【推しの子】謎の少女「ツクヨミ」とは？正体は誰？登場回シーンを解説

大ヒット中「推しの子」の原作で謎の少女が登場しましたが、正体についてご存じでしょうか？

「推しの子の謎の少女は誰？正体や声優は？」

「推しの子の謎の少女の登場は何話？」

今回は推しの子の謎の少女について調査しました。

詳しく見ていきましょう。

【推しの子】謎の少女とは？

原作・推しの子で登場する謎の少女は3～5歳ほどで、幻影のように一瞬登場しては消えてしまいます。

この少女は何者なのか、全くその全容が見えていませんが、現時点で明確なことは3つあります。

詳しく見ていきましょう。

アクアとルビーの転生を知っている

謎の少女は、アクアとルビーが転生したということをなぜか知っています。

二人は転生について、他人に話していません。

そんな事実を知っているのは、神様としか思えません。

この謎の少女がアクアとルビーの二人の運命を操っていた可能性もあります。

また、今の時点でアクアとルビー以外の人物と接点を持っていないことも不思議です。

もしかしたら、アイと一緒に育ったアクア、ルビーのもう1人の隠し子であるということも考えられます。

ゴローの死体をルビーに発見させた

あかねとルビーは、少女が連れているカラスに部屋の鍵を盗み取られたのをきっかけに、ゴローの遺体のある場所に導かれます。

まるで、こっちにおいでと連れていかれているような導きです。

このカラスは、謎の少女が登場する時にいつも一緒にいるカラスです。

ルビーに、ゴローを見つけさせることでアクア、ルビー、そして関係者はショックを受けます。

謎の少女は、ゴローが16年もこの場にいたと、当本人たちに知らせることを目的として生きているかのようです。

本当に、この少女は不気味で暗い印象を残す人物ですね。

その後も、アクア、ルビーに犯人に関することを唆します。

ただし、ゴローの死体が発見されたことでストーリーが1つ前に進むので、この謎の少女の登場は進展へのアプローチでもあります。

他の場面とは違い、この少女が出てくる場面はなぜか異次元という感じで描かれているのが特徴的です。

ゴローとアイを殺した犯人を知っている

推しの子のストーリーにて、欠かせない存在と考えられるのは、やはりゴローとアイを殺害した犯人です。

謎の少女は、ゴロー殺害、そして4年後にアイを殺害した犯人を知っています。

そして、アクア、ルビーに接触して、犯人に関する情報を打ち明けていきます。

なぜ犯人を知っているのか、一体何者なのかこの先の展開が気になるところです。

是非、犯人捜しのストーリーを盛り上げて、そして解決に導いてほしいですね。

自分の名をツクヨミと名乗っている

謎の少女はアクアに「15年の嘘」に子役として出演しないかと交渉されます。

まんまとアクアの調査つに乗っかってしまった謎の少女。

子役としてアクアとルビーの幼少期を演じることになりました。

そこで謎の少女は自分を「ツクヨミ」と名乗っています。

ただこれが本名のなのか、芸名なのかについては分かっておりません。

【推しの子】謎の少女は誰？正体を考察

カラスの大群と共に現れて、アクアやルビーに接触を持つ謎の少女。

謎の少女の正体について考察してみました。

詳しく見ていきましょう。

考察①芸能の女神「天鈿女命(アメノウズメノミコト)」

考察①は芸能の女神「天鈿女命(アメノウズメノミコト)」です。

天鈿女命(アメノウズメノミコト)は日本神話に登場する芸能の神です。

天鈿女命とは、全国の神社で祀られている有名な神で、伊勢神宮の内宮でもお参りができるそうです。

この神様は、天照大神が岩の陰に隠れ、姿が見えなくなったときに、天岩戸の前で踊り、大神の気を引いたというものです。

この女神は、芸能、舞踊の神という部類に属しており今のメディアに通じるものがあります。

アクア、ルビーの果たすべき目的をこの謎の少女が手助けしているとも考えられます。

この謎の少女が、冷静で表情がないことやいつもシビアなシーンで登場することから神様と予想してもいいかもしれません。

考察②導きの神「八咫烏(ヤタガラス)」

考察②は導きの神「八咫烏(ヤタガラス)」です。

八咫烏(ヤタガラス)とは、大昔の神話で、導きの神と言われているカラスのことです。

日本神話にて、神武天皇が東征を図る際に天皇に使われて道案内をしたという言い伝えがあります。

詳しく話すと、イノシシを追っていた千代包という漁師がカラスに導かれ、大木を発見しました。

そこで、光を向けると「私は熊野の神である。」という声が聞こえてその神を祀る矢代を作ったと言い伝えがあります。

熊野古道の御行の際にもこのカラスが活躍したそうで、熊野のシンボルともなるそうです。

この謎の少女は八咫烏(ヤタガラス)の言い伝えと通じるものがあります。

また、人を導く役目をする謎の少女は、八咫烏(ヤタガラス)からの使いだと考えることもできますね。

謎の少女は、謎を解く鍵であるゴローとルビーらを引き合わせた神秘的な存在であり、いつも黒いカラスとともに登場することからそこに隠された意味があるかもしれません。

考察③転生した星野アイ

考察③は転生したアイです。

謎の少女自身がアイの生まれ変わりだとしたら、どうなってしまうのでしょう。

アイは転生して芸能界も、表社会に立つこともない大変な人物に生まれ変わったということになります。

確かに、犯人を知っている人物なので謎の少女＝アイと考えることもできなくはありません。

しかし、謎の少女がアクアに「星野アイはもう星や海となっている。」と宣言しているのでアイ説はなさそうです。

考察④アイの出産担当の看護師

考察④はアイが生まれた時に立ち会った看護師です。

当時、病院で様子を見て回れたという点やアイの出産の秘密を知っている人は限られています。

出産を担当した看護師の記憶があればアクア、ルビーの転生の手がかりとなる情報もあるかもしれません。

謎の少女の蒼々とした雰囲気から看護師をイメージすることもできます。

ただし、看護師だとしたら、謎の少女が若いという点が引っ掛かりますので今のところ、可能性は低そうです。

考察⑤アイから本来産まれるはずだった子供

考察⑤はアイから本来生まれるはずだった子供です。

謎の少女が、「アイが魂のない子供を産んだ」と話す場面があります。

イレギュラーなことが生じたとして、アイが最初に身ごもっていた子供かもしれません。

そしたら、転生のこと、そしてアイを殺した犯人をまさに分かっていてもおかしくないです。

だとすると、とっくにアクアやルビーは大人になっているのに自分だけその年のまま。

現世に産み落とされなかったとすると、その怨恨の思いを抱え、彷徨っているのでしょう。

もしそうだとすると、この謎の少女の心の葛藤やアイをめぐる思いが錯綜し、ますます展開が楽しくなりますね。

しかし、謎の少女は目に星が入っておらず、そう考えるには証拠が少ないです。

【推しの子】謎の少女の登場シーンは何巻何話？

謎の少女の登場シーンを紹介します。

謎の少女の登場シーン話

どんなシーンで登場したのか、詳しく見ていきましょう。

登場①8巻75話

謎の少女の初登場は8巻75話です。

宮崎県高千穂で、アクア、ルビー、あかねが前世のゴローが生まれた家を尋ねるシーンです。

アクアが、転生前のゴロー時代の思い出に浸っていると急に謎の少女が現れます。

謎の少女は、黒いカラスを背景に「神様はきっと優しいよね。」、「母を得られなかった2人と、魂のない子を産んだ母を導いてあげた。」とアクアに向かって呟きます。

謎の少女が言った「魂のない子」とはアクア、ルビーのことでしょうか。

まるで、転生していることを知っていると暗に思わせるような発言です。

意味深なこのセリフと共にこのシーンが終わっていくのです。

登場②8巻79話

謎の少女の2度目の登場は8巻79話です。

ゴローの遺体を発見してしまい、この上ない悲しみにルビーが暮れてしまいまうシーンです。

ゴローの形見のキーホルダーを持って、現場から立ち去ろうとすると「それだめだよ。」と謎の少女がルビーに声をかけるのです。

ゴローの死という事実を知ったルビーは闇堕ちしていて、この少女と話したがりません。

そんな中、謎の少女は悟ったかのように一方的にルビーに話を続けます。

謎の少女は、ゴロー先生が死んだのはアイの出産日ということと、ゴローの死亡日に病院の周りを2人の男の人がうろついており、1人は大学生くらい、もう1人は中学生ぐらいだったと言います。

ルビーは自分が知りたかったことを見抜いていたかのように思えたことで、肝を抜かれました。

さらに、原作ではアイが殺害されたシーンを回想し、犯人を探すことをルビーに託したのです。

登場③12巻118話

謎の少女の3度目の登場は12巻118話です。

映画「15年の嘘」のキャストや方向性が決まり、アクアが一安心しているシーンです。

海の近くの休憩場で休んでいると、謎の少女が背後からアクアに声を掛けます。

アクアに「何を考えてるの？妹？元カノ？それとも母親？」とついて回ります。

アクアが「疫病神は消えろ」と制しますが、謎の少女は更に詰めたてていくのです。

アイはもうこの世から消えていなくなったと主張して、生きているかもしれないという希望を持つアクアを否定します。

謎の少女は「アイが転生していることは心のどこかでは望んでいたんじゃないの？」と責め「あの日アイの物語は終わった、この世から魂はなくなっていて再形成しないよ。」と言い捨てるのです。

アイが推しの子の今後のストーリーにて、転生や復活を果たすことは予想できません。

読者としても、そう思っていた場面にてこの謎の少女のセリフは、改めてアイは過去の人だということを考えさせられますね。

登場④13巻123話

謎の少女の4度目の登場は13巻123話です。

やっとアクアとルビーがゴロー、さりなの生まれ変わりだと分かり、打ち解けたシーンです。

ルビーは、ゴローに再会するために、B小町として女優としてやってきました。

しかし、とっくにゴローとは再会できていたと知って、安心します。

ここから、「15年の嘘」の撮影も順調に進むだろうというところです。

ここで謎の少女が登場します。

謎の少女は、ルビーが闇落ちから立ち直るのを反対するように「それは悪手だよ。」と釘を刺すのです。

謎の少女が、犯人にルビーが復讐をすることを目的としていたことはあります。

実際、以前ルビーに真の犯人を捜すのがルビーの使命だと言い放っていました。

このままアクア、ルビーがラブラブの状態でいられることは阻まれるのか。

それを含めて、まだまだこの謎の少女は二人の様子を観察し、度々登場してくるでしょう。

登場⑤13巻127話

謎の少女の実態について、アクアとルビーと同じように産み落とされたことが判明。

アクアが謎の少女に映画「15年の嘘」の子役として出演しないかとお願いするシーンです。

謎の少女はアクアのお願いに少し動揺を見せ、冗談はやめろなどどアクアを馬鹿にした態度を取ります。

しかし、アクアは何一つ聞く耳を持たずに、謎の少女を挑発します。

そして謎の少女は子役として監督とルビーの前に現れ、出演することとなったのです。

登場⑥13巻128話

アクアの挑発に乗ってしまった謎の少女。

なんとアクアとルビーの幼少期を演じることになりました。

謎の少女は自分の芸名を「ツクヨミ」と名乗ったシーンです。

【推しの子】謎の少女のアニメの登場や声優は？

謎の少女が登場する回は、原作の8巻が初登場です。

アニメ放送では現在第1期が完結しており、原作の5巻ほどが放映されましたが謎の少女は登場していません。

現在第2期が放送中ですので、もしかすると登場する可能性は大いにあります。

謎の少女の声優もまだ情報がないため、どんな声でどんな仕上がりになっているのか、楽しみですね。

【推しの子】謎の少女まとめ

引用元：【推しの子】公式サイト

今回は推しの子の原作に登場している「謎の少女」についてまとめました。

謎の少女について分かっていること

謎の少女の正体の考察まとめ

この少女は、犯人探しをするアクア、ルビーにとって重要な役割となっているとも感じられます。

いずれ、アクアやルビーが犯人を探し出し、物語が終盤を迎えると共に謎の少女の秘密が明かされると思います。

この謎の少女は、今後も登場すると考えられるため、さらなる展開を楽しみに見届けていきたいですね。