大人気格闘漫画「刃牙」のグラップラー刃牙編に登場する花山薫(はなやまかおる)は死亡したのか気になる方も多いのではないでしょうか?
「花山薫は死亡した?左目を失明した?」
「花山薫の名言「まだやるかい」やキスシーンは?」
花山薫といえば、刃牙を見ている人なら知らない人はいないほどのメジャーなキャラクターです。
今回は花山薫について徹底調査いたしました!
そんな花山薫を1ファンとして、死亡説、宮本武蔵との戦い、バキ外伝での花山薫などについて、解説していきたいと思います。
\ 今すぐ30日間無料体験! /
【バキ】花山薫は死亡した?左目失明?
引用元:【バキ外伝・創面1巻】
結論、宮本武蔵との戦いで重症を負い、左目は失明したと思われましたが、死亡はしていません。
死亡説が上がった理由は2つあります。
- 宮本武蔵相手に勝利寸前まで追い詰めたが、花山薫は計10太刀を浴びた体は重症で敗北
- 左目には宮本武蔵から受けたと思われる切り傷があり、左目が失明
しかし、救急車により運ばれ、バキシリーズでは何度も登場している天才外科医の鎬紅葉(しのぎくれは)の的確な処置を受けているので死亡しませんでした。
詳しく見ていきましょう。
仇討ちを頼まれた花山薫は宮本武蔵と戦う
花山薫は警視総監・内海旬三の同期の仇討ちを頼まれ、宮本武蔵と戦うことを決めます。
宮本武蔵との対峙を決定付けた人物は、内閣総理大臣を含む政府上層部の1人である警視総監・内海旬三(うつみしゅんぞう)でした。
内海旬三によって宮本武蔵の確保を花山薫に依頼するよう提案したのがきっかけです。
内海旬三は自ら花山薫の元に足を運び、その旨を伝えましたが1度断られてしまい、諦めた内海旬三は、去り際このように語りました。
「武蔵に斬られた大塚って奴。あいつ俺の同期でさ、俺の手で仇討ったる。気負ったはいいが「仇討ち」はおろか、殉職者(じゅんしょくしゃ)の山だぜ。」
その言葉に胸を打たれた花山薫は宮本武蔵と対戦することを決めるのでした。
さらには宮本武蔵に敗れ、この世を去った烈海王の訃報を耳にすると花山薫は拳を血が滴るほど強く握り締めます。
怒りや悔しさなどの様々な感情がこみ上げ、すぐに宮本武蔵の元へと向かいます。
花山薫は優位に立つも宮本の攻撃により大負傷
凄まじい握力を持つ花山薫の拳で優位に立ちましたが、歴史上最強と言われている宮本武蔵の一太刀を受けたことで大負傷を受けます。
警察のバックアップにより、宮本武蔵との戦闘は早々に叶いました。
新宿歌舞伎町のど真ん中で始められた喧嘩は花山薫がふるった渾身の一発からの幕開けでした。
拳を刀で受け止められるもひるむことなく体へ、顔へと拳をぶつけていきます。
宮本武蔵も反撃にでますが、一太刀浴びただけでは止まらない花山薫の猛攻に面を食らってします。
面を食らうのもそのはずです。
過去には石を斬り、鉄砲を斬り、2.8トンを超える猛牛も斬り伏せてきた太刀筋なのに花山薫は一向に倒れません。
何度切られようと花山薫は間合いを詰め、自身の最大の武器である握力を駆使し、宮本武蔵を追い詰めます。
宮本武蔵の頭を手のひらでつかみ、握力で相手の頭蓋(ずがい)にダメージを与える「アイアンクロー」と呼ばれるプロレス技で勝負を決めにかかったのでした。
その決定的な瞬間を見たものは花山薫の勝利を確信しました。
しかし、歴史上最強との呼び声高い侍・宮本武蔵はそう簡単には倒れません。
爆薬を使い、視界をくらませ、小太刀で花山薫の腹を斬ったのです。
腹のさらしを巻いていた花山薫でしたが致命傷であることは明白でした。
仕切り直しのその時、現れたのが主人公である範馬刃牙でした。
さらしを上から巻きもう1度立ち向かうも、二刀流となり本気の宮本武蔵には叶いませんでした。
顔に一太刀、左目に一太刀、最後に背中に一太刀受けたことで花山薫は倒れてしまったのです。
救急車で運ばれるが一命を取り留める
花山薫は宮本武蔵により無数の刀傷を受け、とどめを刺されそうになりますが救急車で病院へ運ばれ一命と取り留めます。
総計十太刀もの刀傷を受けた花山薫に宮本武蔵はとどめを刺そうとしましたが、それを範馬刃牙が止め内海旬三警視総監の指示により早急に救急車で病院に運ばれました。
花山薫のいた場所は血の海と化しており、とてつもない出血量と戦いの壮絶さがうかがえるものとなりました。
刃牙道20巻では決着の後に治療を受ける花山薫が登場しており、施術をした鎬紅葉(しのぎくれは)と、宮本武蔵を現世によみがえらせた張本人である徳川光成(とくがわみつなり)の会話が描かれています。
10か所の刀傷はいずれも深く、バスタブ1杯分の輸血と1000針を超える縫合が必要だったと語っています。
いずれも鎬紅葉の施術により花山薫は一命をとりとめました。
「刃牙道」で左目は白いが失明したかは不明
刃牙道に登場する花山薫の左目は失明したのかは不明ですが、左目は白くなっています。
額から左目を通り、ほほにかけて大きな傷が入り、目の色が違いますが失明したという描写やセリフはありません。
刃牙道では角界の相撲取りとバキでの主要メンバーとの戦闘を軸に話が展開されています。
花山薫もそのうちの1人として選出されており、角界(かっかい)一の打撃系としての呼び声高い「鯱鉾(しゃちほこ)」と激しい戦闘を繰り広げていました。
戦闘中にも失明については触れられていないため見えていると思われます。
\ 今すぐ30日間無料体験! /
【バキ】花山薫の死亡シーンは何巻の何話?
引用元:【刃牙道20巻】
花山薫の死亡シーンはありませんが、死亡したと思われた死亡シーンは刃牙道20巻・171話です。
花山薫が死亡したかも?と思わせるシーンは刃牙道20巻の171話にあります。
刃牙に背中の「侠客立ちは立っているかい」とたずねた後、意識が無くなり即座に救急車にて搬送されていくシーンがこちらになります。
\無料で漫画「バキ」が試し読みできる!/
【バキ】花山薫とは?年齢は15歳?モデルは?
引用元:【バキ】公式サイト
花山薫は当時15歳で花山組という暴力団の二代目組長を名乗っており、ファイトスタイルは素手喧嘩です。
また、花山薫のモデルとなった人は花形敬(はながた けい)という暴力団関係者で、彼も素手喧嘩を得意としていたそうです。
そんな花山薫のプロフィール、モデルとなった人物を詳しく紹介いたします。
花山薫のプロフィール
名前 | 花山薫(はなやま かおる) |
年齢 | 15歳(グラップラー刃牙編) |
身長 | 190.5cm |
体重 | 166kg |
握力 | 2.8トン |
好きなお酒 | ワイルドターキー |
花山薫の初登場はグラップラー刃牙編の82話です。
当時15歳の花山はその歳で花山組という暴力団の二代目組長を名乗っていました。
ファイトスタイルは素手での喧嘩で、「世界一の喧嘩師(けんかし)」として全国の不良少年やヤクザの中では知らぬものはいない存在でした。
背中には「侠客立ち(おとこたち)」と呼ばれるいれずみが彫られていて、花山家で代々彫り継がれてきたものです。
花山薫といえば先程も紹介したように、並外れた握力(あくりょく)が大きな武器。
500円玉を指で曲げ、トランプを引きちぎる握力があります。その握力から繰り出さる「握撃(あくげき)」は花山薫の必殺技です。
花山薫のモデルになった人物
花山薫のモデルとなった人物は実在した人だと言われています。
その人物の名前は「花形敬(はながた けい)」という暴力団関係者でした。
喧嘩のスタイルは素手での喧嘩といわれており、武器は一切持たないことで有名だったと言われております。
さらに、顔中に傷跡があり、ぴっちり整えられた髪型、真っ白なスーツを着用していたそうです。
まさに作中の花山薫と同じ見た目だったと想像できます。
身長も180センチを超えており、逮捕歴も相当な数だったそうです。
力道山(りきどうざん)という有名プロレスラーとも一悶着(ひともんちゃく)あったといわれており、超が付くほどの怖いものなしですね。
\ 今すぐ30日間無料体験! /
【バキ】花山薫がキス?キスシーンは何巻?
引用元:【バキ外伝・創面2巻】
花山薫のキスシーンはバキ外伝の「バキ外伝 創面(きずつら)」にて描かれました。
この漫画では、喧嘩師である花山薫の学生時代が収録されています。
花山薫の青春を描いたストーリーは花山薫好きにはたまらない内容となっています。
校舎の中にもかかわらず殺し屋に狙われる回や同級生との外食に出かける回など、本編では想像することの出来ない花山薫の姿を見ることができる作品です。
花山薫のキスシーンは「バキ外伝2巻・第6話」
花山薫のキスシーンはバキ外伝 創面の2巻の第6話で描かれています。
この回は同じ1年である女子に花山薫が告白されます。
花山薫に告白した同級生の女子の名前は杉村冴梨(すぎむらさえり)です。
校舎裏に呼び出された花山薫は彼女がいるか聞かれると、驚いた表情を浮かべ、いないと答えたのでした。
花山薫のキスの相手は杉村冴梨
花山薫がキスした相手は、同級生の杉村冴梨(すぎむらさえり)です。
花山薫をヤクザの組長と知って、彼女は告白してきたのでした。
花山薫は杉村冴梨に問います。
「男と女が付き合うってことがどういうことか知っているのか?」
戸惑いを見せる杉村冴梨に花山薫はなんと陰部をさらし、「いいのか……こんなのだが……」とたずねます。
しかしそれを聞いた杉村冴梨は肯定的な姿勢を見せるのでした。
そして花山薫は「杉村冴梨は今から俺の彼女だ。」と言い肩を強くつかみ、キスしようとしたのです。
しかしその先のキスシーンは衝撃の展開となるのでした。花山薫は杉村冴梨の唇が真っ赤にはれ上がるほど吸い上げ、乳をだせと言うのでした。
この行動にはさすがの杉村冴梨も困惑のし、花山薫に別れを告げ足早に姿を消してしまいました。
その後花山薫は「それでいい。これでいい。」と言います。
そして、そこにあった小枝を口にふくみ、口の中でその小枝を結んで吐き出したのでした。
気持ちは嬉しいが、ヤクザ者である自分が一般の高校生と付き合うのは難しいと思ったのだと考察できます。
杉村冴梨をはっきり振ってしまうのではなく向こうから諦めてもらう選択をした花山薫なりの優しさが伝ってくるエピソードです。
\無料で漫画「バキ」が試し読みできる!/
【バキ】花山薫のかっこいい名言!『まだやるかい』?
引用元:【バキ】公式サイト
花山薫の防御を捨てたワイルドなファイトスタイルや男らしい生き様には、作中のキャラクターだけでなく読者も魅了されてしまいます。
そんな花山薫は無口な性格ですが数少ないセリフの中に花山薫らしいかっこいい名言を3つ紹介いたします。
- 『まだやるかい』
- 『侠客立ちじゃねぇ』
- 『強ぇえくせに鍛えちゃだめだ』
どのシーンで名言が生まれたのか、詳しく見ていきましょう。
名言①『まだやるかい』
「まだやるかい?」
バキ編35話
このセリフはバキ好きなら一度は見たことのあるセリフではないでしょうか?
バキ編35話にて、死刑囚のスペックと花山薫が戦った時に放ったセリフです。
スペックからのもうこうを受けた花山薫は防御することなく、スペックからの攻撃をかいくぐり渾身の一撃を食らわせます。
それでも戦闘の意思があるスペックに花山薫が「まだやるかい?」と問いかけるシーンとなっています。
何度も立ち向かうスペックに対し、花山薫もなんども「まだやるかい?」と聞き続けるシーンです。
名言②『侠客立ちじゃねぇ』
「侠客立ちじゃねぇ」
グラップラー刃牙編116話
こちらも有名なセリフではないでしょうか?
こちらはグラップラー刃牙編の116話にて花山薫がいれずみの彫師に言ったセリフです。
侠客立ちというのは花山家で代々彫り継がれているものでした。
花山家の祖先「弥吉(やきち)」が、幼い頃にわが身をたてに山賊(さんぞく)から守り抜いた傷だらけの男の姿が背中に受け継がれています。
彫られたいれずみを見た花山薫は「侠客立ちじゃねぇ」と言い、単身で先代を殺したヤクザ事務所に乗り込みました。
そこで組員を全員倒し、全身に切り傷を負った花山薫は「切られてねぇ侠客立ちなんざ侠客立ちじゃねぇ」と言い放ったのです。
名言③『強ぇえくせに鍛えちゃだめだ』
「強ぇえくせに鍛えちゃだめだ」
刃牙道169話
このセリフは刃牙道編19巻の169話のセリフです。
花山薫はトレーニングなどの肉体をきたえる行為は、強く産まれた自分がするのは女々しいことと考えています。
このセリフに続けて「生(き)」のままだ、「生」のまま強く生きなきゃと言いました。
花山薫はこれまで鍛え抜いた筋肉や、訓練でつちかった技術などはありません。
己の精神力とげんこつの強さ、生まれ持って産まれた肉体のみでこの世界を生き抜いていると感じさせられるセリフです。
\ 今すぐ30日間無料体験! /
【バキ】花山薫の死亡まとめ
引用元:【バキ】公式Twitter
結論、花山薫は宮本武蔵との戦いで大負傷を負いましたが、死亡しておりません。
花山薫死亡まとめ
- 宮本武蔵との戦いで刀傷を負い重傷になるも救急車で運ばれ一命を取り留めた
- 左目に刀傷を負い、「刃牙道」では左目が白くなっているが失明したかは明かされていない
- 死亡したと思われたシーンは「刃牙道20巻の171話」
刃牙道にて宮本武蔵と対峙した時には烈海王に続き、花山薫も死亡してしまうと思った読者は少なくないでしょう。
最後は刃牙に守られてしまった形にはなりましたが、宮本武蔵を前にしても自分のスタイルをつらぬき、さらには追い詰めたいい戦いでした。
バキシリーズでは主役級の1人である、花山薫のその粋な姿や戦闘スタイルなどは読者を虜にしてしまいます。
花山薫を含め、他にも魅力的なキャラクターがたくさんいるバキシリーズのこれからの展開には目が離せません。
\ 今すぐ30日間無料体験! /