【推しの子】が面白い理由は？アニメはなぜ人気？つまらなくなった？

人気が絶えない「推しの子」が原作、アニメ共に面白い理由や人気になった理由は一体どんなところなのでしょうか。

「推しの子が面白いと言われている理由は？」

「推しの子のアニメはなぜ人気？」

「推しの子はつまらなくなったってホント？」

今回は推しの子の面白い部分や人気な理由について調査しました。

それでは、推しの子の人気な秘訣や面白い理由を解説していきます。

【推しの子】が面白い理由はなぜ？

引用元：【推しの子】公式サイト

ヤングジャンプで連載中の原作、アニメ第一期ともに大盛況の推しの子。

今年ぐっと知名度があがった作品ですが、支持されている理由は沢山あります。

この作品ならではの設定や特徴を踏まえながら、詳しく解説していきます。

①転生とミステリーが珍しい

転生とミステリーが合わさった物語が現実離れしていて面白いという声があります。

町病院で医者をしていた雨宮ゴローとその患者の天童児さりなの二人は星野アイのファンとして意気投合する仲でした。

そんな推しであるアイが出産する日、ゴローは何者かに殺されてしまいます。

また、さりなは重病で5才という年でこの世を去ってしまいました。

二人が次に目が覚ますとアイの子供に生まれ変わっているという転生ストーリー。

またアクアはアイを殺した犯人が父親であると考え、父親を捜して復讐することを決めるのです。

推しの子のストーリーは現実離れしているからこそ、どんどん引き込まれてしまいますね。

②謎が多くて先が気になる

アイを殺した犯人とされている父親や、おそらく父親だと言われているカミキヒカルの白いバラなど謎は沢山あります。

推しの子の最大の謎は、アイを殺した犯人である父親についてです。

アクアが芸能界の関連者をDNA鑑定にて調べた結果、東京ブレイドの出演役者である姫川大輝とアクアの父親が同じ可能性が高いという判定が出ました。

その男は上原清十郎という役者です。

しかし、後日、壱護社長とアクアが面会した際に、上原清十郎について話をしていると上原は父親ではないことが判明。

アクアとルビーの父親は別にいることが分かります。

また、アイが殺害された日、リョースケはなぜ、アイが引っ越したばかりのアパートを知っていたのでしょうか。

さらに、リョースケは白いバラを持っていました。

白いバラはこの後もたびたび登場します。

新人賞を受賞した黒川あかねがお祝いの花をもらった中にも白いバラの花束がありました。

それは、犯人と推測されるカミキヒカルによるものです。

また、アイのお墓にカミキヒカルが現れて墓参りをするシーンがあるのですが、その時も白いバラを添えています。

白いバラに込められた意味は一体何でしょうか？

白いバラの花言葉としては「純潔、相思相愛」という肯定的な意味なのですが、半面あなたを殺しますという宣言だとも考えられます。

サイコパスのカミキヒカル、そして白いバラの謎はまだまだ解き明かされていません。

③コメディ要素がある

推しの子は、アイを殺した犯人探しというダークな話だけではありません。

アクアとルビーが赤ん坊の時に初めてお互いが話せるのを聞いて「キモ―」と言いながらも特別な事情があることを理解した描写や大人の前で赤ちゃんぶっているところも面白いです。

見た目が赤ちゃんであるアクアとルビーがアイのライブで本気でペンライトを振りながらオタ芸しているシーンは面白いですよね。

④衝撃展開が多い

推しの子は、ゴローとさりなの転生やアイの死など衝撃展開が沢山あります。

作品序盤で、ゴローとさりな、アイの死など衝撃的な展開が多く見られましたが、それだけではありません。

ルビーが16年も経ってからゴローの死体を発見すること、カミキヒカルという目に星のある人物の存在も明かされていきます。

アクアとルビーがそれぞれ闇落ちする時期もあり、登場人物の変化も推しの子の見所です。

⑤芸能界の描写がリアル

芸能界という世界の裏事情を描いているのも人気の1つになっています。

表向きは、華やかに見える芸能界の事情を伝えているのがこの作品のポイントです。

アイは壱護社長にスカウトを受けた時に、人に愛を伝えるのは嘘じゃないのかと疑います。

そんなアイに「嘘でいいんだよ。（嘘）こいてけ。」と肩を押していきます。

また、アイドルの給料やお仕事の厳しい事情など、一度は聞いてみたかったことが描かれており、心に刺さります。

ドラマ、映画、舞台の製作の裏側も詳しく解説されているのも推しの子に興味が湧く理由の1つです。

【推しの子】のアニメはなぜ人気？

引用元：【推しの子】公式サイト

推しの子のアニメは2023年のアニメ史上で記録的な好評となりました。

推しの子のアニメが人気な理由は以下です。

原作とまた違ったアニメ版の推しの子のいいところを、詳しく見ていきましょう。

①物語の内容が見る前と180度違う

キラキラしたアイドル物の作品だと思い、実際に物語を見ると復讐や転生ものでイメージが全く違うといった声があります。

「推しの子」という題名と、キャラクターのキュートさからもう少し純真な内容を想像したかもしれません。

しかし、第1話からアイが殺されて、またゴローとさりながアイの子供として生まれ変わります。

推しであり母親だったアイの犯人を捜してアクア(ゴロー)が復讐を果たすという闇のようなダークな内容です。

しかし、謎が多いからこそ先の展開が気になってしまうのが推しの子の魅力ですね。

②物語のテンポがいい

アニメの第1話は原作の1～10話が収録されてる90分編成で、テンポがいいと言われています。

第1話はプロローグとなるアイの死、そしてアクアとルビーの生誕までの内容です。

最初から、ここまで見せてくれると原作を知っていても知らなくても満足できます。

また、その後もアクアとルビーがすぐに高校生となり、芸能界に接点を持つようになります。

余計な間をとることなく、話がスピーディに進んでいくので見ている側も疲れませんね。

③魅了的なキャラクターが多い

推しの子の登場人物は個性的かつ違った魅力を持っています。

筆頭となるアイは計算しつくした魅力で人を虜にする魔性ともいえます。

復讐としての演技を魅せてくれるアクア、また新しい自分の人生を天真爛漫に歩むルビー。

天才で子供の時から役者で活躍していた有馬かな。

VtuberのMEMちょのメディアを使いこなすところや、黒川あかねの頭脳の明晰さも光っています。

またアクアはかっこよく、アイやルビー、有馬かななどの登場人物の顔が整っていることも人気な理由の1つではないでしょうか。

④「推し」のワードが身近に感じる

推しの子の視聴者からは「推し」のワードが身近に感じることができ、共感できることが多いという声があります。

普段の生活で、アイドルの「推し活」をしている人も最近は多く見られます。

B小町のアイのファンをしていたゴロー、さりなをはじめドルオタが登場します。

普通のファンとしての様子に親近感を感じられますよね。

また、推し活をする立場として知りたい芸能界の世界が描かれているのも新鮮です。

⑤映像と曲がアニメにぴったり

推しの子のOP、EDの曲はアニメの放映と共に大きな話題になりました。

OPのYOASOBIの「アイドル」は公開から1ヶ月でYouTubeでの再生が1億回を突破。

究極のアイドルとしての秘密の存在を歌ったその歌は歌詞、曲ともにビビっときます。

感情を出さずにスタティックに歌う歌がまさにアイの人生を彷彿とさせています。

またEDの曲は女王蜂の「メフィスト」です。

星というワードや、もしあなたに命が戻るならというフレーズが作品と重なっています。

アップテンポな曲調ながらも、カリスマ性があり妖艶な歌声に引き込まれてしまいますよね。

OP、ED共に推しの子の映像にぴったりで、より作品を引き立てて見せてくれます。

【推しの子】は面白くない？つまらなくなった？

引用元：【推しの子】公式サイト

原作の推しの子は今や終盤に差し掛かっていますが、推しの子は「面白くない？つまらなくなった？」との声もあるようです。

そのように言われている理由は以下が挙げられています。

一部の人がそう考える理由を詳しく見ていきましょう。

①アイの死亡シーンがグロい

物語の序盤で、アイが殺される場面のことです。

アイのストーカーである男がアイを刺すところをリアルに映しています。

アニメ第1話、漫画1巻にて、アイがナイフで刺されるシーンが描かれていますがグロいとの声があるようです。

アイは口から吐血しながら、アクアに別れの言葉を話し、最期を迎えるシーン。

事件当時そばにいたアクアがこの時の様子を思い出し、パニック障害に陥ります。

その時に、この時のアイの様子とともに前世の自分(ゴロー)から責め立てられる声を聴くという場面もありました。

登場人物のアクアはもちろんのこと、読者にとってもトラウマになるほどの残酷なシーンです。

②舞台編が長すぎる

アクアが出演する2.5次元舞台Bブレイドの舞台編が41話から67話と結構な長さとなっているようです。

Bブレイドの練習の様子や舞台のあらすじが丁寧に書かれていますが、本編とまったく関係がないため、興味が持てないという声があります。

また、原作者が現れて脚本を書き直してくれと頼むというシーンもありますけど無駄に尺を伸ばしているように思えてしまいます。

③恋愛の展開が読める

アクアとあかねの恋愛の展開と結末、またルビーとアクアの恋愛の展開が読めることからつまらないという声もあるようです。

恋愛リアリティーショーの「今からガチ恋始めます」では出演者であるアクアがあかねと接点を持ち、番組の最後にキスをしたことから交際が始まります。

しかし、アクアがあかねのプロファイリング能力を利用し、アイの情報を得るために関係を持っただけでした。

後に、父親と思われる人物が分かった時にすぐにあかねとの交際もキリを付け、公式に破局を公表することになります。

アクアがあかねを利用し、さらにあかねもアクアが好きだからこそ利用されてもいいという考えが読めるといった声があります。

また、ルビーが転生する前のさりなは、その時の主治医だったゴロー(アクアの転生前)に恋ともいえるあこがれを抱いていました。

さりなはルビーとして生まれ変わりますが、心の中ではゴローは生きていると信じていました。

ルビーが宮崎県高千穂でのMV撮影の際に、ゴローの遺体を発見したことでルビーは闇落ちしてしまいます。

しかし、まだこのエピソードは続きがあります。

なんと、第122話にてルビーが転生していたアクアがゴローだったと気づくのです。

それまで仲が崩壊した状態だったのが一転ラブラブモードとなります。

④ギャグが寒い

ルビーや黒川あかねのギャグが寒いとの声があるようです。

推しの子のギャグの中でも、代表的なものはルビーの「重曹をなめる天才子役」ですね。

これは言うまでもなく、天才子役有馬かなの異名「十秒で泣ける天才子役」をルビーが聞き間違えたのが発端です。

有馬かなに対する重曹ちゃんの名は定着してしまいました。

また黒川あかねの「他の役者の大根ぶりが浮き彫りになっちゃってぶり大根でしょ」というギャグも寒いです。

アクアが「ぶり大根？」と聞き返しましたが、意味もなかったように終わってしまいました。

【推しの子】が面白い理由まとめ

引用元：【推しの子】公式サイト

今回は「推しの子」の面白い理由やつまらなくなったと言われている意見についてまとめました。

推しの子が面白い理由

推しの子がつまらなくなったと言われている理由

原作も終盤に差し掛かってきており、作品自体マンネリに思えてくることもあるかもしれません。

そんな推しの子ですが、まだまだ解決していない謎がいっぱいあります。

推しの子の原作、そしてアニメ続編の今後の展開を温かい目で見守ってあげましょう。