マンガファンから愛されているボクシング漫画『はじめの一歩』は140巻に突入した今も連載されている長編漫画です。
そこで本作の主人公である幕之内一歩の現在について気になる方も多いのではないでしょうか?
「現役引退した幕之内一歩の現在は?引退撤回で復帰?」
「幕之内一歩の引退理由は?現役復帰する?」
今回は幕之内一歩の現在について徹底調査いたしました!
それでは、早速幕之内一歩の現在について詳しく見ていきましょう!
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【はじめの一歩】現役引退した幕之内一歩の現在は?
引用元:【はじめの一歩】100巻記念公式サイト
しばらく「はじめの一歩」を読んでいない方は、引退したら漫画自体終わるの?と思っているかもしれませんが、一歩は引退した後も鴨川ジムと強い関わりを持ったまま物語は進んでいるのです。
物語開始時点で16歳の高校2年生でしたが、現在作中では現在25歳になっている一歩。
現役引退した幕之内一歩の現在は鴨川ジムでトレーナーをしながら、実家の釣り堀屋の手伝いもしています。
また、かつて死闘を繰り広げたライバルたちが世界トップクラスのステージで戦っていくなど、昔からのファンも熱い展開が続いています。
現在①鴨川ジムでトレーナー兼セコンド
幕之内一歩はかつて指導を受けていた鴨川ジムで自身もトレーニングをしながらトレーナーをしています。
一歩はボクシング現役時代は世界ランカーでもあり、鴨川会長の厳しい指導に対して腐らず努力し続けました。
現在は自身もかつて指導を受けた鴨川ジムで自分も一緒にトレーニングしながらトレーナーを務めています。
自身がボクシングを始めた頃と重なるような新人ボクサーたちに彼の経験と技を教え込むことで、新たなプロボクサーを育てようと一歩らしく真面目にトレーナー業を学ぼうとしています。
そもそもプロボクサーを引退したあとにトレーナーやセコンドという道を選んだ経緯も気になりませんか?
きっかけは木村や青木、板垣のセコンドを務める篠田の一言でした。
鴨川会長が入院してしまったことをきっかけに、鴨川会長は世界チャンピオンの鷹村のサポートに今後は専念してほしいという篠田の考えがありました。
そこで木村の試合を控えた時期に、篠田から一歩に対して「セコンドをやってみないか?」という相談に繋がります。
一歩としてはボクシングへの未練が出てしまうのではないかと葛藤しました。
考えた結果、プロボクサーとしてリングに立つ未練は断ち切れたと判断し、セコンドとして第二のボクシング人生に挑戦することを決めました。
そのことをきっかけに鴨川ジムのお馴染みメンバーのセコンドだけではなく、かつてのライバル千堂のセコンド手伝いとしてメキシコに付いていき、かつてインドネシアチャンピオンとして立ちはだかったウォーリーのリカルド・マルチネス戦のセコンドとして世界戦デビューするなど様々な物語と発展していきます。
現在②実家の釣り堀屋の手伝いもしている
幕之内一歩は母が経営している実家の釣り堀屋の手伝いもしています。
釣り堀屋は一歩の母が経営しており、彼の地元での人々の憩いの場となっています。
一歩は小さい頃から釣り堀屋の手伝いをしていて、ボクサーでありながら母の手伝いもしていました。
その反面、父を事故で亡くした後、気丈に頑張りすぎる母を心配していました。
また、本作のヒロインでもある間柴久美とは引退以降に釣りをしながら何気ない会話や相談などをする描写があり、引退を機に心の距離が縮まった様子もありますね。
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【はじめの一歩】幕之内一歩の引退理由は?
そもそもボクシング一筋の一歩がなぜまだまだ動ける段階で引退すると決心したのでしょうか?
幕之内一歩の引退理由は3つあると言われています。
幕之内一歩の引退理由
- パンチドランカー症の疑惑
- 格下の相手に負けたから
- 復帰戦での敗北
それでは詳しく見ていきましょう。
パンチドランカー症の疑惑
現役引退した理由の一つは、明確な診断はされていませんが、一歩自身がパンチドランカー症の疑いがあると感じたからです。
パンチドランカー症は、長期間にわたるボクシングなどの試合で頭部にダメージを受け続けた結果、認知機能の低下や行動の異常などの症状を引き起こす症状です。
一歩は元々器用なタイプではなく、異常なタフネスを持ったインファイタータイプのボクサーなので、試合のたびにボロボロになるほどパンチをもらっていました。
また、物語途中からはダウンしにくくなるタフネスさを持ち合わせる反面、倒れないことでダメージが分散せずに蓄積しているのではないか?という指摘も受けています。
ただ、結果としてはパンチドランカーはあくまで疑惑で明確にパンチドランカーの診断はおりませんでした。
格下の相手に負けたから
現役引退した二つ目の理由は、自分より格下と見られる相手に敗北したことが、大きな打撃となったからです。
この敗北は一歩にとって大きな打撃であり、彼の引退を決定づける結果となりました。
事の発端は、リカルド・マルチネスへの前哨戦として世界ランキング2位のゴンザレスと試合をすることとなった一歩は、惜しくも負けてしまいました。
この試合前の時点で「いつも以上のオーラがない」と鷹村から雲行きの怪しい指摘を受けています。
本来、世界戦の前哨戦ともなればいつも以上の仕上がりのはずですが、一歩はどこか集中しきれてなかったのかもしれません。
そんな激しいゴンザレス戦の後、一歩はかつてないほどの不調に陥っていたのです。
その影響で、格下とのスパーリングでもダウンを繰り返していました。
今までも似たようなことはあったため、そこまで気にしていない仲間たちでしたが、今までとは違う変化に気づいていたのはゴンザレス戦での異変にも勘づいていた鷹村だけでした。
医者による検査では異常はないとされた一歩ですが、鴨川会長は一歩がパンチドランカーの可能性を疑い、念のため休養を命じました。
しかし、一歩は自分の身体が回復することを信じ、しっかりと休息を取ることを決断します。
休養中の一歩は、新型デンプシーロールを打つための筋肉を鍛えることに専念しています。
そして、鴨川会長によるテストを無事通過した一歩は、復帰戦に向けて、カウンター対策と共に新型デンプシーロールの完成に着手することになりました。
復帰戦での敗北
現役引退した三つ目の理由は、休養後の復帰戦でダウンをもらい敗北したからです。
休養後、フィリピンのチャンピオンであるアントニオ・ゲバラとの対戦が一歩の復帰戦として決定しました。
ゲバラは19歳の若きサウスポーで、一歩にとって公式では初めての左利きの対戦相手となります。
フィリピンの貧民街から来たゲバラは、ボクシングのスーパースター、マニー・パッキャオを思わせるようなキャラクターで、彼は家族を支えるために戦い、多くの賞金を稼ぎ、彼らを救い出すことを誓っています。
そんなゲバラは一歩との戦いで世界の舞台に打って出る大きなチャンスと考えて、静かな闘志を燃やしていました。
そんな2人の思いが描写された試合は、お互いダウンを繰り返す試合展開になりました。
なんとか完成した新型デンプシーロールで試合を決めたい一歩でしたが、なかなかうまく機能することができません。
一歩は、新型デンプシーロールを見せることが恩返しであると信じているのでどうしてもそこに執着していましたが、その執着は鴨川会長の真の思いとはズレていました。
一歩のダメージが蓄積していく中試合は進行していくなかで、一歩が鴨川会長と一緒に世界の頂点まで行けないことを悟っている描写があり、「避けたと思ったパンチが避けられない、届いたと思ったパンチが当たらない」と言った自覚症状を心理描写で告白していきます。
その状態では、鴨川会長を世界に連れて行けないと思い、せめて一緒に作りあげた新型デンプシーの完成を見せることが最後の恩返しになるんだと結論付けたようでした。
一歩が4ラウンドに放った新型デンプシーロールは、新型の象徴でもあるデンプシーロールの横の動きから角度を変えて放つアッパーブローを放つも、完璧なタイミングでカウンターをもらってしまいます。
そのまま一歩が前のめりでダウンをもらったことで、一歩の復帰戦の敗北が決定しました。
この敗北を機に一歩はプロボクサー人生に終止符を打つことになりました。
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【はじめの一歩】幕之内一歩が現役復帰?引退撤回した?
一歩は今後トレーナーや釣り堀屋を中心に進み、ライバルや先輩後輩の姿を見守るだけで終わっていくのでしょうか?
現時点で幕之内一歩が現役復帰するか明らかになっておらず、「ボクシングに未練はない」とも発言していますが、物語の主人公が最終的にセコンドを務めるという予想はできません。
詳しく見ていきましょう。
現時点で現役復帰は明らかになっていない
幕之内一歩が現役復帰を果たすかどうかは、現時点では明らかではありませんが、現役復帰できるような描写はたくさんあります。
トレーナーとして、第二のボクシング人生を歩むという描写もあれば、かつてのライバルたちとスパーリングする際は胸が高鳴る描写もあり、一歩自身もどうしていくのか明確な答えが出ていないのが現時点の状況ではないでしょうか。
ただ、スパーリングの様子や現役のプロボクサーよりも練習を行う様子から周りの人たちが復帰を願っている描写が多く描かれています。
また、トレーナーだからこそ進化している部分もあります。
ヴォルグのパンチをミットで受ける際、かつてあれほど苦戦したホワイトファングをミットで軽々受けるだけではなくカウンターを合わせています。
それに加えて現役時代に取り組んでいたパワーリスト・パワーアンクルも続けているため、パワー・スピードも現役以上になっていてもおかしくありません。
このように復帰は明言されていないものの、いつでも復帰できるような描写はたくさん散りばめられています。
131巻ではボクシングに未練はないと答えている
幕之内一歩は131巻でボクシングに未練がないと公言しています。
彼のこの発言は彼がボクシングから完全に離れるつもりであることを示しているかもしれません。
元々、一歩がプロボクサーで目指すべきところは世界チャンピオンなどの明確なゴールではなく、「強さとは?」という定性的なゴールでした。
そのため、一歩にとってボクシングはかけがえのないものであることは間違いありませんが、「強さ」を知るための手段の1つとも言えます。
自身にとっては日本チャンピオンや世界ランカーになれただけでも成果としては十分すぎるという評価なのかもしれません。
このように、一歩は地位やランキングに対してモチベーションを保つタイプではないことが、このタイミングでの引退に未練はないと発言する理由だと考えられます。
主人公が最後までセコンドは予想できないため復帰の可能性あり
物語の主人公が最終的にセコンドを務めるという予想は難しいため、復帰の可能性もあると思います。
あくまで「はじめの一歩」は一歩のプロボクサー人生を描いた漫画です。
そのため、一歩が再びリングに上がる可能性は否定できません。
しかし、ただ現役復帰だけするとも考えられません。
引退していた期間で一歩が何を身につけてどのような進化を果たした上で現役復帰していくのかは、これからの物語で明らかにされるでしょう。
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【はじめの一歩】幕之内一歩の現在まとめ
引用元:【はじめの一歩】週刊少年マガジン公式サイト
現役引退した幕之内一歩の現在は鴨川ジムでトレーナーをしながら、実家の釣り堀屋の手伝いをしていました。
彼の現役復帰の可能性は未だ明らかにされていないものの、主人公の一歩が再びリングに上がる可能性は否定できないですし、このまま終わるはずがないというのが読者全員の思いでしょう。
現在はコミック140巻まで販売しており、今後も物語は続いていきます。
漫画の掲載時期として一歩がトレーナーになって5年が経過しているので、そろそろ復帰するのかどうか言及されるかもしれないので今後の展開は見逃せません!
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