【呪術廻戦】伏黒甚爾と五条悟の関係は？強さや戦闘シーンは何巻何話？アニメは？

2023年7月よりTVシリーズ第2期の放送が開始され、ますます注目が高まっている「呪術廻戦」。

新キャラクターの伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)について気になっている方も多いのではないでしょうか？

「伏黒甚爾と五条悟の戦闘シーンを解説！何巻何話？」

「伏黒甚爾と五条悟の関係は？強さや伏黒恵との関係は？」

今回は伏黒甚爾と五条悟について徹底調査していきます！

【呪術廻戦】伏黒甚爾と五条悟の戦いシーン！強さは？

引用元：「呪術廻戦」公式サイト

伏黒甚爾と五条悟の戦いは最終的に五条の勝利で終わります。

五条が現代最強の呪術師となるに至った戦いを見ていきましょう。

天内理子の護衛中に伏黒甚爾が五条悟を刺す

星漿体(せいしょうたい)である天内理子を呪術高専へと送り届け、護衛任務が終了する目前に五条は甚爾に後ろから刺されます。

高専2年生である五条と夏油は星漿体護衛任務を受けていました。

星漿体とは、呪術師である天元(てんげん)と適合させる人間のことです。

天元は呪術高専を始めとした日本の重要な場所に張っている結界の要となっている呪術師で、「不死の術式」を持っています。

死ぬことがない天元ですが、老いはあります。

一定以上の老いが来ると天元の術式が肉体を創り変えてしまい、「人」ではなく「高次の存在」へと変化します。

この「高次の存在」は意志がない状態なので、天元が天元ではなくなってしまい最悪の場合、人類の敵となってしまう可能性が出てきます。

天元のおかげで、補助監督が使っている結界術は強化されているため敵対してしまうと結界による防衛だけでなく、任務そのものもできなくなってしまいます。

そのため天元が「高次の存在」へと至ることを防ぐ必要があるのです。

防ぐ方法は500年に一度、肉体を新しくすること。

つまり、肉体を老化する前の状態に戻すーー例えるなら老人の身体を再度赤ちゃんの身体に戻すようなものです。

身体が赤ちゃんの状態に戻れば術式の効果も戻るため、進化はおきません。

では、どうやって肉体を新しくするのか。

それは天元と適合する人間と同化し、肉体を書き換えること。

この適合する人間というのが「星漿体」です。

以上の理由から星漿体はかなり重要な存在となっているため、その人間がどこにいるかなど所在は隠されています。

しかし、今回の星漿体である天内の所在が外部に漏れてしまい、呪詛師集団のQと宗教団体である盤星教(ばんせいきょう)という2つの組織から命を狙われることになってしまいました。

その護衛として天元から選ばれたのが五条と夏油です。

呪詛師集団のQは天内を暗殺しようとしますが、高専時代からかなりの実力を持っていた五条と夏油によりあっさり瓦解することになります。

一方、盤星教は術師の集団ではないため戦う力はありません。

膨大な金を支払うことを条件に天内の暗殺を依頼したのが「術師殺し」である伏黒甚爾です。

甚爾は天内に時間制限つきの懸賞金をかけ、金目当ての呪詛師に襲わせることで五条の体力を削り鈍らせるという作戦をとりました。

作戦通り五条は懸賞金が取り下げられるまで常に術式を発動し続け、警戒を怠らない状態で緊張はピークに。

そして、天内を高専へ送り届け、高専の結界内ということで緊張が緩み術式を解いた五条を背後から襲ったのです。

夏油に天元の下へ天内を送り届けることを任せ、甚爾の相手をする五条でしたが、甚爾は天与呪縛(てんよじゅばく)により呪力が全くないため動きが読めず苦戦を強いられることになります。

甚爾との戦いの中で五条は無下限呪術を使用し防御します。

術式を発動させることを狙っていた甚爾は五条の喉元に特級呪具「天逆鉾(あまのさかほこ)」を突き刺しました。

その効果は、発動中の術式を強制的に解除させるというものです。

天逆鉾により無下限呪術を解除された五条は喉元から胸にかけて引き裂かれ、右足をめった刺しに。

最終的に頭を刺されたことで甚爾に倒されることになってしまいました。

伏黒甚爾は薨星宮に向かい天内理子を殺す

五条を始末した甚爾は天内を殺すため、薨星宮(こうせいぐう)へ向かいます。

薨星宮とは東京都立呪術高専の最下層にある国内結界の中枢部です。

薨星宮の本殿に御神木がそびえ立っており、根元には天元が許可した者だけが入ることができる結界が張られています。

夏油は天内に提案します。

同化を断ってもいいと。

天内はその提案に涙を流し、もっと皆と一緒にいたいと夏油が差し出した手を握ろうとしましたが、その瞬間頭を甚爾に撃ち抜かれ殺害されてしまいます。

甚爾は五条を始末したことを夏油に告げ、夏油を倒します。

五条にはとどめを刺しましたが、夏油は殺さず動けない程度の傷で留めています。

理由は夏油の術式に関係しています。

夏油の術式、呪霊操術は呪霊を取り込み自在に操る術式です。

夏油を殺してしまうと、取り込まれた呪霊がどうなるか分からないため甚爾は夏油を殺さずにいたのです。

そして盤星教へと向かい天内の遺体を引き渡し、暗殺依頼を完了させたのでした。

反転術式で蘇った五条悟が盤星教に現れる

天内暗殺を達成し盤星教を後にした甚爾に血だらけの五条が立ちふさがります。

倒したはずの五条が生きていることに驚く甚爾に、五条は気分良く説明を始めます。

甚爾に喉元を刺され反撃を諦めた五条は反転術式に全神経を注ぎ、死に際に今までできなかった反転術式を会得することに成功したのでした。

ここで五条は甚爾へ2つの敗因を告げます。

普通、あれだけの傷を負わせたら死んだと思いますよね。

このあたりから五条の最強へと至る過程が見えてきます。

再度、向かい合う2人の見開き絵がかっこいいのと同時に、五条のそうか三段活用が見どころです！

伏黒甚爾は覚醒した五条悟と再び戦い死亡

傷を治療した五条は甚爾と再戦します。

反転術式を会得した五条は術式反転「赫」を放ち甚爾を吹っ飛ばし、その力を見せつけ、力を使いこなせていることに快感を覚えていました。

それでも向かってくる甚爾に五条は虚式「茈」を放ち、甚爾を倒すのでした。

【呪術廻戦】伏黒甚爾と五条悟の戦いシーンは何巻何話？

引用元：「呪術廻戦」公式Twitter

伏黒甚爾と五条悟の戦いシーンは、原作8巻70話「懐玉−陸−」から9巻75話「懐玉−拾壱−」です。

原作の中でもかなり見ごたえがある戦いシーンなのでTVシリーズ第2期でどのように描かれるのか楽しみですね。

呪術廻戦をコミックシーモアで読む

【呪術廻戦】伏黒甚爾と五条悟とは？伏黒父？

引用元：「呪術廻戦」公式Twitter

伏黒甚爾と五条悟はそれぞれどんな人物なのか、くわしくみていきましょう。

さて、伏黒という苗字に疑問を持った人も多いのではないでしょうか。

その疑問を順番に紐解いていきましょう。

伏黒甚爾とは

引用元：「呪術廻戦」公式Twitter

伏黒甚爾について簡単に紹介していきます。

誕生日	12月31日
趣味・特技	ギャンブル
好きな食べ物	肉とモツ
苦手な食べ物	酒（酔わないため）

伏黒恵の実の父親で、元は禪院出身の人間です。

禪院真希と真依とは、いとこの関係となっています。

禪院家でかなりひどい扱いを受けて荒れてしまっていましたが、恵の母親と出会い丸くなりました。

しかし、恵が生まれて間もなく母親が亡くなったことで荒れた生活に逆戻りしてしまい、お金がないため女の人のところを転々とするヒモのような生活を送っています。

五条悟とは

引用元：「呪術廻戦」公式Twitter

五条悟について簡単に紹介していきます。

誕生日	12月7日
趣味・特技	なし（なんでもできるため）
好きな食べ物	甘い物
苦手な食べ物	アルコール

無下限呪術を相伝している五条家の現当主で、400年ぶりに生まれた「六眼(りくがん)」を持つ最強の呪術師。

高専時代には反転術式が使えなかったが、伏黒甚爾との戦いを経て「呪力の核心」を掴み現代最強の呪術師と成りました。

【呪術廻戦】伏黒甚爾と五条悟の関係は？

引用元：「呪術廻戦」公式Twitter

伏黒甚爾と五条悟はお互いに殺し合った仲であり、伏黒甚爾は五条悟に息子の恵を託しています。

余談ではありますが、甚爾は子供の頃の五条に会いに行っています。

400年ぶりに生まれた六眼を持った五条を面白半分で見に行っただけなのですが、この時すでに最強の頭角を見せ始めていた五条に甚爾は生まれて初めて気圧されることになります。

それでは、伏黒甚爾と五条悟についてもう少し詳しく見ていきましょう。

伏黒甚爾は伏黒恵の父親

伏黒甚爾のプロフィールで説明したとおり、伏黒恵の実の父親で恵という名前を付けたのも甚爾です。

原作2巻9話、アニメ5話で恵は自分の名前について父親は性別も知らないまま名付けたと言っていますが、おそらく甚爾は恵の性別を知っていて名付けたと思われます。

恵の母親が恵を産んでから亡くなったこと、甚爾の回想で赤ちゃんの恵を恵の母親が抱いているシーンを思い出していることがその根拠です。

それでは恵が男と分かっていてなぜ女の子のような名前を付けたのでしょうか。

憶測ですが、呪術師として恵まれず荒れた生活を送っていた甚爾が、自分の子供には恵まれた生活を送れるようにと名付けたのではないかと思います。

恵の母親と出会ったことで丸くなり、このような考えに至ったのではないでしょうか。

五条悟は伏黒甚爾に恵を託された

五条悟と伏黒恵についてですが、担任と教え子という関係性だけではありません。

五条は恵の後見人でもあります。

どうしてそのようなことになったのかと言うと、五条が甚爾を倒した際に遺言はないかと尋ねます。

最初は、ないと答えた甚爾ですが恵のことを思い出し、禪院家に引き渡されるから好きにしろと伝えます。

自身の子供をどうして自分を殺した相手に託したのか。

実は甚爾が恵に術式が宿っていることを直感で感じており、禪院直毘人(ぜんいんなおびと)に、術式がはっきりしたら売るという取引をしています。

禪院直毘人とは禪院家の当主です。

直毘人はこの取引に合意し、恵が仮に禪院家相伝の術式を持っていれば多額の金が甚爾に渡ることになりました。

甚爾は恵の母親に恵を託されていたので、才能第一の禪院家に貰われれば呪力を持たない自分にとってはどうしようもない家でも、術式を持つ恵であれば多少は恵まれた生活が送れるだろうと考えての取引でした。

しかし、五条に破れ死ぬ寸前に、禪院家ではなく五条へと恵を託しました。

おそらく、才能第一の家よりも五条の方が人として恵まれた生活を送れるのではないかと感じ取ったのではないでしょうか。

恵を託された五条は優秀な人材を求めて、恵に会いに行きました。

甚爾とそっくりな顔をしている恵に嫌な顔をする五条が大変見どころです。

五条は恵に父親のことを話します。

禪院家という家の出身であること、恵自身が術式を持っていることに気づいていること、術式を持っていることで多額の金と引き換えに禪院家へ引き渡されることになっていること。

父親の酷さを伝えても恵は顔色一つ変えません。

この時、恵は小学校一年生で姉である津美紀と2人で暮らしています。

甚爾と恵の母親がくっついていなくなったと恵は思っていました。

小学校一年生とは思えない言動に五条は面食らい、恵に禪院家に行きたいかと尋ねました。

その問いに恵は津美紀はどうなるのかと返します。

五条は幸せになれることは絶対ないと断言。

禪院家は才能第一の家なので、術式がない津美紀の扱いは考えるまでもありません。

五条の答えに恵は悔しそうに顔を歪ませ、五条へと自分たちを託すことにしました。

その結果、五条は禪院家に売られる件を白紙に戻し、恵が成長したら呪術師として貢献することを条件に高専から金銭面での助けをしてもらえるように根回ししたのです。

ちなみに、五条が甚爾を殺したことを伝えようとした時に恵に話を遮られてしまったので、父親がどうなったかな恵は知らないままでいます。

以上のような経緯があり、五条は恵にとっては後見人といえる存在であり、津美紀と自分を救ってくれた恩人であるとも言えるのです。

【呪術廻戦】伏黒甚爾と五条悟まとめ

引用元：「呪術廻戦」公式Twitter

伏黒甚爾と五条悟はお互いに殺し合った関係であり、伏黒甚爾は五条悟に息子の恵を託しています。

しかし、言葉は交わさずとも戦ったことで実力は認めているような感じがしました。

伏黒甚爾と五条悟まとめ

伏黒甚爾は禪院という家の繋がりや、呪力ゼロという特殊な存在であるため原作の中でも特別な描かれ方をしています。

五条悟も最強が最強に成るに至ったきっかけである存在であり、恵との関係性など新たな発見が盛りだくさんです。

これまで、色々な内容に触れてきましたが、まだまだ奥深いキャラクターであることは間違いありません。

伏黒甚爾と五条悟について初めて描かれるTVシリーズ第2期は2023年7月より放送です。

アニメからでも良し、原作漫画からでも良し、両方楽しむのも良しなので、気になった方は是非楽しんでくださいね！