「ジャンプ+」において2018年から2021年まで連載していた「地獄楽」に登場するピンク髪が特徴的な幼い少女のメイ。
そんなメイはただの幼い子供ではなく、だれも予想できなかった正体が明かされたのですが気になる方も多いのではないでしょうか?
この記事は以下について知りたい方におすすめな記事です。
「メイの正体は天仙様?」
「メイの最終形態の鬼尸解とは?どんな姿?」
「メイは死亡確定?最後は生きてる?」
2023年にアニメ化もされ、現在第2期の制作も既に決定している地獄楽には氣(タオ)という不思議な超能力によるバトル展開も魅力の1つとなっています。
今回は画眉丸達に協力して案内役となり、また漫画内における癒し要素として超重要なキャラクターの1人であるメイの正体について詳しく解説していきたいと思います。
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【地獄楽】メイの正体とは?
引用元:アニメ【地獄楽】公式サイト
メイの正体は蓮と共に徐福によって生み出された最初の天仙様の1人です。
詳しく見ていきましょう。
メイの正体は最初に生み出された天仙
普段は幼い少女のメイですが、その正体とはいったい何なのでしょうか?
メイの正体は蓮と共に徐福によって生み出された最初の天仙様の1人です。
徐福とは不老不死伝説で知られる秦の始皇帝に仕えた方士であり、不老不死の仙薬の捜索を始皇帝に買って出て、東方へ旅立ったとされる謎多き歴史上の人物です。
その徐福が辿り着いた原作の舞台である島で蓮とメイを生み出したことにより物語は始まります。
メイは普段は幼い子供の姿ですが、元々はちゃんと成人した女性の姿で何百年も生きており、蓮達とは同格の存在です。
しかし、他の天仙様達が自身で陰陽の循環を行うことができるのに対し、メイは陰の氣(タオ)しか持っていない劣等種とされています。
即ち、他の天仙様達は男女両方の姿になれますが、メイだけは女性の姿のままで自分自身で氣(タオ)を練り上げることもできず、そのため道士たちの房中術による修行相手をさせられていました。
なぜ、同じ天仙様であるメイだけが陰の氣(タオ)のみしか持っていないのか謎は明かされておりませんが、外丹術で人を殺める蓮(リエン)をメイだけが止めようとしたりと他の天仙様達とは違う特別な要因があるように思えます。
もしかしたら、蓮(リエン)と同様にメイも何か特別な出自が裏設定としてあったのかもしれません。
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【地獄楽】メイが子供から大人に姿が変わるのはなぜ?
引用元:【animateTimes】公式サイト
メイは子供の姿と元々の姿である大人の女性と2つバージョンが存在します。
メイが子供から大人の姿に変わってしまう理由は氣(タオ)が関係しています。
※氣(タオ)とは地獄楽に出てくる万物に流れるエネルギーのこと
なぜ氣(タオ)を使うことで姿が変化するのか詳しく見ていきましょう。
元々大人のメイは氣(タオ)を消費しないため子供の姿になっている
メイは陰の氣(タオ)しか持っていない不完全な天仙様のため、他の天仙様達のように陰陽の氣(タオ)を循環させて回復する行為、即ち男女の姿に交互に繰り返す行為を行うことができません。
そして、メイの元は梅の花から造られた天仙様であるため、氣(タオ)を使うと成長して最終的に樹化と呼ばれる木人のように木へと完全に変化してしまいます。
そのため、メイはあまり氣(タオ)を使用できず、使用した後は他の生物を吸収して氣を取り込まないといけません。
ですのでメイは本来大人の姿ですが氣(タオ)を消費しないために子供の姿になっているのです。
逆に言うと氣(タオ)を消費しすぎると本来の大人のメイへと戻るという仕組みですね。
このような体になってしまったのは蓮(リエン)によって胚珠を傷つけられたせいもあるとメイは語っています。
この子どもになるという変化は最終回において、生き残った亜弔左衛門にも起こっているため、氣(タオ)を著しく消費した結果死ぬ一歩手前の状態として現れるのかもしれません。
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【地獄楽】メイとは?声優は?
引用元:アニメ【地獄楽】公式サイト
メイは徐福によって生み出された最初の天仙様ですが、島で画眉丸と佐切に情報提供をしたり2人に心を許している女の子です。
そんなメイの声優を担当しているのは小原好美さんです。
詳しく見ていきましょう。
メイのプロフィール
メイのプロフィールを紹介します。
名前 | メイ |
性別 | 女性 |
誕生日 | 12月3日 |
年齢 | 約1000歳 |
氣の属性 | 水 |
元々の花の種類 | 梅の花の天仙 |
家族 | 木人、蓮や他の天仙様達 |
メイは見た目は幼い少女の姿であり、お団子2つに三つ編みを施した髪型と可愛らしい顔がトレードマークのキャラクターです。
言葉はうまく喋れませんが、付知はそのたどたどしい言葉を理解して翻訳することが可能でした。
また、元々は蓮(リエン)と同じ時期に生まれたため、大人の女性の姿をしていますが氣(タオ)の消費と胚珠の破壊により子どもの姿になってしまいます。
画眉丸と佐切と出会い、2人に心を許して以降は氣(タオ)の情報提供や島の案内など多方面で協力します。
アニメ第2期での活躍を早く見たいですね。
メイの声優
アニメ「地獄楽」でメイを演じるのは大沢事務所所属の小原好美さんです。
元々は女優をしており2016年から声優活動をスタートさせた才能あふれる声優さんなのです。
代表作に「かぐや様は告らせたい」の藤原千花役や「スター⭐︎トゥインクルプリキュア」の羽衣ララ/キュアミルキーなどがあります。
次々と話題作に出演しており、「地獄楽」の第2期ももちろんメイ役として出演するのでしょう。
また、2022年よりYouTubeチャンネルも開設しており、登録者数は10万人を超えるなど人気ぶりがよくわかります。
ASMRなどの動画をよく投稿しており、声だけでなく小原さんの人柄まで好きになること間違いなしです。
これからもアニメ「地獄楽」の第2期だけでなく他のアニメ作品でも声を聞く機会が増えると思いますので、ぜひ注目してまいりましょう。
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【地獄楽】メイの過去とは?どんな修業をしてた?
引用元:【地獄楽】コミックス6巻
メイが画眉丸達と出会うまで、どのように生きてきたのでしょうか?
メイは陰の氣(タオ)しか持たない劣等種だったが天仙様だけあってその氣(タオ)の強さが強く、極上とされていたことから房中術の相手を強いられ、逃げ出した過去を持ちます。
詳しく見ていきましょう。
メイは蓮(リエン)と徐福に天仙として生み出された
メイは遥か昔に実在した古代中国の秦という国の始皇帝なる大王に仕えた方士「徐福」によって生み出されました。
徐福は不老不死の仙薬を大王へ献上するために仙薬探しの旅に出ます。
東方の三神山に仙薬はあるとされていましたが、物語の舞台である島に上陸した徐福はそこを三神山に因んで、蓬莱・方丈・瀛州と名付けてエリア分けしました。
そして、最深部である蓬莱で蓮(リエン)とメイの2人の最初の天仙を生み出しました。
2人を生み出した目的は氣と不老不死の研究のためですが、2人を生み出した後に徐福は不老不死になることが出来ず、志半ばでこの世を去ってしまいます。
そして、蓮(リエン)は他の6人の天仙を生み出し、徐々に残虐な性格へと変わっていきます。
その残虐な行為をやめさせるためにメイは蓮(リエン)へを止めようとしますが、それを疎んじた蓮(リエン)はメイの胚珠を傷つけて蓬莱の外へと追放されるか道士達の房中術の相手としてとどまるかを選ばせます。
メイは陰のタオのみを持つため房中術を強いられた
メイは天仙様としては失敗作であり、劣等種と位置付けられています。
その理由として、陰と陽の氣(タオ)を併せ持ち男女両性を行き来できる蓮達天仙様に対して、メイは陰の氣(タオ)しか持っていません。
そのため、普通の人間と変わらず女性だけの姿=1極だけの存在ですので、劣等種と言われています。
しかし、陰の氣(タオ)のみですが天仙様だけあってその氣(タオ)の強さは道士達以上に強く、極上とされています。
それ故にメイは道士達の房中術の修行相手としての役目を強いられてきました。
房中術とは一般的にいう性行為のことであり、男女が交わることにより陰と陽の氣(タオ)が循環されるため、方術において重要視される修行でもあります。
しかし、それを無理矢理させられるというのはいくら修行のためとはいえ、メイの女性としての人権を無視した酷い行いだと言えるでしょう。
メイは房中術に嫌気が差し逃げ出した
数多くの道士の房中術の相手を毎日のように拘束されたまま強いられていたメイは、ついに耐えられなくなり天仙様や道士達の住む蓬莱から逃げ出します。
そして、島の中層に位置する方丈へと移り、そこで木人と出会い親子関係のような間柄となって暮らし始めます。
木人は元は人間であり、自分の娘とメイを重ねて見ており、そのため逃げてきたメイを匿ったのでした。
木人の娘は既に樹化しておりこの世にはいません。
木人達は死ぬ前に座禅を組んで祈ることで魂が天仙様が住んでいる蓬莱へ行くことができると信じていますが実際は天仙様による嘘であり、氣を吸われて丹にされてしまう過程で樹化してしまうのであって、決して魂が救済されているわけではありませんでした。
メイと出会った木人はこの嘘に薄々勘付いており、自分の娘が蓬莱へ行くどころか利用されて死んだのだという現実から目を背け、ひたすら嘘を信じると同時にメイを自分の娘だと見立てて画眉丸達と出会うまで生活していました。
そして、氣を消費しすぎたメイのために自分の氣をメイに吸収させることで、今まで目を背けてきた罪滅ぼしとして木人は消滅していきました。
そんな木人をメイは自分の本当の父親のように思っていたと伝え、メイ自身も逃げてきた蓮達に向き合うことを決意して画眉丸達に協力します。
このメイと木人の関係はメイが逃げ出したことにより始まりますが、それが涙なしには読めないのでぜひおすすめです。
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【地獄楽】メイは死亡した?グィファと生きてる?
引用元:アニメ【地獄楽】公式X
メイは最終的にどのような結末を迎えたのでしょうか。
メイは蓮(リエン)をもう一度止めるために鬼尸解(きしかい)したことで意識がなくなり死亡したと思われましたが最終回でメイと桂花(グイファ)が登場したことで生きていることが判明しました。
なぜ生きていたのかについて考察したのでご覧ください。
メイは蓮(リエン)を追うため鬼尸解(きしかい)を使う
江戸へと渡り全ての日本国民を丹へと変えるために旅立った蓮の後を追う画眉丸達ですが、蓬莱から海への水路は焼けた船の瓦礫で覆われており、船を出して追うことは困難な状況でした。
そこでメイは過去に一度は蓮(リエン)を止めましたが、嫌気がさして全てを投げ出した自分と決別するため、そしてあの時止められなかった蓮(リエン)をもう一度止めるために鬼尸解(きしかい)することを決意します。
鬼尸解(きしかい)したメイは黒い巨大な蝶のような姿となり、画眉丸達に船に乗るように促します。
自分で氣を回復できないメイは鬼尸解(きしかい)してしまうと著しく氣を消費してしまうため、実質死を覚悟しての鬼尸解(きしかい)でしたが、画眉丸と佐切に感謝と別れを告げ、風を起こして瓦礫をどかします。
そして、その風に煽られて画眉丸達の船は蓬莱の水路から脱出することに成功します。
そして、意識が途絶える中他の天仙様や木人の父、そして徐福を復活させたいという蓮の気持ちに気づけなかったことによる謝罪の言葉を呟きながらメイの意識は無くなっていきました。
メイは鬼尸解(きしかい)を発動して死亡?
他の天仙様達は氣自ら循環させられるため、鬼尸解(きしかい)を行ったことにより氣を大きく失っても回復することができます。
しかし、メイは陰の氣しか持たないため、鬼尸解(きしかい)を発動させることは死を意味します。
そうまでして画眉丸達を蓮(リエン)の元に行かせたかったのは、やはり蓮(リエン)を止めたいという気持ちと一度逃げ出してしまった自分への贖罪だというものがあったのでしょう。
木人である父親がメイと娘を重ねて見ていた罪悪感からメイに自分を吸収させたように、メイも父親に倣って過去の自分と決別するために命を捧げたのでしょう。
確かに鬼尸解(きしかい)によりメイの氣は消費し尽くされるでしょうが、明確な死亡描写はありませんでした。
本当にメイは鬼尸解(きしかい)を発動させたことにより死んだのでしょうか?
メイは現代で 桂花(グィファ)と共に登場し生きていた
画眉丸達と蓮(リエン)との死闘が終了した後、画眉丸達生き残った面々はそれぞれ別々の道を生きて行きます。
しかし一方で、島にそのまま残っていたラトナ大聖の桂花(グイファ)と死亡したと思われたメイはいったいどうなったのでしょうか?
それは最終回のラスト数コマで明かされます。
画眉丸達の江戸時代から時は進み、私たちの住む現代の都心の夜景の中で、部屋で仕事に打ち込む佳花(グイファ)の姿がありました。
どうやらネットを駆使して塾講師な何かになっている様子です。
そんな桂花(グイファ)のところへ何と子供の姿のメイが現れて2人で手を繋いで桃花と菊花が発芽し、思ったより早かったという旨の発言をして物語は幕を閉じるのです。
桃花と菊花は桂花(グイファ)が胚珠を回収して、植えればまた何千年後かに復活するだろうと劇中で語っていましたので、その復活への兆しが見えたというところなのでしょう。
しかし、メイは鬼尸解(きしかい)により氣(タオ)が底をついて完全に死んでしまったと思われていたので、どうやって生き残ることができたのでしょうか?
まず、考えられる方法は2つあります。
1つ目は父親である木人を吸収したように他の生物から氣を取り込むというやり方です。
しかし、メイが鬼尸解(きしかい)を行った際周りは海と瓦礫ばかりで吸収できそうな生物がいたとは思えません。
したがって、考えられる2つ目は桂花(グイファ)が助けに訪れて房中術を行ったのではないでしょうか。
房中術を強要されていたメイがいくら仲間である桂花であろうと受け入れるとは考えづらいですが、ラストの1コマで2人は手を繋いでいたのでそれをきっかけに恋仲になったとすれば合点がいくのではないでしょうか?
また、房中術とまではいかなくても桂花(グイファ)が助けて氣を回復させたことは流れからいってもほぼ間違いないかと思います。
また、2人が現代社会に馴染んで不老不死の研究をおそらくやめたのだろうと思われるラストは、不老不死ではないけれど生きていけるところまで生きていこうという2人の強い決意と絆が感じられて、とても良い最終回だなと感じます。
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【地獄楽】メイの正体まとめ
引用元:アニメ【地獄楽】公式サイト
地獄楽・メイについてのまとめ
- メイの正体は蓮と共に徐福によって生み出された最初の天仙様で1000年以上生きている
- メイは本来大人ですが子供の姿になのは氣(タオ)の消費をしないため、消費すると大人の姿になる
- メイは他の天仙様が男女両極の陰陽の氣(タオ)を持ち合わせているのに対し、陰の氣しか持っていない女性で劣等種
- メイは陰の氣(タオ)しかないものの極上であるため道士達の房中術の修行相手を強要されて蓬莱から逃げ出した
- メイは鬼尸解を発動し、画眉丸達を蓮(リエン)の元へと送り出し死亡したとされた
- メイは最終回にて生存して現代まで生き残っていることが判明した
「地獄楽」は原作の漫画は終了していますが、アニメの方は第2期の制作が決定しており、その際にメイの鬼尸解(きしかい)がお披露目されるのではないでしょうか。
ぜひアニメの美麗な画でメイの美しい鬼尸解(きしかい)を見てみたいですよね。
ぜひそれまで「地獄楽」に注目していただきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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