【ワンピース】天竜人とは?なぜ偉い?メンバーやシャンクスとの関係は?

人気アニメ「ワンピース」にて最も権力も持っているのは世界貴族である天竜人(てんりゅうびと)ではないでしょうか。

ワンピースの数ある謎を解くには、天竜人の存在は大きく関わってくることでしょう。

「天竜人とは?なぜ偉い?シャンクスとの関係は?」

「天竜人のメンバーの名前は?一覧で知りたい!」

今回は天竜人についてまとめていきます。

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目次

【ワンピース】天竜人とは?

天竜人とはワンピースの作中において世界最高権力に位置付けられる一族のことです。

世界貴族とも呼ばれる天竜人は世界の秩序(ちつじょ)を守る世界政府を作った一族の末裔(まつえい)です。

絶対的な権力を有しており、天竜人の行いはすべてがゆるされ、正当化されてしまいます。

本編や映画にまでも登場しているキャラクターで、ワンピースの今後の展開に大きく関わる存在です。

ワンピースのキャラクターの中でも最高権力をもつ天竜人の特徴や何故えらいのかなどをチェックしておきましょう。

創造主の末裔

天竜人は800年前に世界政府を作ったとされる20ヶ国の王の子孫であるとされています。

先程も紹介したようにワンピースの世界の秩序を守る存在の世界政府を作った創造主(そうぞうしゅ)の末裔が天竜人なのです。

世界政府設立にともない、創造主の王たちはみずからが治めていた国を他の王族に明け渡し、現聖地マリージョアに移住したのでした。

しかし創造主の王たちの内1人の王は聖地マリージョアに移り住むことをこばみました。

それがネフェルタリ家(現アラバスタ王国の王家)だったと言われており、聖地マリージョアには19人の王が移住したとされています。

しかし世界政府の創設にいたる経緯は世界政府がせんさくや調査を禁止しています。

ワンピースの最大の謎である「空白の100年」が世界政府創立に大きく関係していることは間違いなさそうですね。

聖地マリージョアに住む

天竜人は「聖地マリージョア」と呼ばれる聖域(せいいき)に住んでいます。

世界政府の中心地でもあるその場所は本編でもくわしく明かされておらず、謎多き場所です。

聖地マリージョアは「赤い土の大陸」(レッドライン)の上空に存在し、世界の中心にして、最も大きい場所です。

4年に1度、世界政府の加盟国の王たちがマリージョアに集結して世界会議(レヴェリー)が開かれる場所でもあります。

しかし聖地マリージョアは世界貴族しか住むことがゆるされていません。

マリージョアはたくさんの護衛(ごえい)や傭兵(ようへい)が警戒態勢をしいています。

通常はかんたんに入ることは難しそうです。

天竜人の特徴

天竜人はワンピースのどの人種、種族よりも高い権威(けんい)であり、天竜人本人にもえらいという自覚があります。

そのため普通の人間や海賊、さらには魚人族(ぎょじんぞく)や巨人族(きょじんぞく)にいたるまで奴隷(どれい)として扱います。

その扱いは人を人と思わせないようなざんこくなものです。

民を「下々民(しもじみん)」と呼んでいます。

天竜人は他の種族と同じ空気を吸わないように、頭に大きなカプセル状のかぶりものをしています。

さらに全身も宇宙服のようなシルエットの服を着用しており、聖地マリージョア以外ではこの姿なのが特徴です。

また天竜人には独特な語尾にも特徴があります。

男性の天竜人は語尾が「~だえ」や「~ぞえ」と付け、女性の天竜人は「~アマス」や「~ザマス」と付けます。

敬称(けいしょう)として男性には「~聖」、女性は「~宮」と名前の後に着けられているのも特徴の1つです。

天竜人は弱い

天竜人は戦闘する能力はないと想像できます。

常に多くの護衛に守られています。

銃などで一般市民を撃つ描写はあるものの、戦闘シーンはありません。

さらに天竜人に危害を加えると海軍大将が軍艦(ぐんかん)を率いてやってくるのも作中では有名な話です。

海軍大将がこわいためどれだけ悪い海賊でも手を出そうとはしません。

実際シャボンディ諸島で人魚のケイミ―が連れ去られ、腹を立てたルフィが天竜人を傷つけた際には、海軍大将である「黄猿(きざる)」が軍艦を率いてやってきました。

普通の天竜人はたたかいませんが五老星(ごろうせい)は違います。

登場時は刀を所持していたり、顔に古傷があるなど戦闘能力があると想像できます。

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【ワンピース】天竜人はなぜ偉い?

引用元:「ONE PIECE」公式サイト

天竜人は世界政府を作った20ヶ国の王の末裔です。

この出来事が英雄と呼ばれるゆえんです。

それまで統率のない世界が天竜人の先祖により、法ができ、秩序ある世界になったのは間違いありません。

今では加盟国は170か国にも及びます。

さらに世界政府が有する海軍は「絶対正義」をかかげ、世界中の海の治安維持(ちあんいじ)を行っています。

大海賊時代のワンピースにおいて、民は平和と安全を守ってくれる世界政府と海軍はなくてはならない存在といえます。

したがって、世界政府の創造者の末裔である天竜人にはだれも逆らえないのです。

世界を救った英雄の子孫

天竜人は世界政府を創設した20人の王は英雄(えいゆう)とまで言われています。

世界に安定をもたらしたのは天竜人の先祖といっても過言ではありません。

海賊も山賊もいる時代に正義の軍隊が存在するのとしないのでは安心感に大きな違いあることは間違いありません。

英雄とうたわれた天竜人の子孫が、今や人を傷つけてもなんとも思わない心を待ってしまっているのです。

世界政府がついている

天竜人は世界政府に護られています。

その圧倒的な権力で天竜人以外の種族をさげすみ、私利私欲(しりしよく)を満たしています。

非人道的な行為を繰り返す天竜人は、世界中からぞうおの目を向けられる存在です。

しかしそんな天竜人に仕返しや口を出す人間はだれ一人として存在しません。

世界の治安を維持するための軍事勢力である「海軍」。

その海軍を統率する「世界政府」。

天竜人は世界政府を自由自在に動かす権力をもっています。

天竜人の権力は、海軍の最高戦力である海軍大将を一声で動かし、人も国も土地も気に食わないものは滅ぼす(ほろぼす)ことができるほどの力です。

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【ワンピース】天竜人のメンバー一覧!名前など詳しく解説

引用元:「ONE PIECE」公式サイト

天竜人は紹介した通り漫画では51巻の「497話」に初登場しました。

のちに天竜人は本編のみならず、映画にも登場しています。

本編にて一族全員が登場するのはまだまだ先だと思います。

今回の記事ではいままで登場した天竜人の詳しい紹介をしていきます。

五老星

引用元:「ONE PIECE」公式サイト

作中では単行本25巻に収録されている233話に初登場した五老星は、世界貴族である天竜人の中でも最も高い地位で、世界政府の最高権力者です。

五老星という名前の通り5人の老人のことを指しています。

聖地マリージョアのパンゲア城内にある「権力の間」にて、世界政府直属の諜報機関(ちょうほうきかん)である「サイファーポール」や海軍に命令を下しています。

ロビンの故郷である「オハラ」にバスターコールをかけたのも五老星の命令によるものでした。

五老星は天竜人ですが格好は先程紹介した天竜人の特徴とは異なります。

宇宙服のような服は身に着けておらず、全員が一般的なスーツ姿です。

口調も「~だえ」や「アマス」などの語尾はありません。そしてついにワンピース1086話にて五老星の名前と役職のようなものが判明しました。

トップマン・ウォーキュリー聖 法務武神(ほうむぶしん)
イーザンバロン・V・ナス寿郎聖 財務武神(ざいむぶしん)
マーカス・マーズ聖 環境武神(かんきょうぶしん)
シェパード・十・ピーター聖 農務武神(のうむぶしん)
ジェイガルシア・サターン聖 科学防衛武神(かがくぼうえいぶしん)

 5人の本名が登場しました。

特徴は全員が惑星(わくせい)の名前に由来しています。

  • トップマンの「マン」とウォーキュリーの「キュリー」で水星(マーキュリー)
  • イーザン・V・ナス寿郎聖の「V」と「ナス」で金星(ヴィーナス)
  • マーカス・マーズ聖はそのまま火星(マーズ)
  • シェパード・十・ピーター聖の「じゅう」と「ピーター」で木星(ジュピター)
  • ジェイガルシア・サターン聖もそのまま土星(サターン)

このように少し分かりにくい表現も含まれますが、全員が惑星から名前がきていることが分かります。

さらに五老星は革命軍で「ドラゴン」の次に実力を持つ「サボ」を相手に瀕死(ひんし)に追い込むほどの実力も持ち合わせています。

悪魔の身の能力者である可能性も高く、全員がゾオン系の能力者と予想されています。

最近では五老星のさらに上に「イム様」と呼ばれる人物が君臨(くんりん)していることも判明し、話題になりました。

これから登場回数が増えていくであろう五老星の動向からは目が離せません。

ロズワード聖

引用元:「ONE PIECE」公式サイト

ロズワード一家の主でありバーソロミュー・くまを奴隷としています。

シャボンディ諸島の人間オークション会場にてルフィが殴り飛ばした天竜人の「チャルロス聖」の父親です。

息子を殴り飛ばされ、海軍大将に増援要請(ぞうえんようせい)を命令したのもロズワード聖の指示によるものでした。

その後人間オークション会場にて、トビウオライダーズから飛び降りたウソップの下敷き(したじき)になり大けがを負いました。

その後は世界会議(レヴェリー)にて再び登場しました。

チャルロス聖

引用元:「ONE PIECE」公式サイト

ロズワード聖の息子です。

このチャルロス聖がこれぞ天竜人といった性格の持ち主です。

天竜人のイメージは彼からきていると言っても過言ではありません。

天竜人という地位と権力を利用し好き放題暮らしています。

単行本52巻では気に入った女性を妻と決め、無理やり連れ去りました。

彼女の婚約者(こんやくしゃ)である男性はチャルロス聖に撃たれてしまいます。

他にも重症患者(じゅうしょうかんじゃ)が目の前を横切ったため患者を蹴飛ばすなど卑劣(ひれつ)な行為が描かれています。

チャルロス聖はシャボンディ諸島のオークションにて人さらい屋によって連れ去られ、人間オークションに出品されてしまった「ケイミー」を買おうとしました。

ケイミ―が売りに出されるのを止めようとした、ルフィの友達であるタコの魚人の「ハチ」が止めに入ったところをチャルロス聖がハチを撃ったのです。

そのことに腹を立てたルフィはチャルロス聖を殴り飛ばす事件がありました。

再び登場した世界会議(レヴェリー)では魚人族も出席していました。

魚人族の中には王妃の娘にあたしらほし姫も出席しており、チャルロス聖は人魚姫のしらほし姫に目をつけたのです。

チャルロス聖はしらほし姫を奴隷にしようとしました。

チャルロス聖の奴隷によって乱暴に取り押さえられたしらほし姫でしたが、「ドンキホーテ・ミョスガルド聖」により殴り飛ばされることとなりました。

映画「ワンピースフィルムレッド」にも登場しており、これからの本編にも大きく関わるキャラクターの1人となっています。

 シャルリア宮

引用元:「ONE PIECE」公式サイト

シャルリア宮はチャルロス聖の妹で、父はロズワード聖です。

初登場はチャルロス聖とロズワード聖と同じシャボンディ諸島でした。

服装も、一般市民と同じ空気を吸いたくないため他の天竜人と同じく宇宙服のような容姿をしています。

父の奴隷である「デビル・ディアス」が逃げ出した際は容赦(ようしゃ)なく銃撃(じゅうげき)しています。

性格も父や兄同様、民を見下し平然と人間を殺す残虐性(ざんぎゃくせい)があります。

ジャルマック聖

引用元:「ONE PIECE」公式サイト

ジャルマック聖はルフィが幼少期時代に住んでいた島にあるゴア王国を訪れた天竜人です。

その日ゴア王国は世界貴族が来るため式典の用意をしていました。

ジャルマック聖を乗せた世界政府の船がゴア王国の近海に姿を現したその時でした。

ルフィの兄弟分であるサボが海賊旗をかかげ、船を出港させてしまったのでした。

その船を見たジャルマック聖はサボが乗った船を銃撃しました。

側近(そっきん)と思われる黒服の男がジャルマック聖に子供が乗っていることを告げると

「下々民が私の前を横切った」と言い、さらに銃弾を浴びせるのでした。

その銃撃によりサボは生死をさまようほどの重症を負い、一時的に記憶を失ってしまいます。

海賊旗をかかげているとはいえ、船に乗っている子供に容赦なく銃撃するジャルマック聖は非道な性格です。

ドンキホーテ・ホーミング聖

ドンキホーテ・ホーミング聖は元・王下七武海の海賊「ドンキホーテ・ドフラミンゴ」と元海軍中佐である「ドンキホーテ・ロシナンテ」の実の父親です。

ホーミング聖の性格は天竜人になかで「異端(いたん)」と言われるほど「人間らしい」性格の持ち主でした。

誰にでも分けへだてなく優しく、天竜人特有の語尾や容姿はホーミング聖にはあてはまりませんでした。

その性格はホーミング聖の妻も同じく、おだやかな性格でした。

ホーミング聖は天竜人でしたが「人間らしい暮らし」をするため権力と地位を捨て、世界政府の非加盟国のノースブルーに移住しました。

天竜人の身分を示すICチップを返却までして下界で暮らす決断をしました。

しかし一般市民の天竜人に対するイメージはまさにチャルロス聖のような悪い性格を思い浮かべます。

ホーミング聖は悪いイメージを持っている一般市民に対する考えが甘く、移住先の島民に正体がばれてしまい家族全員追われる身となってしまいました。

ホーミング聖は妻と子供たちだけでもマリージョアに帰還(きかん)させようと世界政府に要求したのですが、自己の都合によりICチップを返却したため、取り合ってもらえませんでした。

その甘さに気づいた時にはもうすでに遅かったのです。

ホーミング聖の妻は体調を崩し、そのまま亡くなってしまいました。

その後も一家は追われ続け、ついには捕まり拷問(ごうもん)を受けます。

自分自身を、家族を、我が子を天竜人に傷つけられた市民がその恨みをホーミング聖一家にぶつけたのでした。

ホーミング聖の最後は息子であるドフラミンゴに撃ち殺されてしまいます。

ドフラミンゴは元凶である父・ホーミング聖を殺し、その首をマリージョアに持ち帰ったと話しています。

ですが天竜人は「裏切りの一族」として二度と受け入れて貰えなかったそうで、その時にドフラミンゴはこの世界を牛耳り(ぎゅうじり)、この世の全て破壊すると決めたのでした。

ロシナンテは母譲り(ははゆずり)の優しい性格を持ちっており、のちに海軍元帥(かいぐんげんすい)となる「センゴク」に拾われ、海兵となるのでした。

ホーミング聖は市民から拷問を受けるも市民を罵倒(ばとう)することもなく最後まで家族への謝罪を述べていました。

さらにドフラミンゴから銃を向けられても「私が父親でごめんな。」と謝罪しています。

天竜人の中でも異端と呼ばれながら天竜人も同じ人間だと説き、拷問を受けても人を恨むことなく我が子の身を心配するホーミング聖は真っすぐな良心の持ち主だったと言えます。

ミョスガルド聖

引用元:「ONE PIECE」公式サイト

本名ドンキホーテ・ミョスガルド聖といい、先程思いやりのある良心を持つと紹介したドンキホーテ・ホーミング聖の親戚(しんせき)にあたる人物です。

王下七武海ドフラミンゴが支配していたドレスローザという国をかつて治めていた王の一族の末裔にあたります。

ミョスガルド聖はもともと非道で権力におぼれた天竜人でした。

しかし魚人島の王妃(おうひ)だった、「オトヒメ王妃」に諭(さと)されてホーミング聖同様「人間らしい」生き方を目指しました。

かつて聖地マリージョアを襲撃し、奴隷を解放した英雄「フィッシャー・タイガー」の亡きあと「タイヨウの海賊団」は「ジンベエ」を船長とし、進撃を続けました。

その凶悪性から世界政府はジンベエを王下七武海への加入を持ち掛け、ジンベエは承諾(しょうだく)します。

その結果魚人島は王下七武海ジンベエの縄張りという理由で海賊が襲うことも少なくなりました。

さらに捕らえられていた元タイヨウの海賊団だった船員や元奴隷は解放されることになりました。

それを知ったミョスガルド聖は解放された奴隷の中に自分が買った奴隷がいることを知り、軍艦を率いて奴隷を取り戻しに魚人島へ向かったのです。

しかし魚人島に向かう航路(こうろ)の途中、軍艦が難波(なんぱ)してしまい魚人島に流れ着いた時には船もボロボロで部下も全滅し生き残ったのがドンキホーテ・ミョスガルド聖だったのです。

当時はまだミョスガルド聖は天竜人以外を全て見下しており、集まった魚人たちに対し、発砲しました。

さらに 「ここは魚人臭くてかなわんえ。早くマスクを持ってこい。わちきの命を助けろバカどもめ。」と言い、銃を発砲しました。

その場には元奴隷の魚人も多くおり、彼らはミョスガルド聖に銃を向けたのです。

実際にミョスガルド聖の奴隷であった彼らは奴隷にされていた怒りに耐えられずミョスガルド聖に向け発砲したのでした。

しかしオトヒメ王妃は我が身を犠牲(ぎせい)にミョスガルド聖をかばったのでした。

オトヒメ王妃は元奴隷であった魚人たちを説得し天竜人は魚人島にて治療(ちりょう)を終え、マリージョアに帰還しました。

魚人島を去る前にミョスガルド聖は「家畜(かちく)の分際(ぶんざい)で飼い主に銃を向けた事を必ず後悔させてやる。」と言いました。

それを聞いたオトヒメ王妃は自らも地上についていくことを決意しました。

その出来事をきっかけにミョスガルド聖は心を入れ替えるのでした。

実際に改心したミョスガルド聖が単行本90巻907話にて再登場しました。

世界会議(レヴェリー)にてオトヒメ王妃の娘である人魚「しらほし姫」がチャルロス聖に狙われた際に、しらほし姫を救ったのがミョスガルド聖でした。

無理やり連れ去ろうとするチャルロス聖を殴り飛ばし周囲の人間に謝罪しました。

しかし、それでも怒りが収まらないしらほし姫の父「ネプチューン王」にミョスガルド聖は「リュウグウ王国(ぎょじんとう)に漂着(ひょうちゃく)したおろかな天竜人が私だ。亡きオトヒメ王妃にさとされ人間にしてもらった。全力であなた方の力になりたい。」と地面にひざをつき、謝罪の意を訴え(うったえ)ました。

ミョスガルド聖は自身の天竜人という身分と権力を役立たせたいと意気込んでいました。

天竜人特有の口調も現在は治っており、天竜人と同格ながら奴隷を一人ももっていません。

ホーミング聖にしかりドンキホーテ一族は良心を取り戻し、人間に寄りそう心の持ち主です。

ミョスガルド聖はオトヒメ王妃によって心を入れ替えたように、ホーミング聖もなにかきっかけがあり、改心したのかもしれませんね。

ミョスガルド聖は天竜人の地位と権力を使い、これからどう本編で活躍するか注目したいです。

カマエル聖

カマエル聖は映画「ONEPIECE FILM GOLD」に登場した天竜人です。

ワンピース最大のエンターテイメントシティ「グラン・テゾーロ」が舞台(ぶたい)となっている映画です。

天竜人が「グラン・テゾーロ」に訪れた理由は「天上金(てんじょうきん)」を受け取るためでした。

天上金とは天竜人に納めるお金のことを言います。

天上金によって滅びた国があるほどなので、恐ろしい額だと想像できます。

カマエル聖は政府公認の独立国家であるグラン・テゾーロから天上金を直接受け取るため訪れたのでした。

カマエル聖は天竜人独特の装いをしており、語尾は「~ゾエ」と付けています。

また首を左右にふるわせる仕草が大きな特徴です。

カマエル聖の服装や語尾から、他の天竜人と同様自分以外を見下す性格だと想像できます。

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【ワンピース】天竜人とシャンクスの関係は?

引用元:「ONE PIECE」公式サイト

シャンクスは主人公ルフィのトレードマークである麦わら帽子を託(たく)した人物です。

「赤髪のシャンクス」といえば海の皇帝(こうてい)と呼ばれる4つの海賊団「四皇」に名を連ねる大海賊です。

赤髪海賊団船長として新世界で旅をする大物海賊団の船長でルフィが海賊を目指したのもシャンクスの存在が大きく関係しています。

かつては海賊王ゴールド・D・ロジャーの船にも乗っていたという過去もあります。

そんなシャンクスが最近本編で多く登場し、とても重要で意味深な登場の仕方をしています。

シャンクスと天竜人との関係やロジャーとの出会いなどをまとめてみました。 

①シャンクスと五老星の関係

四皇と呼ばれるシャンクスはただの海賊ではないことは確かです。

その実力はもちろんのことロジャーの船にいた経歴、さらに最近ではシャンクスが五老星の接触するシーンがあります。

ワンピース単行本90巻907話のラストシーンにて、シャンクスが登場します。

その話では世界会議(レヴェリー)にて各国の王たちが聖地マリージョアに集まっていました。

シャンクスと五老星の接触には多くの謎があります。

1つ目なぜ五老星と会えるのかです。

天竜人の中でもさらに権力を持ち、その力は世界最高にもなる強大さといえます。

最高権力者である五老星が、シャンクスから話を聞くため時間を取っています。

五老星とシャンクスはどういう関係なのかが謎です。

2つ目は会話の中にあります。

それはシャンクスが五老星の行う政治に関わっていたともうたがわれる会話でした。

初めに五老星がシャンクスにたずねます。 

「なんの用かね?今は世界会議。立場上君は政治に関わるべきではないぞ。君だから時間を取った。」と話しました。

会話から、世界会議中である今は政治に関わるべきではないと、とらえると今までに数回か関わっていたことがあるのかも?と想像できます。

さらにシャンクスのために時間を取るということは今までも五老星と接触していたと考えられます。

その後シャンクスは五老星の問いにこう答えています。 

「ある海賊について話が…」

話の全容は明かされることなく次の話に進んでしまいました。

ある海賊とはだれなのか。

麦わらの一味なのか黒ひげ海賊団なのか、はたまたまだ登場していない海賊なのか真相は謎です。

さらにシャンクスと五老星についてもどんな関係なのか、シャンクスの目的はなんなのか。

シャンクスの正体はマリージョアに出入りできることから天竜人と言われていますが、謎は深まるばかりです。 

②ゴッドバレー事件

ワンピースで最近注目されている事件の1つである「ゴッドバレー事件」は天竜人とゴールド・D・ロジャーとかつての大海賊「ロックス海賊団」が大きく関係する、ワンピース歴でも最大級ともいえる大事件です。

ロックス海賊団にはシャンクスと肩を並べた元四皇の海賊「ビッグマム」や「カイドウ」、「白ひげ」若き日に在籍(ざいせき)していた最強、最悪の海賊団です。

このゴッドバレー事件はかつて「ゴッドバレー」と呼ばれる島で起きた事件のことで世界最強と言われていたロックス海賊団がこのゴッドバレーで壊滅(かいめつ)したという事件です。

この事件では「ロックス・D・ジーベック」率いるロックス海賊団が、ゴッドバレーに当時いた天竜人とその奴隷を襲撃(しゅうげき)したことから始まります。

そして天竜人とその奴隷を守るために海軍の英雄「ガープ中将」とゴールド・D・ロジャーが手を組み戦いました。

その結果ロックス海賊団は敗れ、解散することとなった事件です。

そこにいた天竜人とはだれなのか、なぜロックス海賊団は襲撃にいたったのか、ゴッドバレーとはどんな場所だったのかなどまだまだ明かされていない謎は多くあります。

さらにこの事件にはシャンクスも関わっていることが最近明かされました。

ロックス海賊団に勝利したロジャー海賊団は多くの戦利品を手にします。

その中宝箱になんと赤子のシャンクスが入っていたというのです。

それ以外のことはくわしく書かれていませんがそれも多くの謎を残しています。

生まれがウエストブルーのシャンクスがなぜ宝箱に入っていたのか。

シャンクスは誰の子なのか。

宝箱にシャンクスを入れた目的など、いまだ判明していません。

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【ワンピース】天竜人はクズ?

引用元:「ONE PIECE」公式サイト

天竜人はこれまで紹介した通り、権力におぼれ人を人とも思わないざんこくな性格はクズと言ってもいいでしょう。

作中でも醜く(みにくく)描かれており、言動も非道を極めています。

しかし天竜人の中にはホーミング聖やミョスガルド聖などの良心を持った天竜人も存在しているため、全ての天竜人がクズだとは言い切れません。

天竜人の最高位にいる五老星も世界政府も海軍もとうそつする実力の持ち主です。

さらに世界政府を創設した20人の創造者は世界を思い行動を起こしたのですから、人や国を思いやる心を持った人間性であったと想像できます。

しかし800年たった今天竜人は人間を奴隷や下民扱いし、世間からはぞうおの目を向けられています。

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【ワンピース】天竜人まとめ

今回は天竜人について詳しくみていきました。

天竜人のまとめ

  • 天竜人は世界最高権力に位置付けられる一族で、世界の秩序を守る世界政府を作った一族の末裔
  • 天竜人とシャンクスの関係は最高権力者である五老星と会うことができるが、まだまだ関係は謎
  • 天竜人は権力におぼれ人を人とも思わないざんこくな性格でクズ

天竜人は世界最高権力を持った一族として最近本編にも多く姿を見せ始めました。

さらにワンピース単行本90巻906話で登場した「イム様」と呼ばれる、五老星がひざまつくほどの人物が登場しています。

この世にたった1人の王はいないと意味を込めて最高権力者を五老星としているため、いるはずのないたった1人の王の登場に注目が集まりました。

先程紹介した五老星とシャンクスの関係や天竜人とロックス海賊団が引き起こしたゴッドバレー事件など、謎に満ちています。

これから登場回数も増加していくと思われる天竜人に注目が集まります。

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