【サマータイムレンダ】シデは黒幕確定！正体やハイネとの関係は？最後は死亡？

和歌山県の離島を舞台にしたSFファンタジーの「サマータイムレンダ」に登場する不気味な見た目のシデ。

シデはハイネに仕えており、黒幕はハイネだと思われていましたが本当の黒幕がシデと言われていることをご存知でしょうか？

「サマータイムレンダのシデは本当の黒幕？」

「サマータイムレンダのシデの正体は？本体と別に2人・3人いる？」

「サマータイムレンダのシデの最後は死亡？」

ハイネと行動をともにしているシデは戦闘力も高く銃や矛のような武器を使うこともあり、他の影に比べるととても手強い相手です。

そんなシデは一体何者なのでしょうか。

今回はシデが黒幕なのか、正体やシデの目的についてわかりやすくお伝えしていきます。

【サマータイムレンダ】シデは黒幕？正体や目的は？

引用元：TVアニメ【サマータイムレンダ】公式サイト

サマータイムレンダでシデは日都ケ島の夏祭りのシーンで登場します。

結論から申し上げますと、シデは黒幕で確定です。

そんなシデの正体や目的を解説します。

シデは黒幕(ラスボス)で確定

サマータイムレンダに登場するハイネと行動を共にしているシデ。

ハイネが本作の黒幕だとみなさま確信しましたよね。

しかし、サマータイムレンダの本当の黒幕はハイネではなく、シデで確定です。

シデは300年前の1732年の「享保の大飢饉」が起きた年に日本はひどい凶作になってしまい食事を取れない人々は次々に亡くなってしまいました。

海へ漁に出られる大人も亡くなってしまったため、それは生き地獄だったとシデは話していました。

そんな時海岸に流れ着いたのがハイネだったんです。

シデはハイネを利用し、300年以上も顔や姿を変えずに生き続けていました。

今の日都ケ島があるのは自分のおかげだと静かに話すシデは、とても不気味で作品をみるファンには恐怖や苛立ちをあたえたシーンでした。

シデの正体は菱形医院の創始者・菱形紙垂彦(ひしがたしでひこ)

シデの正体はなんと日都ケ島の日都神社の宮司をしている、雁切真砂人(かりきりまさと)です。

雁切真砂人(かりきりまさと)は慎平たちの時代の名前で、オリジナル(本体)は菱形紙垂彦(ひしがたしでひこ)といいます。

菱形紙垂彦(ひしがたしでひこ)は、菱形医院の創始者で初代院長です。

海岸に流れ着いたハイネを日都ケ島で伝えられていたヒルコ伝承のヒルコとし、島民に神として祀られるように仕向けたのでした。

シデの目的は「世界の最後を見届けること」

＃097話で雁切真砂人(かりきりまさと)は銃を持った慎平に正体を明かされ、静かに話します。

慎平はハイネを差し出すことを条件にし、それで終わりにしようと話をします。

しかし雁切真砂人(かりきりまさと)はそれは私の終わりではないと言い、母(ハイネ)の願いを叶えることが自分の使命だと話していました。

しかしそれは本当の目的ではなかったのです。

シデの本当の目的は「世界の最後を見届けること」でした。

そのため300年のうち何度もクローンを作り、時代を見てきたのです。

しかし力を失っていくハイネのために食糧を与え、再び自分のクローンを作るために妊娠させようとしますがなかなかクローンは生まれません。

もうハイネに力がないと悟ったシデは、自分が世界を終わらせればいいのだと思いつきヒルコの目を使い世界を終わらせようと考えていました。

【サマータイムレンダ】シデは影じゃない？2人いる？

引用元：TVアニメ【サマータイムレンダ】公式サイト

シデから影の気配を感じることができず、結果として影ではなく、泥を纏った人間だと判明しました。

シデの存在やなぜ2人いるのか解説します。

シデは黒い泥を纏った人間

体育館でシデと戦闘した潮はシデから影の気配は感じられず、シデから人間の手が出現し左手には火傷を負いました。

そのため慎平たちはシデを影とせず、人間であると確信したのです。

なんとシデがまとっている黒いものは、影を作っている「泥」です。

影は平面になっている影の部分を攻撃すると倒すことができますが、シデの泥は骸の鎧の泥と呼ばれ元は影だったものが劣化し誰の影でもなくなったものを使っています。

そのため影の気配はなく、スキャンしても情報がなく空っぽの状態なのです。

この鎧はシデが影に直接意識を伝達させており、本体自体は人間なので影のように攻撃をしても無駄なことがわかります。

シデを囲んでいる鎧は亜空間になっており、シデとして受けた攻撃は中身の雁切真砂人には届いていません。

影がバラバラになったとしても、中身の人間は亜空間にいるためなんのダメージもありません。

シデがいかに手強く最強か分かりますね。

この鎧を考えたのは２代目の雁切那由他(かりきりなゆた)が、何度もおこる戦に備えて考えだしたものです。

それを歴代のシデが時代に合わせて、アップデートしてきたため、今の様な強さになったのです。

シデが2人いる理由はハイネの能力によるもの

シデが二人いる理由はハイネがヒルコ様に触れたことで影にコピーされてしまい、そのハイネと交わったシデの間に生まれた子供はシデ(菱形紙垂彦(ひしがたしでひこ))のクローンとして産まれ、そのクローンに人格や記憶を移植していたからです。

シデはこの方法で長生きをしていました。

シデは現在7代目になります。

歴代のシデまとめ

シデ本体	菱形紙垂彦(ひしがたしでひこ)
2代目	雁切那由他(かりきりなゆた)
3代目	雁切満天(かりきりまんてん)
4代目	雁切海成(かりきりかいせい)
5代目	雁切大樹(かりきりたいじゅ)
6代目	雁切巌(かりきりいわお)
7代目	雁切真砂人(かりきりまさと)

本体のシデはからだを乗り換え、前のからだは破棄せず保存をしていました。

菱形青銅はシデが歴代の自分のからだを保存しているということを自分の父から聞いたと、慎平に話していました。

しかしそのからだも戦争がありすべて焼失したと言われていましたが、６代目シデの巌が亡くなったのは戦後だったのでからだが残っていたということです。

そのからだを使用し、戦闘していました。

【サマータイムレンダ】シデとハイネの関係は？

引用元：TVアニメ【サマータイムレンダ】公式サイト

シデのオリジナルである菱形紙垂彦(ひしがたしでひこ)とハイネの関係は夫婦です。

菱形紙垂彦(ひしがたしでひこ)は大凶作で人々は飢えに耐えられず何人も亡くなったという時代を生きていました。

そんな時海岸に漂着していたハイネを拾ったのが、菱形紙垂彦(ひしがたしでひこ)です。

菱形紙垂彦(ひしがたしでひこ)はハイネと結婚し子供も産まれました。

しかし、その子供は影の特性なのか成長すると菱形紙垂彦(ひしがたしでひこ)と全く同じ姿になるのです。

まさにクローンとでもいえます。

この光景を見た菱形紙垂彦(ひしがたしでひこ)はハイネに子を産ませクローンを生み、影の力で記憶と人格をそのクローンにコピーするということを繰り返すことで永遠の命を得ることを考えます。

ところが徐々にハイネが衰弱することで子供を産むことができなくなります。

そしてストックとして置いていたクローンも戦争により消失したことで、クローンを産みだせないハイネは用済みとなってしまうのです。

クローンが産まれないことに絶望した菱形紙垂彦(ひしがたしでひこ)は「世界の終わりを見届ける」のではなく、ヒルコの目を使って「自らが世界を終わらせる」ことを目的として行動し始めました。

【サマータイムレンダ】シデの正体が明かされたのは何巻何話？アニメは？

引用元：【サマータイムレンダ】コミックス9巻

シデの正体が明かされたのはコミックス9巻の#088話、アニメ#17話です。

菱形医院の地下はヒルコ洞に続いていることが判明し、慎平達は道を辿っていきます。

その途中で菱形青銅は、妻の影・千登勢に首を圧迫され瀕死状態になりますが息子の窓(そう)に命を救われます。

妻を亡くしともに影として生きていくためハイネたちに力を貸していた青銅ですが、ハイネとのリンクを切った妻の言葉を聞いて菱形医院の秘密を慎平達に話し始めました。

その時シデの正体が明らかになりました。

【サマータイムレンダ】シデとは？見た目や声優は？

引用元：TVアニメ【サマータイムレンダ】公式サイト

シデの本体こと菱形紙垂彦(ひしがたしでひこ)とは菱形医院の創始者でハイネの夫です。

そんなシデの声優は小西克幸(こにしかつゆき)さんが担当しています。

それでは早速、シデの見た目や能力を解説していきます。

シデの本体(菱形紙垂彦)のプロフィール

シデの本体である菱形紙垂彦(ひしがたしでひこ)のプロフィールを紹介します。

シデの本体は菱形紙垂彦(ひしがたしでひこ)で、なんと享保の大飢饉を経験した人物でした。

菱形紙垂彦は初代の院長です。

菱形家は古くから島の祭祀を司る家系でしたが、シデの父が江戸時代に医者を真似たことがきっかけで菱形医院ができました。

医院は兄が受け継ぎ、シデはハイネの姓・雁切を名乗り神の夫であることをしらしめ、神を祀る家系となりました。

菱形青銅たちは、シデと親戚関係になるわけですね。

シデの見た目はまっくろな姿で見た目は人間とはかけ離れた姿、四本の腕と四つの目があります。

かなり不気味で、視聴者には恐怖や不安を与えました。

見た目は気持ち悪いと言われるシデですが、しおりちゃん家で食卓に座り食事をしていたシーンはサマータイムレンダマニアには、かわいいとウケています。

シデの能力

シデの能力は主に4つあります。

1つ目は、鎧を伸縮できることです。

腕の長さを自分の思う長さに自由に伸ばすことができます。

2つ目は、手を刃状に変えられることです。

3つ目は、影を吸収して巨大化できることです。

周りにいる影を吸収して、泥の容量を増やすことで巨大化することができます。

4つ目は、骸の鎧に受けた攻撃のエネルギーを、そのまま返すことができることです。

これはやまびこと言います。

この能力があるため直接攻撃することは難しいです。

シデの声優

サマータイムレンダのアニメでシデの声優を担当しているのは、小西克幸(こにしかつゆき)さんです。

小西さんは和歌山出身ということで、和歌山弁を話すことが嬉しいと話しています。

声優さんたちには和歌山弁の方言指導がありましたが、小西さんも指導の方にまわり活躍されました。

小西克幸さんの主な担当作品は以下です。

• ヘタリアのアメリカ役
• 鬼滅の刃の宇髄天元役
• ゴールデンカムイの鯉登音之進役
• 東京喰種の亜門鋼太郎役

今後のご活躍も楽しみですね。

【サマータイムレンダ】シデは最後に死亡する？

引用元：TVアニメ【サマータイムレンダ】公式サイト

結論から申し上げますと、慎平達を何度も追い込んだシデは、最後死亡しました。

詳しく見ていきましょう。

シデの最後は慎平と潮にハッキング弾を撃たれて死亡

竜之介と離された慎平は竜之介が抑えてくれていた痛みのダメージが全て慎平自身に与えられ、からだの崩壊もはじまりました。

そんな慎平を見たシデは自分の勝利を確信して油断してしまいます。

その時、潮が作ったハッキング弾を使用したライフルでシデは打たれてしまいました。

シデの鎧が剥がれ、シデの鎧と本体は消滅してしまいついに倒すことができたのです。

長い戦いは終わり、シデは最後に死亡しました。

シデにはやまびこの能力があるため直接攻撃も難しく、どうやって倒したらいいんだと視聴者さえも絶望させるほどの強さでしたね。

【サマータイムレンダ】シデの印象深いセリフ3選！

引用元：TVアニメ【サマータイムレンダ】公式サイト

シデといえば和歌山弁でいつも落ち着いており、冷静な話し方が特徴です。

そんな話し方で相手を挑発していくのも多いシデですが感情を高ぶらせたり、挑発するような名言があります。

気になるセリフをまとめてみました。

セリフ①「ガキ共が。この私のエンディングを変えられるとでも？」

シデの印象的なセリフの1つ目は「ガキ共が。この私のエンディングを変えられるとでも？」です。

このセリフはコミックス10巻の#099話、アニメ18話で言われました。

日都神社で雁切真砂人に慎平がシデの正体について、迫ったシーンです。

他の仲間たちが近くに待機しており慎平の銃声を合図に攻め込む作戦でしたが、全員で攻めている間にシデが矛で慎平を刺し殺してしまう時にシデが言い放ったセリフでした。

セリフ②「タラレバは無意味ですよ。今を俯瞰しなければ」

シデの印象的なセリフの2つ目は「タラレバは無意味ですよ。今を俯瞰しなければ」です。

このセリフはコミックス12巻の#119話、アニメ22話で言われました。

海の上で慎平、潮がハイネとシデと対峙したときのシーンです。

野良たちに囲まれた潮は一瞬でハッキングをし、シデの鎧さえも吹き飛ばします。

慎平と潮の考えを読んでいたハイネがピンチが近づき、あの時殺していればと後悔を口にした時放ったシデの言葉です。

どんなときでも冷静なシデの様子が分かります。

セリフ③「知っていれば対策できる。いっつも君がやってたことや」

シデの印象的なセリフの3つ目は「知っていれば対策できる。いっつも君がやってたことや」です。

このセリフはコミックス13巻＃136話、アニメ24話で言われました。

シデの鎧を竜之介が乗っ取る作戦で、シデの拘束に成功したと思ったその時竜之介は弾き出され拘束されてしまいまい、慎平や視聴者に絶望を与えた時のセリフです。

シデは300年も生きてきているからこそ本当に冷静に戦っていますよね。

【サマータイムレンダ】シデは黒幕確定？まとめ

引用元：【サマータイムレンダ】公式X(旧Twitter)

今回は、サマータイムレンダのシデが本当の黒幕なのかについてまとめした。

結論から申し上げますと、シデは黒幕で確定です。

シデの黒幕まとめ

見た目も不気味で手強い相手なシデですが、こんなに手強いからこそ視聴者にドキドキハラハラを与えてくれる大事なキャラクターです。

シデの不気味さやアクションをもう一度楽しみたい方、まだ見たことがない方もサマータイムレンダぜひご覧ください。

最後までお読みいただきありがとうございます。