花畑を出す魔法です。

綺麗な花畑を出す魔法はフリーレンの師匠である大魔法使いフランメが一番好きだった魔法でありフリーレン自身も好きな魔法と言っています。

フランメの死後、フリーレンは綺麗な花畑の魔法を使いフランメの墓を飾り付けました。

その後、人の心を知る旅の中で、フリーレンは蒼月草というヒンメルとの思い出の花を咲かせる魔法を創り上げるのですが綺麗な花畑の魔法とのつながりを彷彿さられフリーレンのフランメやヒンメルに対する思いを感じ取ることができます。

一般的な魔法、民間魔法は毎話登場しますので、魔法に注目してみるのも楽しめる1つです!

【葬送のフリーレン】はつまらない?まとめ

葬送のフリーレンがつまらない、面白くないといわれる理由を設定や世界観、ストーリー、登場人物の特徴から迫ってきましたが、つまらない作品ではないということが分かりました。

葬送のフリーレンがつまらないと言われている理由

  • 話の展開がつまらない
  • 1級魔術師試験編が長すぎる
  • 戦うシーンが物足りない
  • 主人公のフリーレンが無表情でつまらない
  • 他アニメ作品のパクリを感じる

葬送のフリーレンが面白い理由まとめ

  • 登場人物が知れば知るほど魅力的
  • 家族や友人との関わり方を改めて考えさせられる
  • 主人公のフリーレンの成長が気になる
  • 何とも言えないストーリーの空気感が落ち着く
  • 幅広いジャンルの魔法が魅力的

背景設定や世界観、ストーリー、登場人物どれをとっても様々な魅力が詰め込まれた作品になっています。

まだ原作を読んだこと、アニメを見たことがない方は是非一度、確認してみてください!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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