映画「鬼滅の刃 無限列車編」で、炎柱・煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)を倒し、存在感を見せつけた上弦の参の猗窩座(あかざ)。
鬼滅の刃の死亡キャラは多く存在しますが、猗窩座の最後はどうなるのか気になる方も多いのではないでしょうか?
「猗窩座の最後は?笑顔で自害?」
「猗窩座の死亡シーンは漫画の何巻何話?」
「猗窩座の過去は?女は殺さない?」
猗窩座の最後について、徹底調査いたしました。
今回は猗窩座と炭治郎の邂逅(かいこう)から、猗窩座の最後までを徹底解説します!
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【鬼滅の刃】猗窩座(あかざ)の最後は?笑顔で自害?
引用元:「鬼滅の刃」公式サイト
結論、猗窩座(あかざ)は炭治郎と水柱・冨岡義勇との戦いで2人を瀕死状態へ追い詰めるも、最後は笑顔で自害します。
しかし、なぜ宿敵を前にして、自らの手で命を絶ったのでしょうか。
まずは宿敵同士である猗窩座と炭治郎との再会からみていきましょう。
無限城で竈門炭治郎・冨岡義勇が猗窩座と戦う
炭治郎と義勇が無限城で猗窩座と戦うも、術式展開により傷が再生することで猗窩座が優位になります。
炭治郎と義勇、猗窩座との戦いの舞台は鬼の始祖である鬼舞辻無惨の本拠地である無限城。
炭治郎と義勇が鬼舞辻無惨や他の鬼を探して、無限城を駆け回ると、建物全体に亀裂が入り、天井から猗窩座が2人の前に飛び出てきます。
炭治郎にとって、猗窩座は炎柱・煉獄杏寿郎の仇です。
猗窩座も炭治郎から傷をつけられた上に、散々罵られた過去があり、両者ともに恨みを持っています。
猗窩座は【上弦の参】という、鬼の中では上から3番目の実力を持っておりますが、炭治郎も負けじと始まりの呼吸「ヒノカミ神楽」で応戦します。
そして炭治郎が猗窩座の左腕を「火車(かしゃ)」で斬り落とすと、次の攻撃に備え、「幻日虹(げんにちこう)」で交わしながら、猗窩座の顔面を斬りつけます。
上弦の鬼に対して、引けを取らない炭治郎の戦いぶりに、義勇は思わず見入ってしまいます。
しかし、猗窩座も「術式展開」を発動し、反撃に転じます。
ふと見ると、猗窩座の腕や頭の傷はいつの間にか修復されており、首などの急所を斬り落とさない限り、何度でも傷口が再生してしまうのです。
義勇も助太刀に入り「流流舞い(りゅうりゅうまい)」で斬り込むものの、猗窩座に躱されてしまいます。
術式展開後の猗窩座の動きは鋭く、炭治郎のヒノカミ神楽も捉えることができません。
炭治郎も首に手を掛けられそうになりますが、義勇に助けられて、窮地を脱します。
猗窩座の繰り出す打撃は、たとえ、剣で受けたとしても、体内まで振動するくらいの破壊力があり、容易に近づくことができません。
猗窩座の性癖としては、強い相手に興奮するようで、炭治郎の力の成長の速さに、敵ながらも褒め称えます。
そして弱者を忌み嫌う(いみきらう)猗窩座へ、炭治郎は、弱い者も強くなり、強くなったら弱い者を守るのが自然の摂理だと説きます。
しかし、声が届いたどころか、炭治郎に対しての不快感・嫌悪感が高まるばかりで、再び、戦闘が始まるのです。
この時、猗窩座は、炭治郎と同じような言葉を誰かにかけられた記憶がよぎりますが、猗窩座はその思い出を振り払います。
「闘気」に気づいた炭治郎に首を斬られる
猗窩座が口にした「闘気」に気づき、「透き通る世界」に入った炭治郎に首を斬られます。
猗窩座が的確に人体の急所へ攻撃を重ねることに、その秘密が分からないまま苦しむ炭治郎でしたが、猗窩座の思考や言動の先を読んで、「飛輪陽炎(ひりんかげろう)」で攻撃することに成功します。
これにより、猗窩座の首を半分ほど切断するものの、致命傷にはなりません。
剣の先を掴まれて、攻撃ができないでいる炭治郎を、義勇の斬撃が救いますがその後、義勇の顔に「痣」が生じて、猗窩座と対等に戦えるようになります。
「痣」ができると身体能力が大きく高まりますが、所詮は人間、体力には限界があります。
義勇が猗窩座と戦っている間に、炭治郎は必死に考え、猗窩座が前に話した「闘気」という言葉を思い出します。
闘気が猗窩座を倒すヒントになるような気がするものの、核心をつくまでには至りません。
そして攻防が続く中、炭治郎はついに猗窩座が相手の闘気を感じることで、こちらの攻撃を読んで躱していたことに気づくのです。
そして闘気を消すために、炭治郎は父親から聞いた「透き通る世界」を会得しようと、集中力を高めます。
炭治郎が「透き通る世界」に入ると、相手の動きの予測と攻撃の回避が格段に上がり、猗窩座が探知している闘気を閉じた状態でも戦うことができるのです。
一方で義勇は、五角に戦えていたように思えたのですが、攻撃の型も先読みされるようになり、改めて、猗窩座の強さと恐ろしさを感じます。
そして、猗窩座は体力が尽きる寸前まで義勇を追い詰めますが、炭治郎の思わぬ斬撃が入ります。
猗窩座は「透き通る世界」に入った炭治郎を危険と感知し、術式展開を発動し、猛烈な攻撃を炭治郎と義勇に浴びせます。
炭治郎は先ほどまでとは打って変わり、猗窩座の攻撃がゆっくりと見えており、「今から頸を斬る!」という宣言の通り、呆気なく猗窩座の首を斬ってみせるのでした。
強さを求め再生を試みるも義勇に頭を落とされる
猗窩座は斬られた首をもう一度つなげようとしますが義勇に阻まれます。
猗窩座は首を斬られながらも、今まで「闘気」がない相手と戦ったことがないので混乱します。
しかし、猗窩座が望む力である「至高の領域」、そして「無我の境地」に辿り着いた炭治郎に対して、屈するのではなく、もっと強くなりたいと、斬られた首を無理やりつなげて、再度戦いを求めます。
恐るべき生命力です。
弱点である首を斬られた鬼は大抵は消滅しますが、首を繋げるという最後の抗いに、義勇は自身の剣を投げて、首の接続を止めます。
これにより、頭は消滅しますが、残った猗窩座の体に恐るべき変化が起こります。
体のみで戦おうとするが元恋人の記憶が蘇る
首を斬られた猗窩座は体のみで戦おうとするも、元恋人・恋雪の記憶が蘇る。
何と猗窩座の首の断面が閉じて、残った体だけで、炭治郎と義勇に攻撃を始めたのです。
それまで、全力を出し切った炭治郎は心身共に限界を迎えており、そのまま失神します。
そして、辛うじて意識が残っている義勇は、体だけの猗窩座に立ち向かいます。
しかし、義勇の刀は折れており、体だけの猗窩座とはいえ、今まで通りの力を持つ、猗窩座を簡単に斬ることができません。
そんな中、猗窩座に対して、「狛治(はくじ)さん」と、人間時代の頃の名前で呼びかける女性の記憶が蘇ります。
それが狛治の大切な恋人である恋雪(こゆき)の姿だったのです。
人間だった頃の記憶を思い出し笑顔で自害
猗窩座は過去を思い出したことで自分自身を殺したかったことに気づき笑顔で自害します。
猗窩座が人間時代の記憶を思い出すと、炭治郎の意識がようやく戻ります。
意識が戻っても体力が回復しているわけではないので、握った剣がすっぽり抜けてしまい、その勢いのまま猗窩座を素手で殴ります。
そこで猗窩座はあることに気づきます。
大切な師範の武術「素流(そりゅう)」を汚してしまったこと、親父の「真っ当に生きろ」という遺言が守れなかったこと、あらゆるものに憎しみを感じて生きてきたが、本当に憎くて、殺したかったのは自分自身だったことに気づくのです。
その刹那により猗窩座は自分自身を攻撃し、笑顔で自害したのでしょう。
その光景に炭治郎も義勇も驚きますが、炭治郎は猗窩座がその思いを気づかせてくれたことに「感謝」されたことを嗅ぎとります。
しかし、猗窩座は再生能力が高く、簡単に死ぬことはできません。
すると、猗窩座の前に、人間時代に大切な恋人であった小雪と、鬼となって仕えている鬼舞辻無惨が現れて、それぞれに言葉をかけられます。
これ以上戦わなくて良いから休みなさいと優しく語りかける小雪と、反対に、強さを求め続け戦いなさいと呼びかける無惨。
最終的には小雪の呼びかけに応じて、小雪を抱きしめて消滅します。
死んでしまったものの、最後に猗窩座は狛治(はくじ)に戻ることができたのです。
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【鬼滅の刃】猗窩座(あかざ)の最後の死亡シーンは漫画の何巻何話?
引用元:「鬼滅の刃」漫画18巻
猗窩座の最後の死亡シーンは18巻の156話「ありがとう」です。
扉絵は、優しい顔をした猗窩座の頬に、元恋人の小雪と思われる女性の手が触れています。
アニメではまだ描かれていません。
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【鬼滅の刃】猗窩座(あかざ)に殺された柱は?
引用元:「鬼滅の刃」公式サイト
猗窩座に殺された柱は煉獄杏寿郎です。
無限列車編では、炭治郎が十二鬼月の一人・下弦の壱・魘夢により致命傷を受けた傷口を、全集中の常中から止血の方法を伝授して命を救いました。
さらに呼吸の大切さを教えて、炭治郎の成長を促した重要な人物の一人です。
しかし最後には、猗窩座に胸を貫かれたことが原因で煉獄は死亡しました。
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【鬼滅の刃】猗窩座(あかざ)の過去とは?女を殺さない理由は?
猗窩座は人間時代は狛治(はくじ)という名前を持ち、盗みを働かないと生活が困るほどで、病弱な父親に薬を届けるために犯罪を繰り返してしまいます。
また猗窩座は上弦の弐・童磨(どうま)が、「猗窩座は鬼になってから一度も女を喰ったことがない」と言うように、女を殺したことがありません。
では一体どういう理由からなのでしょうか。
猗窩座の過去
人間時代の猗窩座は、病気の父に薬を渡すために犯罪を繰り返していました。
人間時代の猗窩座は狛治(はくじ)という名前でした。
狛治は犯罪を犯すことをしなければ生きていけないほどの貧乏で、生きるための力を求めていました。
全ては病床に伏す父親に薬を持っていくためですが、上手くはいかず狛治は奉行所(ぶぎょうしょ)に捕まってしまいます。
その後は釈放されるものの、息子が捕まったと聞いた父親は自殺してしまいます。
父親からの遺書には「真っ当に生きろ」と書いてありますが、貧乏人が生きることが難しい世の中に対して、周りに怒りをぶち撒けます。
そこで出会ったのが、素手で戦う武術「素流(そりゅう)」の道場の師範・慶蔵(けいぞう)です。
そして、慶蔵は、病身の娘である恋雪の面倒をみてほしいと、狛治にお願いをします。
猗窩座が女を殺さない理由とは?
毒殺された小雪に対しての想いが女を殺さない理由になっています。
親父を看護していた頃を思い出したのか、病弱の恋雪に対しては狛治は優しく接します。
恋雪は体が弱く、一晩中つきっきりで世話をしないといけないのですが、それから3年が経ち、恋雪の症状はすっかり回復して、家事を手伝えるようにまでなります。
そして慶蔵は狛治に道場を継いで欲しいと打診します。
道場を継ぐことを決めた狛子は恋雪にプロポーズして、親父の遺書にあったように、真っ当な道を進むことができて喜びます。
しかしその喜びも束の間、慶蔵と恋雪は何者かに毒殺されてしまうのです。
この時の恋雪に対しての思いが、狛子が鬼になり、「猗窩座」となった今でも残っており、女を殺すことができなくなったのではないかと思います。
その後、狛治は、毒殺の疑いをもつ、隣接の剣術道場にいた67名を素手で殺してしまいます。
そんな鬼の所業ともいえる犯行後に、鬼の祖である「鬼舞辻無惨」と出会ってしまい、狛治に血を分け与え、猗窩座となるのです。
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【鬼滅の刃】猗窩座の最後まとめ
今回は猗窩座の最後について詳しく解説しました。
猗窩座の最後のシーン
- 無限城で「闘気」に気づいた炭治郎に首を斬られる
- 首をもう一度つなげようとするが義勇に阻まれる
- 首のない体のみで戦おうとするも元恋人の記憶が蘇る
- 過去を思い出し本当に憎いのは自分だと分かり笑顔で自害
猗窩座は今までの鬼と違い、自害しての最後でしたが、このまま戦っていたかと思うとどちらが勝っていたかはわかりません。
おそらく、炭治郎も義勇も殺されていたでしょう。
元恋人・小雪によって人間の時の記憶が呼び戻されてよかったです。
アニメでは猗窩座の最後についてまだ描かれておりませんが、もう一度アニメを見返してみてはいかがですか?
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