【葬送のフリーレン】フリーレンとヒンメルは恋愛関係？出会いや指輪とは？再会は何話？

『葬送のフリーレン』に登場する主人公フリーレンと勇者ヒンメルは恋愛関係なのか気になる方も多いのではないでしょうか。

「フリーレンとヒンメルは恋愛関係？出会いはいつ？」

「フリーレンはヒンメルから結婚指輪を貰った？」

「フリーレンがヒンメルと死後再会したのは何巻何話？」

今回はフリーレンとヒンメルの関係を2人の視点から解説していきます。

フリーレンとヒンメルの関係について詳しく知りたい方は是非最後までお読み下さい。

【葬送のフリーレン】フリーレンとヒンメルは恋愛関係？

引用元：【葬送のフリーレン】公式サイト

フリーレンとヒンメルは恋愛関係ではありません。

フリーレンは、ヒンメルが死んでから初めて人間について深く知ろうとしますし、ヒンメルがフリーレンに対して何かしてくれていても、どこ吹く風といった感じです。

このことから、フリーレンはヒンメルに恋愛感情を持っていなかったと考えられますが、ヒンメルはフリーレンを恋愛対象としてみていたのではないでしょうか。

ヒンメルとフリーレンの関係についてフリーレン、ヒンメルの視点から解説していきます。

フリーレンはヒンメルの死から大事さを知った

フリーレンは1000年以上の寿命があるエルフの魔法使いのため、寿命が短い人間と過ごす時間はフリーレンの人生において、ほんの一部にすぎません。

10年間一緒に冒険をしたフリーレンとヒンメルでしたが、魔王討伐が終わってからは別々の道を歩くことになります。

別れるときに、この日に見た半世紀流星群(エーラ流星)が再出現する50年後に再会することを約束しました。

時は流れて、フリーレンは約束通りに王都に住むヒンメルを訪ねますが、50年ぶりに再会したヒンメルには、以前の面影がありません。

老いたヒンメルと他の仲間たちは、フリーレンと一緒に前回よりも綺麗な半世紀流星群が見える場所まで、1週間かかる道のりを冒険に出ることになります。

辿りついた目的地で美しい半世紀流星群を見たヒンメルは、フリーレンに「最後にとても楽しい冒険ができた」と感謝の言葉を伝えます。

それから程なくして、王都に戻ったヒンメルは、高齢のために最後を迎えました。

ヒンメルの葬儀では、参列者から「仲間なのに悲しい顔ひとつせずに薄情だ」と苦言を呈されたフリーレンですが、「たった10年しか一緒にいなかったのに、何も知るわけがない！」と思っていたヒンメルとの日々を思い出し、涙を流すのです。

ヒンメルについて関心を持たずに、知ろうと意識してこなかった自分を後悔し、ヒンメルのことがどれほど大事だったかを初めて思い知らされた瞬間でした。

ヒンメルはフリーレンを好きで大切だった？

ヒンメルが、フリーレンのことを好きで大切だったのは間違いないでしょう。

仲間というカテゴリー以上に深い愛情を感じる場面がたくさんありますので紹介します。

まず1つ目はヒンメルが蒼月草(そうげつそう)でフリーレンに花冠を作った場面です。

フリーレンが「花畑を出す魔法」を使ったときに、ヒンメルはフリーレンのために花冠を作って頭にのせてあげます。

また、ヒンメルの故郷には蒼月草という美しい花が咲くので、いつかフリーレンに見せたいと伝えるのです。

花冠を作ってあげ、さらには「いつか自分の故郷の花を見せてあげたい」なんて、好きな女性に対してしか言わないのではないでしょうか。

このことから、ヒンメルはフリーレンを好きだったと考えることができますね。

2つ目はヒンメルが冒険した先に自身の銅像を建てている理由です。

ヒンメルは冒険した先々で自分の銅像を建てるのですが、銅像を建てる1番の理由は「これから先も長く生きていくフリーレンが、将来ひとりぼっちにならないようにするため」なのです。

どこへ行っても、いつまでたっても、ヒンメルをそばに感じられるようにしていることに、心がギュッとなりますね。

これは、フリーレンのことが好きで大切にしていることに違いありません。

3つ目はフリーレンが風邪を引いたときのヒンメルの優しさです。

ヒンメルはフリーレンが風邪を引いて辛いときに、手を握ってずっとそばについていました。

好きでもない人が風邪を引いているとき、手を握ってまでそばにいるでしょうか。

ヒンメルがフリーレンのことを、とても大切にしているんだなと強く感じられるシーンのひとつでした。

【葬送のフリーレン】フリーレンとヒンメルの出会いは？

引用元：【葬送のフリーレン】公式サイト

フリーレンは全く覚えていませんでしたが、実はフリーレンはヒンメルと2回出会っているのです。

それぞれについて解説していきますね。

ヒンメルが幼い頃に森で遭難した時

フリーレンとヒンメルの最初の出会いは、ヒンメルが子供のころ、薬草を取りに森に入って遭難したときです。

ヒンメルが「もう2度と家に戻れないかも」と思ったタイミングで出会ったのが、フリーレンでした。

人里の方向を教えるだけで励ましの言葉ひとつかけてくれないフリーレンに対して、子供のヒンメルは最初「冷たい人」という印象を持ったと言います。

しかし、そんなヒンメルの気持ちがわかったのか、気まぐれなのか、フリーレンは「花畑の魔法」を見せました。

花畑の魔法をみたヒンメルは、生まれて初めて「魔法が綺麗」だと感じます。

実はこのとき、ヒンメルは不安な気持ちの自分を救ってくれたフリーレンに初恋をしてしまったのではないかと私は考えています。

ヒンメルがフリーレンを魔王討伐の仲間に誘った時

なぜフリーレントヒンメルは仲間になり、魔王を倒すことになったのでしょうか。

仲間になったきっかけは、ヒンメルがフリーレンに魔王討伐のための仲間になって欲しいとお願いしたからです。

フリーレンは「もうなん百年も魔族との実践はしておらず、戦い方も忘れてしまった。今さら魔王討伐なんて……」と過ぎ去った日々のことを伝えます。

しかし、ヒンメルは「過去ではなく、今どうするかの話しをしている」とフリーレンの背中を押します。

ここでフリーレンとヒンメルは仲間になり、10年の歳月をかけて魔王を倒すことに成功するのです。

【葬送のフリーレン】フリーレンはヒンメルから結婚指輪をもらった？

引用元：【葬送のフリーレン】公式サイト

フリーレンはヒンメルから指輪をもらったことがありますが、これは討伐成功のときにフリーレンが頑張ったご褒美として、なにかアクセサリーを選ぶように言われたフリーレンが適当に選んだもので、”結婚指輪”ではありません。

ただ、フリーレンがたまたま選んだ指輪は「久遠の愛情」という花言葉をもつ鏡蓮華で作られていました。

フリーレンが花言葉の意味を知ったのは、ヒンメルが死んでから随分後のことです。

フリーレンは「ヒンメルも花言葉は知らなかったはず」と言いますが、ヒンメルは知っていたと思います。

フリーレンがこの指輪を選んだときのヒンメルは、なぜか切ない顔になりますが、何も言葉は発しません。

しかし、片膝をついてプロポーズをするようなカタチでフリーレンの指にそっとはめてあげるのです。

フリーレンは何も考えていなかったと思いますが、ヒンメルからしてみると、フリーレンと結婚したい気持ちをそっと心に秘めながら指輪をはめたのではないでしょうか。

なんだか複雑な想いに涙が出てきそうになります。

【葬送のフリーレン】フリーレンとヒンメルが再会したのは何巻何話？

引用元：【葬送のフリーレン】コミックス11巻

フリーレンとヒンメルが再会したのはコミックス11巻107話、アニメではまだ描かれていません。

かつてヒンメルたちと魔王討伐の途中で立ち寄ったことのある「女神の石碑」を再度訪れたフリーレン。

前回成功することができなかった女神の石碑の解読に挑みますが、その瞬間過去に戻りヒンメルたちと再会することになります。

そして続く週刊少年サンデー108話では、フリーレンは「女神の石碑」に触れたことで、時間が逆行したのではないかということに気付きます。

しかし、未来が変わってしまう可能性があるため、ヒンメルたちには相談せずに1人でフリーレンは考え込みます。

それを見ていたハイターは時間の使い方についてフリーレンに注意しますが、これまでどれだけ自分が悪くても謝らなかったフリーレンがすぐに「ごめん」と謝ったため、ヒンメルにもハイターにも驚かれます。

また、空を飛ぶことができるフリーレンですが、逆行したこの時代はフリーレンも含めて、まだ人類は誰も飛行魔法は使えませんでした。

今後、魔法の使い方についてもどのようにするかを考えるフリーレンですが、突如魔族と出くわしてしまい、空間転移魔法で空に吹き飛ばされてしまいます。

自由に魔法を使えればどうにかなりそうだと冷静に考えつつも、フリーレンは空から落下していくのです。

果たして、魔法を使うのでしょうか？

どのような展開になるのか、気になります。

【葬送のフリーレン】フリーレンとヒンメルは恋愛関係？まとめ

引用元：【葬送のフリーレン】公式サイト

フリーレンとヒンメルは恋愛関係にはありませんが、ヒンメルがフリーレンに対して恋心を抱いていたということは、フリーレンに対する行動から間違いないと思います。

一方でフリーレンにとって人間はすぐ死を迎える生き物という認識で、深く関わろうとしてきませんでしたがヒンメルの死によって、人間を知ろうとします。

ヒンメルが生きていたときに、もっと人間と深く関わろうと思っていたのならば、もしかするとフリーレントヒンメルは恋愛関係になっていたかもしれませんね。

今後の展開も楽しみに、最新話の更新を待ちましょう。